【アルゼンチン】フエゴ国立公園でのんびりハイキング(2019年12月23日)

オラー!

今回はアルゼンチンのウシュアイアからフエゴ国立公園にハイキングしに行きました!

 




昨日と全く同じ朝食を食べて、9時半にウシュアイアのバスターミナルへ。


この小屋でフエゴ国立公園行きのミニバスチケットを購入できます。

往復チケット900ペソ(≒1,643円)。

なかなか強気な値段。距離的には15kmくらいのはずなんですけどね。

地図ももらいました。

地図は後で国立公園入場時にももらえるんですが、この地図には帰りのバスのピックアップポイントと時刻が書かれています。帰りの便は16時30分と18時らしい。

行きは10時発で少し時間があるのでその辺をぶらぶら。

国立公園の方角のどんより具合がひどい。天気悪かったらやだなぁ・・・。

ミニバス会社の看板に写っているのは、世界最南端を走る鉄道です。完全に観光列車。

旅行者はけっこうみんなこれに乗るんですが、ボクはパスします。正直、キューバやマチュピチュで観光列車のしょうもなさにはうんざりしました。そんなもん乗らなくてもボクはもっと面白い鉄道にいっぱい乗ってますし。あと高い。片道2,100ペソ(≒3,833円)。

9時50分くらいになるとわらわらと客が集まって来ました。

ボクは「席が埋まったら困る」と思ってやや早めに来ましたが、ミニバスは何本も出るみたいだったので、多分9時50分に来れば大丈夫です。

10時5分くらいに出発して、国立公園の入口でいったん降りて、入場券を購入。560ペソ(≒1,022円)。

 

再度ミニバスに乗車して、Ensenada Zaratieguiと言う場所で降車。10時40分くらい。

客の大半がここで降ります。

ここには世界最南端の郵便局があるのです。これです。

これが郵便局・・・?って感じですが、郵便ポストもちゃんとあります。

狭い郵便局内には絵葉書や土産物がずらり。

 

お目当てはこれ。世界最南端の郵便局記念スタンプ。150ペソ(≒275円)。

思ったより豪華だった!

パスポートにおしてもらっちゃったけど、日本に入国する時に怒られないかな、バレないと良いな。入国を切り抜けてもパスポートの切り替え手続きの時に怒られそうな気がします。

さて、ここからトレッキングスタート。

 

海(ビーグル水道)を左手に見ながら歩きます。

天気回復してきた!郵便局あたりまでは寒かったんですが、日が差すと少し暑いです。

道はおおむね整備されていて歩きやすい。

時々ビューポイントへの分岐などがありますが、基本的に一本道です。

でも道に動物の糞が多いな~と思ってたらお前か。

馬の糞は割とずっと落ちていました。毎日この道を行き来しているんでしょうか。

人もさほど多くないし本当に良い場所。

 

最初はのんびり歩いていたんですが、1時間くらい経ったところで水色ジャケットのノッポなおっさんを追い抜いたら抜き返されてヒートアップしてしまい、後半1時間はけっこうマジで歩き通しでした。

あの水色ノッポめ・・・!結局、ずっと背中は見えていたけど追いつけませんでした。

 

郵便局からちょうど2時間でAlakushと言う休憩ポイントに到着。約8.5kmでした。

 

Alakushは大きなビジターセンターみたいな建物で、中にはしっかりしたレストランや国立公園の解説スペースなんかがあります。

レストランにも展示にも用はありません。トイレに寄っただけです。

水色ノッポはどうやらここで後続のツレを待っているようでした。もうペース乱されるの嫌なんで、どうぞお連れさんとレストランでのんびりしてて下さい。

ボクは持参したパンを一掴み食べて、再出発。

ずーっと水のある景色で気分良い。

ハイキング道はほぼずっと車道と並行して走っているのですが、車道はここで終了

 

そしてこの車道は、アルゼンチン国道3号線と言うブエノスアイレスから続く道の終点であり、さらにはパンアメリカンハイウェイと呼ばれる南北アメリカ縦断道路(始点はアラスカのフェアバンクス)の終着点でもあります。

ブエノスアイレスから3,079km、アラスカから17,848km・・・!ロマンてんこ盛りかよ。

ハイキング道はもう少しだけ続きます。

 

ハイキング道の終着点はここ。

柵と「これより自然保護区」の看板があるのみ。ちょっと寂しい。さっきの国道終点が事実上の終点なんでしょうね。

ハイキング道終着点からの景色。

さて引き返すか。

と言っても、帰りのバスはさっきの国道終着点から16時半発。まだ15時なんですよね。

出来るだけ周辺をうろうろして時間をつぶします。

 

15時30分、国道終着点のバス停に到着してしまいました。

あと1時間もある・・・。

しかしまぁ、近くにトイレはあるし、日差しが温かくて寒くはなかったので、残りのパンを食べながらベンチで待つ事に。

隣にかわいいトリさん来た(*´ω`)

 

ミニバスは16時25分に来ました。どうせ遅れるだろうと思っていたらむしろ早かったと言う。

 

17時30分、ウシュアイアのバスターミナルに戻って来ました

トータルの歩行距離は15.6kmでした。起伏は少ないし景色は良いしで、ゆるゆる楽しいハイキングコースでした。

宿に戻るまでにレストランを探しましたが、時間が微妙だからか、あるいは月曜だからか、目を付けていた店が軒並み閉まっています。時間的にもう探し回るのも面倒だったので、宿の近くにある店にテキトーに入りました。

 

ロモ・プレート。400ペソ(≒733円)。

・・・・・・・・・は????????このショボいの何????????

400ペソと言うと、物価高めのウシュアイアでもスープとメイン料理、更にデザートくらい食べられる値段です。ちなみに2日前のメヌーは390ペソでした。で、これは何??????

とりあえずポテトは揚げたてだけど、肉は焼いてあったのを温めなおしただけ、しかもペラッペラで量も少ない。とんでもないボッタクリ店じゃないか。こんなハズレを引いたのは久しぶりです。

そんなわけで、追いカップ麺も致し方ないわけですよ。

くそぅ、最後にケチが付いた。

 

明日はプンタアレーナスに戻ります。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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