アルゼンチンのウシュアイアからチリのプンタアレーナスに戻り&クリスマス休暇(2019年12月24日~25日)

オラー!

今回はアルゼンチンのウシュアイアからチリのプンタアレーナスにバスで戻りました!

今回の移動。前回の移動と全く同じバスとルートです。




7時20分に宿を出て、ウシュアイアのバスターミナルへ向かいます。

この数日で一番良い天気ですな!ま、昨日もギリギリ良かったからよしとしましょう。

7時30分ちょうどにバスターミナルに着くと、もうBus-Surのバスは来ていました。

 

買っておいたチケットを見せて乗車。乗車時にチリの入国カードをもらいました。

国境の名前を先に書いておいてくれている・・・!超親切。入国カードで国境名を書かされる国はチリ以外にも割とあるんですが、国際バスで移動するのに国境名なんか知るかって話で、誰かに聞かないといけないし、聞いても聞き取れなかったりスペルがわからなかったりするので、微妙に億劫で嫌な項目でもあるのです。Bus-Surの好感度が爆上がりです。

バスはUSBの充電ポート付き。クーラー吹き出し口の横についているので、あちこちで天井からケーブルがプラプラする感じになります。なんか気になる。

バスを作る側としては配線しやすいのかもしれないけど、使い勝手は最悪だよなぁ。手持ちの充電ケーブルが短い人なんか、スマホをどこにも置けないし保持も出来ないしでおろおろしています。

バスの座席に書かれていた、緊急連絡先。チリは救急車が131、消防車が132・・・って、慌ててたらなんか間違えそう。大丈夫なのかな。

 

バスは予定通り8時に出発。広い平野が続くフエゴ島を走ります。

出発1時間くらいで、往き(プンタアレーナス⇒ウシュアイア)時にも寄ったベーカリーカフェで休憩がありました。どっち向きでもここに寄るのは確定なのか。バス会社のお偉いさんの親族が経営してるんでしょうか。

ボクは面倒だったので降りませんでしたが、ウシュアイア⇒プンタアレーナスのルートはここが唯一の休憩ポイントなので、必要な人は昼飯を買っておくと良いです。

 

順調にアルゼンチンを出国して、チリに入国。

チリは、入国時に“PDI”と大きく書かれたレシートのような紙をもらいます。一切説明が無いのですが、行く先々のホテルでパスポート共に「PDIある?」と聞かれるので、チリを出国するまでこの紙は捨ててはダメです。ボクは1回目のチリ入国時、その事は知りませんでしたが、『とりあえず国境でもらった紙は出国まで保管しておく』と言う習慣があったのでセーフでした。

チリ国境を通り過ぎると。往きとまったく同じお菓子が配られました。

さっき、バスのスタッフがこのお菓子を4,5個ほどイミグレ職員に渡しているのが見えました。賄賂だ!賄賂だ!(‘□’)」

15時30分、船着き場に到着。

・・・船がいない。往きはまるで待っていたかのように船がそこにありましたが、あれはたまたまタイミングが良かっただけなんですね。

20分ほど待つと船がやって来ました。

 

船着き場に着いた時は小雨がぱらついていたのに、20分で晴れ出しました。

今の時期のパタゴニアってずっとこう言う天気なんだろうなぁ。

乗船!

船にテンション上がるバスの乗客たち。

まぁ何回乗ってもテンション上がりますけどね船は。

 

船の運賃表を発見。

たたたた高い!プンタアレーナス⇔ウシュアイア間のバスの片道チケットが35,000ペソ(≒5,115円)で「やたら高いなぁ」と思ってたけど、その半額近い16,400ペソ(≒2,397円)は船賃だったのか・・・。

30分ほどで対岸に到着。

 

海を渡っても、割と景色は同じです。

なんか進撃の巨人に出て来そうな景色だな・・・なんて。あっちはもう少し木が生えてるような気もする。

18時半、プンタアレーナスに到着

往きより30分早かったです。

前滞在した時には無かった出店が並んでいます。

クリスマスマーケットとかかな?気にならなくもないけど、早く宿に着きたいので遠くから見ただけ。

前と同じ宿にチェックインして、宿の数軒隣にあるレストランへ。

 

レストランって書いてあったけど、カウンターでは熟女の皆さんが飲みながら客としゃべってるので、まるでスナックです。

でもメニューを見るとサンドイッチとかコーヒーとかもあるので、カフェっぽくもあります。そしてまともな食事メニューもあります。いろいろ兼ねててすごい

しかし不愉快なマットだな。いえこっちの話です。分からなかったら気にしないで下さい。

 

サーモンプレートみたいなやつを頼みました。8,000ペソ(≒1,169円)。

鮭でけぇ!!!

そういや、日本のスーパーで見かける輸入物の鮭ってたいていノルウェー産かチリ産だったな・・・。

ものすごく脂が乗ってる鮭だったんですが、残念なことに焼き過ぎでやや固くなっていました。でもうまい。

そういやクリスマスイブなので、ケーキじゃないけどパン屋でアルファホールを購入。850ペソ(≒124円)。

アルファホール

 

クッキー部分はザクザクしていて塩味が効いていておいしいけど、中のクリームがちょっと少ない。

 

あんまり書く事が無いので、12月25日分もまとめて書いちゃいます。朝はパンとサーディン缶、ハチミツ。

この丸くて平たい固いパンはチリ特有のような。

午前中はまるまる、パタゴニア中盤~終盤の予定を固めていました。1月はやっぱりハイシーズンで大変です。でも半日つぶしたおかげで先が見通せました。ウシュアイアはネットが酷くて何も調べられなかったので、プンタアレーナスで今日1日挟んでおいて正解でした

午後から外出。

どこもクリスマス休暇で閉まっています。まるで正月みたいな雰囲気。

あちゃー、スーパーまで閉まってた。ヨーロッパみたいだなぁ。

昨日見かけたクリスマスマーケットも、もう出店は跡形もなく撤去されていました。

人の少ない町を散歩。

前にどこかでも書いたかもしれないけど、人のいない町を見ると、ドラえもんの大長編のアニマルプラネットを思い出します。みんなどこにいるんだろうってくらい人が歩いていなくて、時々、上下アウトドアウェアを着た旅行者が歩いているのが、遠くの交差点に見えたりします。

飲食店はちょいちょい開いているので、適当なレストランに入りました。

 

テレビのニュースになんか只事じゃなさそうな映像が流れているな・・・とよく見たら、2週間前に滞在したバルパライソが焼けて黒い瓦礫の山になっていました

どうも今日の午前中?に燃えたみたい・・・。生中継(今14時半)では鎮火しているようでしたが、尾根がまるごと1つ焼けたみたいでした。

9,000ペソ(≒1,315円)のメヌー1品目、サラダ。

エビの身がちょっとのっかってる!でもサラダ自体はキャベツばっかりと言う。

2品目、よくわからずに頼んだもの

この匂い・・・マトンか!そういえばマトンのスペイン語は覚えてなかったです。だから聞き取れなかったのか。

匂いはかすかにマトンですが、ほとんど臭くないし柔らかくて美味しいマトンでした。付け合わせのポテトのマヨネーズ和えも間違いない美味しさ。

そうか、マトンはコルデロ(Cordero)か・・・。

今日のは美味しかったから良いんですけど、基本的にマトンそこまで好きじゃないと言うか、チキンかマトンか選べるなら5回中4回はチキンを選びたい方(たまに気まぐれが起きる)なので、ちゃんと覚えておかないと。コルデロコルデロ

 

ここからはパタゴニア北上です。明日はプエルトナタレスに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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