【そろ日和ゼロ】ベトナム・カンボジア11日目(2008年4月4日)

朝6:45のバスに乗ってサイゴンへ。バスに乗る前にリエルを使い切ってうれしくなる。でもまだ食べたいものたくさんあったよなー。米系のものとか、そうめんみたいなんとか、パンもいろんな種類あったし、屋台のぶたまんぽいのとか、売り歩いているビスケットとかせんべいとか、謎の揚げものとか。シェムリアップはなんだかんだ言って種類が少かったけど、プノンペンは種類も屋台の数もすごい。さすが首都。

唐突に食欲が爆発していますね。日に日に余裕が出てきているのが分かりますw

日記では触れていませんが、朝食に薄切りの豚肉が乗ったそうめんのような物を食べたようです。

国境では、往時よりスムーズに事が進んだ。往きはツアーバスが何台も同時に到着したからかな。

国境周辺の景色とイミグレ。国際バスだと、バスの添乗員が乗客のパスポートを回収し、出入国手続きをまとめてやってしまい、国境を越えてから返却、という手順でした。

往きと同様、この時もパスポートを回収されて国境越え。添乗員からパスポートを返してもらう時、大声で名前を呼ばれるんですが、

添乗員「あー…ヨ、ヨシダ!

ぼく「あ、はい(挙手)」

男性『あ、はい(挙手)』

ぼく&男性「『!?!?Σ(‘ω’)』」

日本人3人組が同じバスに乗ってるなとは思っていましたが、まさか国境で吉田被りするとは思いませんでした。これが病院だとフルネーム呼ばれるまで返事しませんが、吉田歴19年のぼくもさすがに油断してしまいました。しかも1回目のヨシダはぼくじゃありませんでした恥ずかしい!

13時半頃にはサイゴンに着く。サイゴンに着いて驚く。あれ、こんな所だっけ?10日前は(ボられたせいもあるけど)町の雰囲気もすごく騒がしくて危険な風に感じていたけど…いいとこじゃん!きれいだし広いし。プノンペンの方が、道端に危なそうな顔した人たくさんいたよ!

あぁ確かに、サイゴンよりプノンペンの方が治安悪そうだわ。納得。10日でレベルが10は上がってるわ。

サイゴン(ホーチミン)に戻って来た時の明るさ?のような感覚が忘れられません。10日前は雰囲気に圧倒されながらおっかなびっくり歩いていた得体のしれない怖い都市だったはずが、戻ってきたら(バイクの騒音はあるものの)活気のある普通の都市に変わっていました。この時初めて、自分のレベルアップを実感しました。

とりあえず、到着したシンカフェ周辺で宿探し。変にうろつくより、旅行会社(シンカフェ)周辺で探した方が良さそうだ、というバックパッカーの基本が身に付き始めています。

荷物を置いて、カメラだけ持ってベンタイン市場へ。市場に行く途中、公園沿いで(前回ぼったくりに出会った場所)またバイタクのおっさん(前とは違う人だけど)が日本語で話しかけてくる。『これからベンタイン市場に行く』と言うと『危ないからやめておけ』と言う。てきとうにおっぱらった。

レベルが!レベルが爆上がっている!「危ないから行くな」などと嘘をつく初級レベルのバイタクなど、もはや相手にならなくなっています。

やはりベンタイン市場は全く危ない場所なんかではなく、たくさんの観光客がガイドブック片手に無防備に買い物していた。きれいで広い。

「きれいで広い」とさっきから度々出て来ます。カンボジアと比較して一番わかりやすい違いがその2点だったと思われます。

生春巻きと、つくねのような物体を食す。35,000ドン。あっさりしていておいしい。謎のつけダレがまた美味。

35,000ドンは当時のレートで言うと220円ほど。観光地価格ではあったんでしょうけど、それでも十分満足。

サイゴンは実はプノンペンよりもシェムリアップよりも赤道に近いことを今日知ったわけだが…どう考えても涼しい。14時台に出歩けるもん。日焼けで真っ黒の人も少ないし。てゆーかここの人の方が今の自分より白い気が(汗)

そこらへんのカフェに入ってココナッツアイスとコンデンスミルク入りコーヒーをたのむ。コーヒーは大半氷。サギだろ…。ココナッツアイスは、ココナッツの中身をくりぬいた殻にアイスを入れたもの。24,000D(他のアイスの倍)。内側にうすくはりついている身とアイスをいっしょに食べる。なかなかおいしい。

なんでこんな贅沢しているかと言うと、お金が余ってるんですよ。10日前は食事もろくにとらないくらい切り詰めていましたが、帰国前日になったら余っていました。もう少し旅慣れていたら、市場飯ではなくちょっと良いレストランで良いベトナム料理を食べるところですが、この時のぼくが思い付けた最大の贅沢が「カフェで一番高いアイス」でした。

この時のアイスは美味しかったのはもちろん、それ以上に勝利の味がしました。

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