本記事は「そろ日和ゼロ」ということで、過去の紙に書いていた日記帳から書き起こした記事です。
タイトルにある通り内容は10年以上前のものですし、当時は自分のメモとしてしか残していなかったため、情報の信憑性も全くありません。読み物としてお楽しみください!
当時の日記の文章はこのような形で表記します。
それ以外の文章は、書き起こすにあたり補足・加筆した部分です。日記を読み返したところ、そのままではまったく情報が足りなかったので…(^^;
初海外旅「ベトナム・カンボジア」
渡航前と渡航準備
初の海外旅行は2008年の3月。あと数ヶ月待てば20歳になり10年パスポートを取れましたが、そんな待てるほど賢くなかったため19歳で初海外旅行へ。
日本から一歩も出たことが無かったのに、唐突に海外に行きたくなった理由も、また初渡航先としてカンボジアを選んだ理由も覚えていません。気付いたらカンボジアに旅行する算段を立てておりました。
当時は日本(関空)からカンボジアへの直行便は飛んでおらず、また日本では旅行先としてさほどメジャーでもありませんでした。考えてみれば、カンボジア内戦を引き起こしたポル=ポトが1998年に没してから10年しか経っておらず、世間ではカンボジアと言うとまだ内戦と地雷のイメージが強かったものと思われます。
それでも何故かカンボジアに行きたく、しかし「バックパッカー」という単語も「地球の歩き方」という本の存在も知らなかったぼくは、カンボジアへの行き方をネットで検索しました。
前述の通りカンボジア旅行と言うのはまだ一般的でなく、また当時のインターネット上に海外個人旅の情報なんて無いに等しく、あったとしてもバックパッカーという単語も知らないぼくが情報に辿り着けるはずもなく、唯一見つけられた有意義な情報は、Yahoo知恵袋でした。Yahoo知恵袋の見ず知らずの人いわく、「日本からカンボジアへの行き方は4つあります」と。
- タイから空路
- タイから陸路
- ベトナムから空路
- ベトナムから陸路
その回答者いわく「おすすめなのはタイまたはベトナムで乗り継いでの空路」。そして一番おすすめしないのが「酷い悪路で過酷な”ベトナムから陸路”」だと。
過酷だと言われて、燃えないわけがないじゃないですか。だって19歳ですよ?むしろテンション上がっちゃいますよ。そんなわけで、ぼくの初海外旅のルートは、Yahoo知恵袋の回答により決定しました。この回答者さんが嘘つきでない善意ある回答者さんで良かったです。
1日目(2008年3月25日)
まずは奈良の実家から関空へ。最寄り駅を5:37に出る電車に乗ったらしい。関空には7:16着。
関空には何回か来たことがありましたが、国際線ターミナルは初めて。
チェックイン後両替を済ます。当時のレートは1USD=99円。
日記には記載がありませんが、確かキッチリ500USDになるよう両替したはず。
出国手続きは思ってたより簡単。
どんなのを想像していたのかは不明ですが、簡単だったようです!乗ったのはキャセイパシフィックで香港経由。当時LCCなどありませんでしたからね。
香港空港の人は今まで使ったどの空港よりも感じが良かった。
香港空港の職員に最大の賛辞を述べていますが、19歳までに自力で利用した空港なんて片手で数えるほどしか無かったはず。特に乗り継ぎにも苦労しなかったよう。
ホーチミンのタンソンニャット空港には18時到着。当時の日記にも記憶にも無いんですが、日記に記録された残金を見るに、おそらく空港で手持ちの500USDのうち60USDを915,000ベトナムドンに両替しています。
タンソンニャット空港を出てすぐにタクシーを紹介されてぼられる。本当に自分の馬鹿さにあきれかえった。(中略)何が馬鹿かって、話しかけられた時点でぼったくりだなって気付いたのに断り切れなかった事。気が動転しているうちに言いなりになってた。騙されるのが悪いって、全くその通りだ。自分がマヌケすぎて(タクシードライバーを)恨む気にもなれない。
この時払ったタクシー代は300,000ドン(1,876円)でした。テンプレのようなベトナムの洗礼に遭いました(^^;
それにしても、当時のぼく、自分に厳しすぎでは?
この日、香港空港以降の写真はほとんどありません(多分余裕が無かった)が、なぜかホテルで鏡に向かって自撮りをしていました。
一見キレイっぽいホテルですが、ユニットバスでゴキブリが死んでいました。最初の1泊目だけネットで予約したホテルで、モヤモヤした夜を過ごしました。先が思いやられる!
コメント
世界一周のブログは、リアルタイムで読んでいました。お店が軌道に乗り、長期の海外旅行に行けると良いですね。名古屋に行く機会が有ればお店に行きます。
>>JUNさん
お久しぶりです!リアルタイムでコメント下さっていたこと覚えていますよ!
店はずっと自転車操業ですが、名古屋にいらした際はぜひお立ち寄りくださいませm(。。)m