【コソボ】アルバニア人の文化の中心プリズレンを町歩き(2019年6月21日)

みらでぃた!

今回はコソボのプリズレンを歩きました!

 

プリズレンとは

プリズレン(Prizren)はアルバニア人にとっての文化の中心であり、19世紀にはオスマン帝国からアルバニア人の独立を図るプリズレン同盟が結成された場所でもあります。※ここで言う”アルバニア人”とはアルバニアに住む人ではなく、民族としてのアルバニア人。

プリズレンでは、バルカン戦争の際はセルビア軍による虐殺が行われたり、コソボ紛争ではプリズレンの周辺地域が空爆されるなど、近代に入ってから動乱の多い街でした。コソボ紛争なんかは1998年~99年なので、当時ニュースになる事もあったんではないでしょうか。ボクは小学生だったのでまったく記憶にありませんが。

現在のプリズレンにはアルバニア人が多く住み、外国人観光客が多く訪れる歴史ある観光地になっています。




朝8時くらいから外出。夜は雨が降っていましたが、今日は良い天気になりました。

 

映画館・・・かな?20年前くらいは、日本にもこんな感じの小さい映画館が残ってましたよね。

 

まだ朝食を食べてないので、まずは朝食探し

カフェは多いのですが、イタリアと違ってカフェにはあんまり食べ物がありません。なのでパン屋みたいなのがあると嬉しいんだけどな。

パン屋ありました。

 

中にテーブルが5つほどあったので、店内で食べる事に。クロワッサン0.5ユーロ(≒61円)とマンティア1つ0.1ユーロ(≒12円)。

クロワッサンとマンティア

めちゃ安い。特にマンティア。

マンティアは、外側がやわやわしたパイ生地みたいな層で、中身がひき肉です。

マンティア

名前からして、中央アジア~トルコで広く食べられているマンティ(マントゥ)がルーツっぽいですね。これうまーい(*´ω`)

クロワッサンは普通だけど巨大。長さ方向なんかイタリアのクロワッサンの2倍くらいありそう。

中身にチョコが入ったチョコクロワッサンでした。

 

プリズレンの旧市街の方へ。

 

なんだか、日本の古い温泉街や町屋を東欧風にしたみたいな、不思議な印象を受けます。

 

ネコ鉢。

 

丘の上にあるプリズレン城跡(Kalaya)に行く事に。ルートがいくつかあります。

一番急なオレンジのルートで登って、緩やかな黄色のルートで降りる事にしました。

まだ市街地なのに既に坂です。

 

こんな場所にも映画館。

プリズレンでは毎年8月に映画祭が開催されているらしいので、映画への意識が高いんですかね。

 

坂はぼちぼち急ですが、プリズレン城はすぐ見えているので楽勝です。

 

プリズレン城到着。キレイに整備されていて公園みたいです。

 

坂をのぼってきたと言う事は、当然景色が良いわけですよ

一面に広がる赤い屋根。

あれが一番大きいモスク。プリズレンの旧市街の中心です。

 

よく見ると屋根の赤色はけっこうムラがありますね。ほとんど焦げ茶みたいな色もあるし。遠くから見るとモザイク画とかになってたりしそう。

 

城内散策。

 

ここの屋根も赤い。

 

さて、帰りは遠回りの道を下ります。

 

街からさほど離れてないのに、意外と山深い。

 

道はずっと整備された遊歩道でした。

 

ウォーキングしている年配の方が多かったです。

 

下まで下って来ました。

 

プリズレンの町に入るちょっと手前に、湧き水の水汲み場を発見!

ボトルが空になりかけていたのでちゃっかり頂きました。

帰還。

 

もう少し散策しよう、とトルコ浴場とやらに行ってみましたが、閉まっていました。

 

リェヴィシャの生神女教会も閉まっていました。

この教会はセルビアが建てた教会って事で、コソボ紛争後に破壊や略奪が行われたようです。意外と原形は残ってるんだな、と思いました。

11時をまわって暑くなってきたので、いったん宿に避難。

 

宿で昼寝して、14時半にまた外出。

石橋とモスクがプリズレンの代表的な風景みたいです。

ネットで見たレストランは何故か見つからなかったので、適当な所に入りました。グラシュザワークラウトとパン。全部で3ユーロ(≒367円)。

ザワークラウトってこんなに皿にてんこ盛りする物だったっけ。でも暑いので酸っぱい物は美味しいですね。

グラシュは牛肉が入っていました。濃い味で美味しかった。なんとなくトルコっぽい味です。

パンは、水分多めで柔らかく、日本のパンみたいで親近感わきます。

 

その辺でアイス。0.5ユーロ(≒61円)

オレオ味を頼んだのに、スクープがイチゴアイスまみれのままだったから大嫌いなイチゴ味になってました・・・(ヽ´ω`)

 

川沿いのカフェは観光客だらけ。

 

イタリアで見たような観光車両。やっぱりちゃんとナンバープレートが付いています。

 

夜も写真撮りにちょっと外出。全然明るいけど20時をまわってますので、夕方じゃなくて夜です。

 

石橋の1つ隣の橋は、よくある縁結び橋になっていました。

 

明日はコソボの首都プリシュティナに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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