めるはば!
今回はトルコの首都アンカラのアンカラ城とアナトリア文明博物館に行って来ました!
朝食はサンドイッチ。チーズとトマト、あとなぜか生のピーマンが挟まっています。
具は謎だけど、ヒマワリの種がいっぱい付いたパンが美味しい!
もうひとつ、ギリシャとか東欧にあったような、白いチーズが挟まったパン。
元々は板状だったんですけど、食べやすいようにという配慮からか、袋を開けたらぶつ切りで入っていました。
パンもチーズも塩気が多くて食べづらかったので、試しにハチミツをかけてみたら超絶美味しいパンに変わりました。
サンドイッチとチーズパンであわせて7リラ(≒136円)。ほんとトルコは食べ物が安くて美味しい。
10時くらいに外出。昨日まったく動かなくなったGPSが気になっていたので、まずグーグルマップを起動してみたら、昨日うんともすんとも言わなかったのがウソみたいに、普通に動きました。
昨日4回スマホを再起動したり、できるだけ建物が無い所に行ったり、スマホを無駄に八の字にまわしてみたりしたボクの労力はなんだったんでしょう。まぁ直ったから良いんですけど。
宿から少し歩くと市場がありました。
もちろん覗きます覗きます≡\(‘ω’)/
中は、衣服関係オンリーの市場でした。
パンツや靴下が安かったのでここで購入。下着は物価が安い国で買うのが良いです。
アンカラのミニバスは妙にメタリック。
なんか走り屋さんみたいだな。
アンカラ城周辺は、昨日歩いた場所よりも落ち着いた、と言うか、古くからある下町のような雰囲気。
きっと、もともとはここが中心部だったんだろうな。
この通りも服屋だらけです。
服屋の大半は女性向け。トルコの女性はきっと衣装いっぱい持つんだろうな。
あれは市庁舎らしい。
アンティークカフェなるものを見つけたので入ってみました。
棚の中に、アンティークな物が無造作に放り込まれています。
よく見ると値札が付いているので、欲しかったら買えるんじゃないでしょうか。
店内の置物もアンティーク。
なんかこう、アンティークアンティークしたアンティークではなく、実家の倉庫から拾ってきたくらいのアンティーク具合が良いです。
ターキッシュコーヒー9リラ(≒174円)。
カッコイイ食器でやって来ました。
左がコーヒー、右がお茶菓子。
よく見ると、柄の無い湯飲みが、金属のカップに入るような形になっています。
金属は口に当たった時に違和感があるから、こっちの方が自然で良いね。
ターキッシュコーヒーは、底に大量の沈殿物が残るのが特徴。
沈殿物は苦いし口当たりも悪いので、飲まないのが普通みたいです。どこまで攻めて飲むかは個人差があって、けっこうもったいないくらい残す人もいます。ボクは貧乏性なのでギリギリまで飲みますが。
会計して、お釣りが返ってきた箱は宝箱みたいな形をしていました。
最初から最後までアンティークでした。
アンカラ城に近づくと、徐々にツーリスティックな町並みになって来ましたが、観光客は誰も歩いていませんし、カフェにも店の身内か知り合いらしき客しか入っていません。
そもそも、アンカラ自体がトルコの中では観光客が少ないと思うんですよ。商売は成り立っているんだろうか・・・。
アンカラ城の入口。
アンカラ城自体は観光施設ではなく、城壁内にも町があります。
なんか見た事ある町並みだなー・・・あ、ジロカストラやオフリドの旧市街地。
そうか、こういう家の形はオスマン帝国式でしたね。
アンカラ城のさらに一段高くなったエリアは、無料で開放されている展望台になっています。
ここに来たら一気に観光客が増えました。みんなどこから来たんだろう。
あー、この赤屋根の町並みもオスマン帝国かぁ~。
ただ、壊れてボロボロになっている屋根も多いですね。維持が大変なのかもしれません。
壁の上にも普通に上がれるのですが、手すりなどが一切ありません。
壁はシャレにならない高さ。人死には出ていないんだろうかこのスポット・・・。
あの、5リラなり10リラなり入場料を設けて、ここに落下防止の手すりを、設置してもらえませんかね。アンカラ市さん。
アンカラ城から降りて、次はアナトリア文明博物館。
入場料は強気の36リラ(≒698円)。
トルコの観光地としてはかなり高めの設定じゃないでしょうか。
博物館は、中はさほど広くは無かったんですが、展示物が濃かったです。
この辺の精巧な青銅の祭器、なんと紀元前2500~紀元前2250年の物だそうです。
こっちの見事な形の水差しは、紀元前17~紀元前16世紀。
ギリシャで散々古代の発掘品を見た後でもびっくりする出来です。
こちらの調理器具なんか、100年前の物って言われても信じてしまいそうですが、紀元前8世紀です。
今でも普通に使えそう。
あとヒッタイト時代の壁画とか面白かったですね。
めっちゃエジプト意識しとる。
でもエジプトのより躍動感がありますね。これなんかすごく楽しそう。
こちらは王宮の入口を飾っていたと言うライオンの像。
やっぱり顔が丸っこくてかわいいw
しかし、紀元前12~7世紀のアナトリア半島(現在のトルコ)の住人がライオンなんか見た事無かっただろうし、他の作品や伝聞だけで作ったにしては、なかなか正確な出来栄えだなと思います。
帰りも歩いて帰ります。
帰る途中で手頃そうな食堂を見つけたので入りました。
ショーケースにあった料理を適当に指差してオーダー。
スープだから熱いと思ったら、冷たかったです。
ヨーグルトに刻んだきゅうりとハーブ、ミントを入れたスープでした。材料的にはギリシャのザジキやインドのライタに似てるのが面白い。
これは名称不明だけど、すごくおいしかった!ナスやピーマン、マトン?をこってり油っこいスープで煮込んだ料理。
頼んでないけど、後からサラダも来ました。
パン、スープ、サラダ、メイン料理、ピラフの5品で20リラ(≒388円)。満足度たかーい。
満足度の高い食事でしたが、スーパーにおいしそうなデザートが売られていたので思わず購入。
まったり濃厚なチョコソースで、底にスポンジ生地が敷かれていました。これうまー。
明日はイスタンブールに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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