じゃんぼー!(ケニアの公用語スワヒリ語のあいさつ。つまりタンザニアと一緒)
今回はウガンダの首都カンパラからケニアの首都ナイロビに夜行バス移動しました!
本日の移動。650kmくらい。
さて前回の記事で赤道から帰ってきた続き。11月19日の夕方。
ザックを持った状態だとミニバスに乗るのが億劫なので、一気にバイクタクシーでバス乗り場へ。Backpackers hostelからMashのバスオフィスまで5,000シリング(≒151円)
ドライバーにMashバスのオフィスで通じなければ、ナショナル・シアターと言えば近くまで行ってくれます。
昨日やって来たMashバスのオフィスに着いたのは16時30分。
17時乗車手続き開始の、18時出発予定。
ウガンダシリングが15,000シリング(≒453円)ほど余っていたので、使い切る事に。バスオフィスの近くに大きめの商店がいっぱいあるので、そこでお菓子をたんまり買いました。
全体的に高めだった・・・スーパーとかで買えばもっとお菓子買えたな(いらんけど)。
何回かブログ記事で「通貨の強弱」の話をしているんですが、今日の移動先であるケニアは東アフリカで最も強い通貨なのです。日本に住んでると、ケニアってマサイ族が動物と闘ってたり、子供が15kmくらい草原を走って通学しているイメージしか無いかもしれませんが、実際は東アフリカで最も経済が発展している国なのです。
北アフリカならエジプト、西アフリカならセネガル、南アフリカなら南アフリカ共和国、東アフリカならケニアってくらい強いです。つまり国境で両替しても、ウガンダシリングからケニアシリングへの両替は、あんまり良いレートが期待できない。それならいっそウガンダで使い切ってしまおうと思ったわけです。
そうこうしているうちに、17時15分くらいからバスの乗車が始まりました。
バス会社の乗務員が、ボクのザックをトランクに入れる様子を眺めていると、乗務員はザックの脇ポケットにビニル袋で包んでいたサンダルを引きずり出して、ビニル袋をちぎってその辺に捨てて、サンダルを直に脇ポケットに戻し始めました。
ぼく「おい!何やってんの」
バス乗務員はニヤニヤとこっちを見るだけで何も言いません。
何回か問いかけていると、横で見ていた乗客が「ケニアはビニル袋の持ち込みが禁止されているから」と言いました。ルワンダがそうなのは知っていましたが、ケニアもビニル袋禁止なのは知りませんでした。
ぼく「じゃ最初からそう説明するべきだろ」
するとバス乗務員はまたヘラヘラ笑いながら、横で見ていた乗客に現地語で何かささやきました。
乗客「君が英語を理解すると思わなかったんだって」
このゴミ屑レイシスト野郎が(#^ω^)ビキビキ
腐ってもそれなりにまともな会社の国際バスの乗務員のクセに、この知能レベルの低さ。バス乗車直前じゃなければチケットを叩き返したい。
しかし、ボクのザックはそれだけでスルーだったんですが、他の乗客はけっこうしっかり荷物検査されていました。国境の検査で揉めると厄介なので、先にバス会社側でしっかりチェックしようと言う事らしい。
バス乗車。この座席はファーストクラス。
後ろに見えている、普通の2列席がビジネスクラス。ボクはビジネスクラスでした。
このバスにはUSBのスマホ充電口が付いていると聞いていたのですが・・・
ボクが購入した席に付いている充電口はものの見事に壊れていました。
しかし、他の座席のこういう正常に見える充電口も、差して見るとプラグが奥に落ちていてささらなかったり、差せても充電できなかったりで、結局ボクの周囲では誰も充電している姿を見ませんでした。
えぇ・・・、バスで充電できると思って、今日何も考えずにスマホ使ってしまっていました。もう残量30%くらいです。ウガンダSIMのデータ容量が少し余っていたので、バスの中で音楽でも聞こうと楽しみにしてたのになー・・・。泣く泣くスマホの電源を切りました。新しい街で地図が見れないと困るんです。
乗車開始は早かったですが、18時きっかりに出発。荷物検査に45分くらいかけていました。
他にもこのバスでは、水や軽食が配られると聞いていたのですが、配られたのは330mlのジュース1本きりでした。所詮アフリカのバスですよね(※偏見ではなく事実)。安定したサービスなんて期待できない。
バスは順調に走って、22時半ごろに国境到着、乗客全員が出国&入国手続きをして、荷物検査をして、23時半ごろに再出発しました。
なお、国境まで一度も休憩はありませんでしたが、国境ではトイレを使わせてもらえました。ただし700ウガンダシリング。ボクは前述の通りお金を使い切っていたのですが、トイレの前に座っている集金係に頼み込むとタダで使わせてもらえました。みなさんトイレ代は残しておきましょう。
深夜ですが、国境には2人ほど個人両替商もいました。レートは聞いてないのでわかりませんが、競争相手もいない事ですしふっかけてくるのは間違いないでしょう。利用しない方が良いです。
早朝4時半ごろ、ようやく休憩がありました。
と言ってもかなり短い休憩で、トイレに行って商店で何か買ってギリギリくらいの時間しかありませんでした。
あ、42カ国目ケニア入国\\\└(‘ω’)┘////
朝7時半、ケニアのナイロビに到着。雨が降っています。
明け方がかなり寒くて、バス車内の温度計が最低14.4℃を示していましたが、案外寝られました。
ナイロビの中心部に降りたので、銀行はすぐに見つかりました。10,000ケニアシリング(≒10,947円)を手に入れた!
タンザニアもウガンダもケニアも通貨の単位が「シリング」だけど、通貨そのものもレートも全然違うんですよね。ややこしい。
ナイロビに宿泊するバックパッカーに人気のニュー・ケニア・ロッジにチェックイン。
ドミトリー750シリング(≒821円)に入りました。シングル1,000シリング(≒1,095円)も悩みましたが、朝早いのでドミトリーの方がスムーズかなと。
日本人旅行者がいたので、午前中は雑談したりして過ごしました。
雨はずっと降ったりやんだりしていましたが、昼を過ぎると安定した天気になりました。
まずは食事!チキンシチュー&ピラフ360シリング(≒394円)。
チキンがでかいぃぃぃぃぃうわぁぁぁぁぁ((└(:3」┌)┘))
ルワンダとウガンダの「一口大の肉1つか2つ」の食事に慣れてしまったせいで、突然アップした肉のボリュームに取り乱してしまいました。
チキンシチューは、がっつりトマト味でした。
ニンジンやタマネギが入ってるのも嬉しいですね。鶏肉そのものはちょっと固い肉でした。
こちらがピラフ。ピラフって色ではないですけど。右上のは南アフリカでもよく食べた青菜炒め。
こういう濃い緑色の野菜がいっぱい食べれるのも嬉しいです。
そしてなんとピラフの具にも牛肉が!ルワンダで出される肉の量なんてこのピラフに入ってる肉の量より少ないよ。グッバイ芋とマトケだらけの日々。
さすがナイロビは都会ですねー。
なんというか「見栄を張ってるわけでは無い自然な都会」って感じがします。
実は、またエチオピア大使館を目指して歩いていたのですが、
行ってみると門が閉まっていて、『11月20日はエチオピアの祝日なのでお休みです』と書かれた紙が貼られていました。まさかピンポイントで祝日にぶち当たるとは・・・
仕方ないので、うろうろと寄り道しながら引返しました。
ケニアも確かコーヒー有名じゃなかったっけ?と思って、適当な食堂でコーヒーを飲んでみました。60シリング(≒66円)。
第一印象:香りが甘い。もちろんブラックなんですけど、それでも甘い香りがします。
味は全体的に薄い感じ。
さて、明日は再度エチオピア大使館に行くのと、久しぶりにそこそこ使えるWi-Fi環境が手に入ったので、今後の予定を立てたりします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
アフリカは未踏の地で土地勘がゼロなので、とても興味深く見せていただいてます。
USB充電ができるバスというのは日本でもどんどん採用してほしいと思いますが、壊れているんじゃ不安を感じますね!ところで予備のポケットバッテリーは持ち歩かないのですか?
規制が多いのかな?それとも重いから?
街の看板は面白い、チョイ文化が見えるかも。
>>道草亭ペンペン草さん
予備のモバイルバッテリは持っているんですが、動作がいまいちで充電出来たり出来なかったりするのです。全然信用ならないので、電源を切るなどで対応できる範囲ならモバイルバッテリには頼らないようにしています(^^;
>>y.kujimeさん
看板おもしろいですよね~。でも密集地帯は看板が低すぎて、歩くと頭ぶつけそうで怖かったですw