オラー!
今回はボリビアのラパスでワイナポトシツアーの旅行会社を選びました!
ワイナポトシとは
ワイナポトシ(Huayna Potosi)はボリビアのラパス近郊にある、標高6,088メートルの山です。
ラパスの街が既に標高4,000メートル近くにある事から、ワイナポトシは「世界一気軽に挑戦できる6千メートル級」と言う売り文句でラパスから多くのツアーが出ており、値段も日数もお手頃なため旅行者に人気です。
ただし気軽に「挑戦できる」であって、登頂できるとは限らず、登頂率は50%とも言われている、それなりにハードなツアーです。
と言う事で、今回はラパスでツアー会社の選定をしました。ツアー会社をまわっただけなので日記としてはまるで面白くないと思います。普段からそんなにおもしろくないですけどね。
朝食は自前。昨日スーパーで買って来たパンとチーズ。
そしてペルーで買ってたマンハル・ブランコ。
前にもどっかで解説しましたが、マンハル・ブランコはペルーのスイーツに無くてはならない甘いクリーム。本来は牛乳と砂糖をじっくり煮詰めて焦がしながら作るクリーム。これはまぁ既製品なので、原材料はもう少しいろいろ入っています。
いやー、既製品でもマンハル・ブランコおいしい。これほんと好き。
宿のレセプションが車型。
よし、ツアー会社を探しに行くぞ!と9時15分ごろに外に出ると雨。
め、めんどくさい・・・!ここからツアー会社が集まるエリアまで2kmくらいあるのに。
雨は小降りになったり本降りになったりを繰り返しているので、雨宿り⇒いそいで歩くを繰り返しながら進みます。
全然進まないし、思ったよりびしょ濡れになります。折り畳み傘持ってくれば良かった。
雨宿り中に上を見上げるとミ・テレフェリコ(ロープウェイ)。
独特な景観だなぁ。
けっこうな時間を雨宿りに費やしたので、たった2km弱に1時間近くかけて、ツアー会社の集まるサガルナガ(Sagarnaga)通りに到着。
来てみると、笑っちゃうくらいツアー会社が多い。一番密集しているのはLlampu通りから東側1ブロックの区間。それより外側になると密度は低くなりますが、それでもいっぱいツアー会社があります。こんだけ乱立していて成り立ってるのがすごい。
とりあえず手あたり次第聞いて行こう!と言う事で1軒目。
ぼく「ワイナポトシに19日から2泊3日で登りたいです!!」
ツアー会社の人「20日がラパスの大きな祝日だから21日からしか無理だよ」
ぼく「な、ナンダッテー」Σ(‘ω’)
ボリビアの祝日じゃなくて、ラパスの祝日らしい。ボリビアの祝日は調べてたんですが、まさか街の祝日があるとは・・・。
実は次の移動のチケット(人気で予約が取れないウユニ行きの列車のチケット)をもう買ってあるんですけど、23日移動か25日移動か悩んで25日にしたので、21日スタートでもギリギリOKです。23日を買っていたらワイナポトシか鉄道のどちらかを諦めないといけないところでした。数日前の自分グッジョブ。
と言う事で、以下の条件であちこち聞いて回りました。
- ワイナポトシ2泊3日ツアー
- 10月21日からスタート
- 寝袋は持参
ツアー会社は全部で6,7軒まわったんですが、最後まで悩んだ3軒を紹介します。(旅行者向け情報)
①All Transport Tour
グループツアー1,000ボリビアーノ(≒15,721円)、個人ツアー2,000ボリビアーノ(≒31,442円)。値引き交渉すれば多少下がりそうな感じだった。
英語で丁寧に説明してくれたし、ツアー料金に含まれるレンタル用品/含まれないレンタル用品が写真付きで一覧になっていてわかりやすかった。
カベには日本人含め各国の旅行者の感想が掲載されていた。トリップアドバイザーの評価数が多い。
②Huayna Potosi Travel Agency
グループツアー1,000ボリビアーノ(≒15,721円)、個人ツアー1,700ボリビアーノ(≒26,725円)。
英語で丁寧に説明してくれたし、ガツガツと客を取ろうと言う感じが一切無くて好印象。ツアー料金に含まれるレンタル用品が写真付きで一覧になっていてわかりやすかった。
この会社単独の山小屋を持っているらしい。
ハイキャンプ(登頂前日に泊まる小屋)の標高が高い(確か5,400メートル。他の会社は5,100~5,200メートル)なので、頂上アタックが楽になる。※前夜時点での高山病の可能性は上がる。
③Mountain Illimani Travel
グループツアー700ボリビアーノ(≒11,005円)。
スペイン語交じりの英語だったけど、パソコンで説明資料のスライドショーを見せながら時間をかけて説明してくれた。
カベには日本人や各国の旅行者の感想がいっぱい貼られていた。
Googleマップに載っていないんですが場所はこのあたり。※ピンは違う旅行会社に差してる
この3社以外の会社は、分かりやすい資料を用意していなくて口頭で説明するだけだったり、スペイン語オンリーで話が詰めづらかったり、また他の旅行会社が軒並み「20日は挟めない」と言ってるのに軽いノリで「19日から?オッケーオッケー」と答えた旅行会社などは、不安だったので真っ先に除外しました。この辺はグループツアーで750~850ボリビアーノでした。
けっこう本気で悩んだので、Wi-Fiのあるカフェに入ってネットの評判などを確認。ついでに頼んだコーヒーシェイク22ボリビアーノ(≒346円)。
どう見てもスプーンが短い。
感触的には②の会社が一番信用できそうだし、山頂アタック時に歩く距離が短いのが魅力なんですが、②の会社は21日スタート予定の先客がまだいないと言うのがネック。後ろが詰まっているボクは日程をずらせないし、万が一人が集まらなくて個人ツアーになったら1,700ボリビアーノかかってしまいます。
スマホの充電がギリギリになるまであれこれ検索して悩みに悩んだ末、結局③の会社に決定。カフェを出てさっそく再訪して予約しました。
予約名簿に名前を書くと、21日スタートの客はボクが4人目。ボクの前にはベルギー人1人、スペイン人2人がいました。おそらく同じグループになると思われます。
腹はくくったものの安いのは不安です。値段交渉もしないのにあっさり700ボリビアーノになった理由が、前の3人の予約で既に採算が取れていたからだと思いたい・・・。※ネット予約だとなぜか1,300ボリビアーノくらいするので可能性として無くはない
あと旅行会社探しの合間にATM探しもやっていました。手数料無料のATMとしてあちこちのブログに紹介されていたBNBと言う銀行のATMに行ったら手数料7USドルもしたため、新たに自分で探さないといけなくなったのです。
4軒ほどあたりましたが、Banco Economicoと言う銀行のATMが手数料無料でした。
まぁ、名前にEconomicoなんて冠しておいて手数料かかったら怒るところです。
まだ昼過ぎだったので近くの博物館にでも寄って帰ろうかと思いましたが、どうやらラパスの大きな博物館・美術館は12時半~15時は昼休憩で閉まっているみたいでした。雨も降って来たので昼飯だけ食べて宿に引き上げる事に。
サラダバーが付いてランチ16ボリビアーノ(≒252円)のお店を発見。
中はけっこう良いレストランっぽい雰囲気。地元の老夫婦や大学生らしき客が多かったです。
サラダバーはショボいけど、まぁ予想の範囲内です。
皿が小さいので全部で3回取りに行きました。
1品目、ソパ・マニ。
茶色いマカロニ(全粒粉?)が入ったスープでした。
2品目、プラト・パセーニョ。
なんか久しぶりに変なの来たΣ(‘ω’ノ)ノ
後ろから見るとこんなの。どっちから見ても変だ。
プラト・パセーニョは直訳すると「ラパスのプレート」。18世紀の戦争でラパスが包囲された際、近隣の農場でとれる食材だけで作った食事を模した料理だそうです。
牛肉、白トウモロコシ、ジャガイモ、ソラマメ、羊のチーズ。ボク的には「インカの恵みプレート」と呼びたい。なんとなくインカ帝国で作られてそうな物ばかりですし。
ちなみに、チーズ以外は味が付いていません。チーズの塩気だけで他の食材を食べる感じです。
あ、このジャガイモうめー。
なんだかすごく変な料理でしたが、ラパス名物と思えば満足です。
食後は弾力の無い甘いプリンが出て来ました。
内容は微妙だったけど、サラダバー付いてるのはやっぱり良いな。野菜野菜。/p>
さて、21日のワイナポトシツアーまでポッカリ予定が空いてしまいました。どうしましょう。明日の事はこれから考えます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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