これがうまかった!中央アジアの食べ物・名物5選

広い範囲で食べられる中央アジア料理。今回はカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタンの旅行を通して食べた料理の中で、お気に入りの食べ物を5つ選びました!

なお、わかるものについては料理名のキリル文字も併記しました。

 

お気に入りローカルフード5選

5位_ショロ(Shoro/Шоро)

ショロ

飲んだ場所:ビシュケク(キルギス)、オシュ(キルギス)

「中央アジア!」と題しつつ、いきなりキルギス限定の飲み物ですみません。どうしても入れたかったんです。

ショロは麦を発酵させて作った飲み物で、キルギスの街の人通りが多い所では、たいてい露店が出ています(冬季はいないらしいですが)。笑顔のおっさんマークのついた、赤と青のタルが目印。なお、「ショロ」は実は会社名っぽいのですが、「ショロ」と言って通じるのでショロって呼んでいいと思います。「ヤクルト」みたいなもんです多分。

ボクが好きなのは赤のショロ。味はと言うとけっこうクセが強く、つーんと来る発酵臭と、強烈な酸味と苦味が特徴。甘さはゼロです。初めて飲んだ時はかなり面くらいました。初体験では多分おいしいとは思わないと思いますが、騙されたと思って毎日飲んでみて下さい。なんだかおいしい気がしてきます。

実際に食べた時の記事はこちら↓↓
[日記]アルマトゥイからキルギスの首都ビシュケクに移動




4位_マスタバ(Mastava)

マスタバとナン

食べた場所:サリタシュ(キルギス)

マスタバは中央アジア風お粥です。中央アジアらしいトマトベースのあっさりスープに、マトンの細切れやタマネギ、ジャガイモなんかが入っています。米の割合はスープに対して少なめ。

さらっと食べられるし温まるので、冬の朝なんかに食べたい一品です。

マスタバ

実際に食べた時の記事はこちら↓↓
[日記]キルギスのオシュからついにパミール高原入り!

 

3位_ジャルコエ(Jarkoe/Жapkoe)

ジャルコエ

食べた場所:テュルキスタン(カザフスタン)

ジャルコエは少量の水で肉、タマネギ、ジャガイモなどを煮て(と言うより蒸し焼き)作る料理です。

似た料理でクールダックと言うのもありますが、クールダックはがっつりマトン過ぎて、食べるのが少しツラいものがありました。マトンが好きで好きで仕方ない人にはクールダックの方がオススメです。

ジャルコエは肉が少な目(と言ってもけっこう入ってますが)で、お手頃価格で食べられるので、ボクはジャルコエの方が好きでした。店にもよりますがクールダックの半額くらいで食べられます。

実際に食べた時の記事はこちら↓↓
[日記]いざ情報が少ない町シャルカルへ!

 

2位_ピザ(Pizza/ПИЦЦA)

ミックスピザ

食べた場所:タシケント(ウズベキスタン)

「中央アジア料理」ではありませんが、中央アジアは今ピザがアツい!!!(と思う)。

至る所にピザ屋ができているので、おいしいのかなーと思って適当に入ってみたら、これがうまい事うまい事

考えてもみれば、「チーズがおいしい」「トマトがおいしい」「サラミなどの加工肉がおいしい」「窯焼きパンの技術が高い」と、ピザは中央アジアの得意な物を集めて作ったような料理。おいしくないわけがないんですね。

値段もかなりお手頃。ちゃんとしたレストランで食べても丸々1枚400円~500円程度です。このクオリティでこの価格のピザが食べられるなんて、本場欧州に張り合えるんじゃないかと思います。

と言う事で、中央アジアの隠れ名物「ピザ」は超オススメなので、是非一度食べてみて下さい!

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1位_プロフ(Prov/Плoв)

プロフ

食べた場所:カザフスタン、タジキスタン、ウズベキスタンなど各地

一番のお気に入りは、最も有名な中央アジア料理プロフです!

中央アジア風炊き込みご飯で店によって多少味は違いますが、どこで食べても間違いなくうまい

もう1つの有名料理ラグマンは結構あたりハズレが大きいのですが、プロフはかなり安定したおいしさなので、特に食べたい物が無ければプロフ食べてれば間違いありません

具は、肉(マトン、ビーフなど店による)、ニンジンが入っているのが一番オーソドックス。ニンジンは普通のオレンジ色のと、中央アジア特有の黄色いの2種類が入っていたりします。

また、米が固めで良い食感の店が多く(違う時もある)、東南アジアやインドを通って来た長期旅行者にとっては久しぶりに歯ごたえがある米なので、そういう意味でも嬉しかったです。

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番外_ラグマン(Lagman/Лaгмaн)

ラグマン

プロフに並ぶ、中央アジアの有名料理がラグマンですね!。

今回ランキングに入れなかったのは、ラグマンが地域や店によってあまりにも多様過ぎるから。

一番オーソドックスなのは、トマト風味のスープにうどんのような麺が浮かんだラグマンだと思うのですが、半分しか汁に浸かっていないラグマン、「うどんナポリタン」と呼びたくなるようなパスタのようなラグマン、焼きそばのような見た目のラグマン等々、調理法は様々。

汁なしラグマン

同じオーソドックスタイプでも、油っこさや味付けの濃さは様々。また、コシがあってめちゃくちゃうまい麺から、東南アジアの屋台で良く出て来るにゅうめんのような柔らかい麺まで、麺そのものもバラツキがあります。

とにかくラグマンは、食べれば食べるほど「これがラグマンだ!」と自信を持って言えなくなってきて紹介しづらいので、今回はラグマンは番外にしました。

たいていどこの飲食店でもラグマンは食べられるので、いろんなラグマンとの出会いを楽しみにするのも良いかもしれません。

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真面目に調査したら、ラグマンだけで1冊の本になりそうです。 

食べ物総評

中央アジアは食べ物がワンパターンだと言う人もいますが、全然そんなことはありません。ボクは1ヶ月半ほど中央アジアに滞在しましたが、飽きると言う事はありませんでした。

あ、でもちょっと塩辛い料理が多い気がします。料理が塩辛くて、さらに主食のナンも塩辛い時があります。多分そういう食習慣だと思います。

あと紹介しきれませんでしたが、スーパーなどで買える乳製品も安くておいしいのでオススメです。

と言う事で、中央アジアのお気に入りローカルフードまとめでした!旅行する際は参考にどうぞ(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    (´・ω・`)激”オコ”プンプン丸・・・げふんげふん

  2. 奈良miu より:

    ブログみて乙嫁語り読んでプロフ食べたい欲高まったのでレシピ調べて自分で作っちゃいました。
    キルギス行きたい

  3. wolt より:

    >>ログボさん
    ぷんぷん丸じゃないけど、ありましたねそれ!w

    >>奈良miuさん
    中央アジア良いですよー。旅行しやすい!
    キルギスとカザフスタンならビザもいらないからパッと来れるし!
    プロフもラグマンもうまいし、もう来ない理由が無い(*´∀`)bネッ☆←