アフリカの中でも旅行者が多い東アフリカ!ボクが訪問した東アフリカ諸国(タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、ケニア、エチオピア)の旅行を通して食べた料理の中で、お気に入りの食べ物を5つ選びました!
東アフリカのお気に入り食べ物5選
5位_タンザニアの白米
食べた場所:タンザニア
アフリカのコメってあんまり日本人の口にあわなさそうなイメージがありませんか?タンザニアのコメは美味しいんですよ!
特にタンザニア西部の都市ムベヤ周辺でとれるコメはタンザニアの中でも高く評価されているのか、「ムベヤ・ライス」と呼ばれてレストランでは普通のライスとは別枠扱いされています。
この辺の人達はコメの香りを重視するため、香りも非常に良いです。アフリカ旅行でコメが恋しくなっている方は、タンザニアでいっぱいコメを食べましょう。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]マラウィのカロンガからタンザニアのムベヤへ。国境でやられた…!
4位_蒸しキャッサバ
食べた場所:タンザニア、ルワンダ、ウガンダ
よく社会の世界地理の教科書に出て来る作物キャッサバ。東アフリカではシンプルに蒸した物が食べられます。上の写真はめずらしくカフェで食べたので、皿に乗ってフォークとナイフまで付いていますが、たいていは屋台や露店などで紙に包まれた物を渡されます。ボクは食べていませんがケニアでもよく売られていました。
固めできめ細かく、ほんのりと甘いのが特徴。石焼き芋のようなこってりした甘みを期待すると肩透かしを食らうと思います。しかしそのシンプルな甘さが良い!ボクはけっこう好きで、見かけたら朝飯やおやつに購入していました。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]【タンザニア】モシでキリマンジャロコーヒーに癒される日々(2018年11月1日~2日)
3位_ムキモ(Mukimo)
食べた場所:ケニア
ムキモは、多分ケニア特有の主食です。蒸してすりつぶした豆やイモにメイズ(白トウモロコシ)やタマネギなどを混ぜ、すり潰した穀物の葉(?)を混ぜて緑色に着色したものだそうです。
緑の丸い姿がけっこうインパクトありますが、しっとりほくほくした優しい食べ物です。メイズのぷちぷち感が食感にメリハリを与えています。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]【ケニア】ナイロビでエチオピア大使館と日本大使館へ。間違ってるのは誰だ!?
2位_ロレックス
食べた場所:ウガンダ
ウガンダ特有の露天ファストフードです。チャパティに薄く焼いた卵や刻んだ生野菜、塩などを置いて、最後にくるくるっと巻いた食べ物。
オーダー時にチャパティの枚数と卵の個数を指定する事が出来ます。上の写真は2チャパティ2エッグですが、ボクは1チャパティ2エッグが好きなバランスでした。チャパティを2枚にするとちょっと腹に重いです。
チャパティはその場で焼いてくれるので、どこでもアツアツの物が食べられます。
なお、意味不明にゴージャスな名前の「ロレックス」、語源は「Rolled Eggs」がなまったものだそうです。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]【ウガンダ】カバレからブニョニ湖へ。木彫りのカヌーで遊ぶ
1位_インジェラ&キトフォ(Coocked)
食べた場所:エチオピア
旅行者に超絶不人気のインジェラですが、ボクはとても好きでした。
インジェラと一緒に食べる一番ポピュラーなのはBeyeaynetu(バイエナと言ってるように聞こえる)と言う、インジェラの上に豆や野菜で作ったカラフルなおかずをぐるっとのせる料理。
これも安いし飽きないしで美味しいのですが、ちょっとあっさりし過ぎてるんですよね。毎日ずっと白米と納豆と味噌汁だと物足りなく感じるのに似ています。
少しお値段が張りますが、エチオピアは肉料理も豊富。キトフォと言うのは、その場で肉(マトンかビーフ)をミンチにして、スパイスや調味料を混ぜた料理。なお、エチオピアは生肉を食べる文化が有り、キトフォも普通は生で出て来てしまいます。
上の写真は、滞在最終日に敢えて生で食べたキトフォ。
生のキトフォに対して、「Coocked」と言うと炒められたキトフォが出て来ます。生で食べるのも良い経験でしたが、やっぱり何か気が気じゃない感があるので、Coockedのキトフォがオススメです。
調理したキトフォはけっこう油こってりですが、こってりした油とスパイスが、インジェラの強い酸味ととてもよく合います。油をいっぱい吸ったインジェラもおいしい。
インジェラ自体がけっこう個性的な食べ物なので、インジェラ&キトフォはぜひエチオピアで食べたい一品。
実際に食べた時の記事はこちら↓↓[日記]ナイロビ⇒アディスアベバ移動3日目。エチオピア文化が濃いぞ[日記]【エチオピア】アディスアベバでエチオピア料理”キトフォ”を食す!(2018年12月15日)
おまけ~ウガリってどうなのよ
東アフリカ旅行者にもっとも不人気なのがインジェラですが、インジェラの陰で2番目に旅行者に不人気なのがウガリです。
ウガリと言うと、メイズ(白トウモロコシ)の粉末を茹でて練った食べ物で、要するにボクが「南アフリカのお気に入り食べ物5選」で1位に選んだ「プァーパ、シマ、サザ」と同じ物なはず。なぜそんなに不人気なのか・・・と、実際にタンザニアやケニアで食べて理解しました。
めちゃくちゃ固い。これはおいしくないわ。
ちなみに、サザがこちら。
プァーパやシマもそうなんですが、基本的にこれらは「大きな鍋から大きなおたまですくって提供する」んですが、ウガリは「最初から丸めた物がバケツの中に入って」いて、それを「フォークで刺して取り出して皿にのせる」のです。どんだけ固いねん。
なので、タンザニアやケニアで食べたウガリはどれもめちゃくちゃ固くてまずかったです。時間帯と店によっては更に冷めています。
多くの旅行者は東アフリカは北から南に向かって移動するため、最初に出会う「メイズの主食」がウガリになってしまいますが、それはメイズの主食の中では一番おいしくないやつなので、是非もっと南で再チャレンジして下さい。きっと印象が変わるはずです。
東アフリカ食べ物総評
東アフリカの食べ物は、けっこう旅行者がこき下ろしているのを事前に見ていたので、いったいどんな料理が出てくるんだろうと思っていましたが、意外と素朴で美味しい物に出会えました。インジェラ食べたい。
ただ、エチオピアを除くとけっこう似た食文化なので、長く滞在していると飽きて来ます。特にウガンダとルワンダの炭水化物だらけの毎日はしんどかった。
と言う事で、東アフリカのお気に入り食べ物まとめでした!旅行する際は参考にどうぞ(=’ω’)ノ
コメント
やはり発展途上国ネタは、発見がいっぱいあって、読んでて楽しいですね!
>>maxさん
食材からしてあんまり知らない物が多いですからね~。
アフリカの料理は時々恋しくなります。