はろー!
今回はスコットランドのグラスゴー街歩き&変わったスコットランド料理を食べました!
今朝は朝ラン。
なんとなく走りたい気分になって最近走る頻度を増やしたけど、いまいち上がらないですね・・・。
今日の朝食はクランペット・・・
・・・ではありません!
本日の変わったスコットランド料理その1「ポテトスコーン(Potato Scones)」
クランペットと同じくらいの大きさですが、すごく薄っぺらくて、密度が高いのです。
ポテトスコーンは伝統的なスコットランド料理らしい。スーパーで6枚入り0.9ポンド(≒132円)とお求めやすい価格。さてお味の方は・・・これは・・・じゃがもち!!!
ジャガイモの風味があって、もちもちとした食感。これチーズのせて焼いたら完全に「チーズじゃがもち」やで!
このもちもち食感、たいへん好みなのですが、これが「スコーン」と言われると違和感があります。あの固くてポロポロした物体とは完全に別物です。
しかし、やや塩気が強いな・・・と思って成分表示を見たら、なんと1枚に塩分1gも含まれているじゃないですか。100g換算だと2gです。
ポテチでも100gあたり塩分1gなので、ポテチの2倍の塩分濃度です。基本的に味付け薄めのイギリスではちょっとめずらしい気がします。
ポテトスコーンのおともはサバ缶でした。
缶に「Mackerel」と書かれているのでサバのはずですが、あんまりサバっぽい味ではありません。種類が違うのかな。
さて、今日はグラスゴー市街地をお散歩。本当はグラスゴーから日帰りで遠出しようと思ってグラスゴー滞在を長く取ったんですが、なんだかやる気が無くなったので、今日もグラスゴーです。昨日は通り抜けただけの中心部を歩きます。
グラスゴーは意外と坂が多いんですよ。イングランドの都市は平坦が多かったので、坂道の大変さを忘れかけていました。
これはグラスゴー市役所。
グラスゴーらしさMAXですね。でも空調機とかどうなってるんでしょう。室外機は見えませんけど。
市役所の前にはジョージ・スクエアが広がっています。
天気が悪いのでいまいちですが、憩いの場って感じですね。ハトや花壇やハトやベンチやハトや像がいっぱいいます。サンドイッチ食ってるお兄さんが周囲3メートルくらいをハトに包囲されていたりしました。広場の面積に対してちょっと多すぎるんじゃないですかね。
花がきっちり色分けされてる。几帳面な人がいるんだなきっと。
昨日気になった現代アート美術館に来たら、正面の像はまだ三角コーンをかぶっていました。
誰かが単発的にやったイタズラでは無かったと言う事か・・・(;・ω・)
入ろうとしたら、正面玄関が工事中でした。
もしかして、「工事中ですよ」と示すために像に三角コーンをかぶせてるんですか?(;・ω・)
玄関は工事中でも美術館は営業していたので、建物側面の入口から中に入りました。入場料無料です。
小さいけど綺麗な吹き抜け。
美術館の全体模型。
最初の方で映像作品をまじめに見ていたら、かなり時間を取りました。どれも30分くらいあったんじゃないかな。
これが一番インパクトありました。タイトルをつけるなら「大人のピタゴ○スイッチ(大長編)」。
某番組の人気コーナーのように、最初のきっかけから連鎖的に次の装置が動いて行くんですが、ドライアイスや灯油、花火や火薬、よく分からん薬品を使って、かなりド派手に燃やしたり溶かしたりぶっ飛ばしたりする、過激なピタゴ○スイッチでした。車のタイヤが灯油まみれになって燃え上がった時は一体どうなるのかと。しかも29分40秒の超大作。
やたら長いのにけっこう人気で、特におっさんが立ち止まってずっと見続けていました。ボクも最後まで見ました。こう言うのが好きなのは国籍や育ちは関係無いんだなぁ。
動画作品をトータル2時間くらい見て疲れたので、他の作品はあんまり印象に残ってません。
昼を過ぎたので、食べる所を探してBuchanan通りを歩きます。
・・・が、この通りはブランド物の店ばっかり並んでいて、お手頃な飲食店がありそうな雰囲気ではない。
駅の方に向かってみるか・・・
駅が道路の上にあるぅぅぅうΣ(‘ω’ノ)ノ
グラスゴー中央駅は道路の上にありました。確かにこれなら街中の便利な場所に駅を造れる!
駅周辺にはフィッシュアンドチップスやファストフードなどのお手頃価格の飲食店がありましたが、ボクは今日はスコットランド料理を食べたいのです。
新しいビルに挟まれた古いビル。
オセロみたいにひっくり返り・・・ませんよね。
南アフリカ共和国で何回か利用したファストフード店「Nando’s」。なんとイギリスにもちょいちょい出店しています。
本社はヨハネスブルグだそうです。確かにヨハネスブルグで一番見かけた気がする。よくまぁはるばるイギリスまで。懐かしいしちょっと入ってみたいけど今日はお呼びではない。
日本食屋も多い。今日だけで4軒ほど見かけました。
おいしそうだけど今日はスコットランド料理を食べたいの!
固い意志で歩き回りますが、13時を過ぎても見つからず、ちょっと焦り始めます。
これは最悪フィッシュアンドチップスでも・・・と思い始めた所で、ちょうど良い店を見つけました。
スコットランド料理を出してる大衆バーみたいな。
スコットランド料理で一番興味があったのが「ハギス(Haggis)」。これは何かと言うと、羊のレバーやモツのミンチと、タマネギやスパイス、大麦を混ぜて、羊の胃の中に入れて調理した食べ物。言ってみれば“ソーセージの胃バージョン”みたいなもんです。ちょっとキワモノ系なのがそそられます。
と言う事で、本日の変わったスコットランド料理2、Haggis,Neeps and Tatties5.95ポンド(≒873円)とオニオンリング1.95ポンド(≒286円)をオーダー。
めっちゃ傾いてますな。
久しぶりに、”来た瞬間に「なんだこれ!?」と思ったのを悟られないよう咄嗟に笑顔を作ってスタッフに「サンキュー!」と言う”状況になりました。なんだこれ。
とりあえずオニオンリングを食べて平静を取り戻しましょう。オニオンリングを頼んだのはこのためですよ。
衣は厚めだけど、揚げたててサックリと軽いオニオンリング。酢と塩でさっぱり食べました。超うまい。
オニオンリングをつまみながらハギスに戻ります。思ってたのとずいぶん違いました。なんかすげぇ傾いてるし。
後で調べた所、「ハギス」は本来羊の胃で作ったソーセージみたいなもんですが、今はその中身だけ(要は羊のモツハンバーグみたいな)のもハギスって言うらしい。
で、”Haggis,Neeps and Tatties”は直訳すると“ハギスとルタバガ(黄カブ)とジャガイモ”。これはまたハギス単体とは別物のスコットランド料理になっていて、ハギス(中身)とすりつぶしたルタバガ、マッシュポテトを同じ皿に盛った料理を指すらしい。
検索しても、こんな傾いたタワーみたいになった画像は出て来ないので、これはきっとこの店のオリジナル。
と言う情報は後から知ったもので、この時は何もわからないままおそるおそる食べましたw
綺麗に食べようとしてもモロモロ崩れて来ます。あと傾きすぎて今にも倒れそう。
黒い部分がハギス、黄色い部分がルタバガ、白い部分がマッシュポテト。
ハギスはスパイスと混ざっているからかそこまで羊くさく無く、とても食べやすい。大麦のプチプチした食感も好み。少し甘みを感じるルタバガ、ほくほくのマッシュポテト、マスタードシードが入ったクリームソースの相性がナイスです( *´艸`)
見た瞬間は動揺しましたが、お手頃価格でとても美味しいスコットランド料理でした。探し回った甲斐がありました。
食べていると、ノートルダム火災のニュースをやってました。
今の所情報が錯綜してしまっているので、続報が気になりますね。
外に出ると小雨が降っていました。行く当てが無いので映画館に行ってみましたが、
ちょうど良い時間で見たいのが無かったのでやめました。なお料金は大人11.5ポンド(≒1,687円)でこの時点で日本より安いんですが、さらに月額17.9ポンド(≒2,626円)でフリーパスが購入できる制度がありました。これは魅力的!住んでたら買うと思います。
行く当ても無いのでショッピングセンターなどをぶらぶら。
普通のスーツ屋かと思えば、よく見たら下がスカートです。
そう言えばスコットランドは男性がスカートを履く文化だったなぁ・・・と言うのは知っていましたが、まさかスーツの下に履くとは思っていませんでした。日本もスーツの下に袴とかどうかな。
酒屋は、なぜかサントリーを全面プッシュしていました。
“ジャパニーズ・クラフト・ジン”って焼酎の事かなぁ。
1時間ばかり時間をつぶすと雨が少し収まったので、歩いて帰りました。やっぱりアートだらけ。
明日はイギリス旅行最後の都市、エディンバラに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
こんちはm(__)m
「ハギス」ってどんな味か想像がつかない
六ジン=ジンです 少量生産です日本では
クラフト(職人技・手作り)ブームとかで
ビールも….. そっかアルコールほとんど
呑まないのでしたね(゚゚)(。。)ペコッ
日本女子の袴ブームはとんでもないこと
になっていて女子小学生が卒業式で袴で
登場とか 禁止する自治体もある….
こんにちは。ハギスはまぁ、マトンのにおいがちょっとある、ビターなハンバーグをほぐしたような感じです。マトンやレバーが嫌いな人は苦手かもしれません。
六ジンってお酒があるんですかー。ボクにとってお酒は、化粧品と同じくらいの興味の無さなのでジンが何かすら知りません(^^;
袴を禁止するほうが意味不明ですねー。さすが日本の小学校。別に普段着にしたって構わないと思うんですけど。