オラー!
今回はキューバのハバナにある世界遺産モロ城とレアル・フエルサ砦を見に行きました!
ハバナの世界遺産
ハバナの旧市街地とその周辺にある城や砦は、ハバナ旧市街とその要塞群(Old Havana and its Fortification System)として世界遺産に登録されています。
16~17世紀にスペインが建設した、港に面したハバナの旧市街地およびそれを防衛する城や砦4つが世界遺産です。今回はその4つのうち2つに行きました。
黄金航路―ハバナ
著作権元:株式会社アピリッツ出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)
※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。【リンク】はじめにご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。
現在―ハバナ
黄金航路の古参プレイヤーが言うには「ハバナはイスパニアの心」。黄金航路はゲームの性質上、5カ国がにらみ合っている期間がほとんどだったんですが、各国に「ここを奪うと全面戦争になるくらいこだわってる港」と言う暗黙の了解のがあって、ハバナがイスパニアのそれでした。
デンマークから持ってきたパンをようやく食べ終わったので、今日の朝食は昨日宿の近くで買っておいたパン。ツナ缶はあいかわらずデンマークの。
ちぎりパンみたいな形状のこのパン、なんと1山で1CUP(≒4円)。安すぎる・・・!
水分少な目だけど柔らかくて、単体でもほんのり甘いパンでした。美味しいパンの定義からはちょっと外れている気がするけど、食べると安心する系のパン。
8時50分くらいに外出。
今くらいの時間だと、夜よりも全然涼しい。
ハバナでは、あちこちの建物の壁に唐突に公衆電話が取り付けられています。
使っている人もよく見かけるので、キューバではまだ公衆電話は現役のようです。
あとハバナにはよく犬やネコもウロウロしているのですが、飼われているのも野良のも、犬ネコともにみんなものすごく小柄。
東南アジアのネコも小柄なのが多かった印象ですが、それより更に小柄で、ボクの目には成ネコと子ネコの区別すらつかないほどです。北欧によくいる巨大なネコの半分の体重も無いのは間違いないです。北欧のネコとハバナの犬でようやく対等に戦えるくらいかもしれません。
相変わらずのレトロカー。
チャリンコタクシーもシンプルながら風情がある形状。
海に向かって旧市街地をひたすらてくてく。
旧市街地も世界遺産なんですが、こちらは20世紀にほとんど壊れてしまっているらしいのと、ヨーロッパから来たばかりのボクにはさほど響かなかったので省略。コロニアル様式とかそんな感じだそうです(全然わかってない)。
船着場に到着。
ここから対岸のカサブランカに渡る船が出ているのです。早朝から深夜まであって、日の出ている間は30分に1本出ています。
ちょうどすぐに船が来ました。
船内には椅子などはほとんど無くて、ただ広い空間があるのみ。
船賃は乗船時に支払いで、5CUP(≒21円)でした。チケットなどはありません。
しゅっぱーつ。
10分ほどでカサブランカに到着。
カサブランカ(白い家)って名前が付くほど白くないような?まぁハバナのカラフルな建物よりは全体的に白いかな。
ここからもひたすら歩きです。
この写真だけ見ると、沖縄あたりの離島の写真にも見える。
坂をのぼった所に、「ハバナのキリスト」と言う大きな像が立っていました。対岸のハバナを見下ろすようなポジションにいます。
けっこう人気スポットみたいでみんな近くまで行っていましたけど、そんなに興味無いのでスルー。暑くなる前に行って帰って来たいので、ちょっと急いでるんです。
ハバナはどこに行っても建物が密集しているので、こういう広い場所に来るとホッとします。
道路沿いに何やら兵器が・・・。
気になるけど、帰りもまた通るから後回しで。
モロ城(Castillo De Los Tres Reyes Del Morro)に到着。昨日暑い暑いと言いながら歩いている時に、対岸から見た城です。
スペイン語名を直訳すると、“モロの3人の王の城”なんですけど、日本語名だと3人の王が完全に無視されてますね。
入場料は6CUC(≒637円)。
やっぱりキューバ人は6CUP(≒25円)でした。25倍差が地味にイラっとします。
対岸はハバナ。
城はけっこう大きいんですが、意外とまわる所が少ない。大砲以外何も無い殺風景な城壁の上と、
灯台。
建物には余分な装飾も無くて、質実剛健。
あと展示室が少しだけ。
帆船模型がちらほら。
これはサンタ・マリアだそうですけど、なぜかあんまりサンタ・マリアに見えない。
欧州から中南米に至る昔の航路や、
欧州による植民地支配の勢力図など。
アフリカの支配図はいつの間にかほぼ頭に入ってますけど、中南米は知識皆無です。
キューバには灯台が多いみたいです。
ほとんどが18~19世紀に建てられた、年季の入った灯台。もしキューバ人に生まれてたら自転車でキューバの灯台全制覇の旅とかすると思う。
教会もありました。
天井は低いですが、昨日入った大聖堂よりもよっぽど風通しが良くて涼しい。
ここまで割と歩いたので、モロ城の売店でコーラ購入。1CUC(≒106円)。
おぉ、これ独自ブランドのハバナのご当地コーラですよ!
缶にはハバナの風景が描かれています。カッコイイ。
短期旅行だったら洗って日本に持って帰りたいくらい好きなデザイン。
お味はさっぱりとしていて飲みやすいコーラ。裏を見ると・・・1本65キロカロリーって低すぎない?
よく見ると240mlで65キロカロリーと書かれているので、1本(330ml)にしたら89キロカロリー。これでも十分低い。でも砂糖の量とも合っています。
そう言えば、暑い国で汗だくで飲むコカ・コーラやスプライトはむせるほど濃く感じるので、もしかしたらこのコーラは本当に砂糖の量が少ない(=薄い)のかもしれません。でもこのくらいが飲みやすくてちょうど良い。
帰り道、さっき気になっていた兵器に立ち寄り。道路沿いだけじゃなくて丘の上にもありました。
丘の上にはミサイル系が並んでいるんですけど、意図してか意図せずしてか、なぜかどれも半分くらい草や木に隠れていてよく見えません。
隠されてないのはこの2本だけ。
近くに軍服を着た若い兵士が立っていましたが、こころよく無料で見せてもらえました。若い兵隊さんはものすごく退屈そうにしていました。みんなが嫌がる仕事を押し付けられてるんだろうなぁ。
また船着場に向かって歩きます。
あれは多分、さっきのコーラ缶に描かれていた建物なんですけど、改修中なのか帽子をかぶっています。
カサブランカ側の船着場は小さくて地味。
待合室のベンチはなぜか石でした。ひんやりしていて気持ちいい。
また船に乗ってハバナ側に戻り。
次は海沿いに建っているレアル・フエルサ砦へ。
お堀が現役です。水がおそろしく緑ですが。
あれカメの甲羅・・・?なぜ?なぜ集めてるの?
入場料は3CUC(≒318円)。
城内は意外と狭く、入れる所はすべて展示室になっています。
展示の大半を占めるのが帆船模型なんですが、断面や構造の模型まであるのがおもしろい。
これはサンティシマ・トリニダー!
黄金航路でもトップクラスの性能の船でした。確かボクも憧れで造りはしたものの、ボクの戦闘スタイルに合わなくてお蔵入りさせてしましたが。
屋上にも上れましたが、特に何もありませんでした。暑いだけ。
もう昼をとっくに過ぎて暑くなってきたので観光終了。
と言っても、昨日よりずいぶん耐えやすい暑さのような気がします。風も涼しいですし。相変わらず汗は止まらないし乾きませんけど。
でもハバナは高めの建物が密集しているおかげで、ほとんどずっと日陰を歩けます。ありがたい。
ハバナ、タイムスリップしたようなレトロカーや自転車タクシーだけではなく、妙に近代的な丸っこいデザインの三輪車?も走っています。
物不足は物不足だけど、庶民の持ってる移動手段だけはえらく多様な気がします。
宿に戻るまでに良い食堂があったら入ろうと思ってたんですけど、日曜だからか何も見つからなかったので、結局昨日と同じ店に来ました。
ビステック・セルド40CUP(≒170円)。
直訳するとビッグ・ステーキです。何が出て来るのかと思ったら焼いた豚肉でした。
!!でもこの豚肉、ニンニクがガツンと効いててうまい!なんか疲れが取れる気がする!今日も満足な食事でしたが、やっぱり野菜不足感は否めませんね。
モロ城で飲んだコーラの、違うバージョンを見つけたのでつい購入。18CUP(≒76円)。
コーラとはまた違う絵で、やっぱりハバナの街が描かれていて綺麗。味はさっぱりしたスプライトって感じでした。
明日はトリニダードに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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