【キューバ】ハバナの町を西に東に歩きまくった(2019年8月24日)

オラー!

今回はキューバの首都ハバナの街をひたすら歩きました!

 




 

2日後にはキューバのトリニダードと言う町に移動したいボク。旅行者に有名なViazulと言うバス会社だと、ネット予約が出来るらしいんですが、肝心のバス停がよくわからない

他の旅行者のブログとかには地図が乗ってるんですが、今その場所はグーグルマップでは「閉場」と出て来てしまいます。グーグルマップだけが言ってるなら間違いの可能性も高いんですが、更にMaps.meと言う地図アプリで調べても、全然違う場所にピンが立ってしまいます

これだと、ネットで予約して料金を払っても、当日バスターミナルに行けないとなって非常に困る。それにハバナ⇒トリニダードは人気路線らしく、1日3本しかない便が前日には埋まっていたと言う話も聞きます。

と言う事で、今日はまずバスターミナル(と思われる場所)に行ってみて、直接チケットを買う事にしたのでした。

 

宿からは3km弱くらいなので、歩いて向かいます。

 

途中、スーパーらしき店があったので入ってみましたが、品数が少なくてびっくり

同じ商品ばかりをとにかくあるだけ並べているのに、それでも棚が埋まっていないと言う状態。

実はキューバは社会主義国のため、冷戦時代からずっとアメリカとの折り合いが悪く、今もアメリカから経済制裁を受けている状態。アメリカの影響が絶大なカリブ海でアメリカから経済制裁を受けると言う事は、つまり外国からほとんど物が入って来ない事を意味します。

そのためキューバでは材料も工業製品も常に不足しているし、また野菜や果物は自国で採れる旬の時期にしか出回らないと言う、とんでもない事になっているのです。

ニュースなどで「経済制裁」って言葉はよく耳にしますが、実際に大国から経済制裁を受けた国がどうなるかを旅行者でも実感できる国がキューバです。

 

ひたすら歩いて歩いて、

 

Maps.meが示すバスターミナルに到着。

思ったよりずっと立派なバスターミナルが建っていてびっくり

「Terminal de Bus」のバス(Bus)の部分がバスの絵柄になっているのがちょっとかわいい。

やっぱり、他の数名の旅行者のブログに書かれているのと全然違う場所がバスターミナルでした。2018年8月の情報では少なくとも前の場所だったみたいなので、ここ1年で移転したものと思われます

中も、普通に立派なバスターミナル。

 

バス会社Viazulは、バスターミナルに入って左側に進んだ所にありました。

 

今日出発以外のチケットはViazulに入って2階の窓口。

 

明後日、トリニダード行きのチケットをゲット。

10時45分発のバスなんですが、9時45分にチェックインしに来るように言われました。1時間前に来いとはなかなかですね。よっぽどすっぽかす人が多いんでしょうか。

 

また徒歩で戻ります。あの建物は病院らしい。

昨日の銀行もすごかったけど、あの病院も年季入っています。でも病院が古いとちょっと不安な気が

歩いていると10分に1回くらい声をかけられるのですが、今日の会話のイチオシはこちら。

おっさん「今ジャパンは冬だろう?

キミ、北半球と南半球って知ってる???

まぁ、キューバは前述の通り社会主義&アメリカと不仲なせいで、大半の国に入る事すら困難で、お金の問題以上にパスポートの問題で海外旅行なんぞには行けないらしいので、そもそも海外の事にそんなに興味が無いのかもしれません。

 

爆音の音楽が漏れ聞こえて来るショッピングモールがあったので入ってみました。

入ったら、中央がいきなりフードコート&バー。その周りを螺旋通路と店が取り囲んでいるレイアウト。中央のフードコートではポップな音楽が爆音で流れています。

これは個性的なショッピングモール。今やどこの国に行ってもイオンモールみたいな、没個性なショッピングモールが建っているのかと思いきや、キューバは独自路線を走っていました。

唐突に現れる、ヨーロッパのような大聖堂

 

中身も普通に大聖堂でした。

しかし、東南アジアやインドでも思ったんですが、湿度が高い国の欧風教会は居心地悪すぎる暑い

ヨーロッパとか乾燥した国だと、いくら外が暑くても教会内はひんやりしているもんですが、なぜか湿度が高いとそうはならないようなのです。身体の周りの暖かくて湿った空気が、そのまま身体にまとわりついて来るような感じ。息苦しさすら感じます。

キューバは、個人の店に看板などがあまり出ていません。この通りは店が並んでいる割に殺風景な通路だし、

 

これはアイス屋さん

外からじゃ全然わかりませんね。ボクはおっさんがアイス片手にここから出て来るのを見て気付きました。

なんと、アイスは3CUP(≒13円)でした。

道理で大人も子供もアイス片手に歩いているはずです。水やジュースより安いんだもん

昨日から水が売られていなくて困ってたんですが、朝見たのより更に大きなスーパーを覗いたらありました。

 

水5Lで47.5CUP(≒202円)

つい買ってしまった・・・。一応、水道水が飲めそうなので水道水を飲んでいたんですが、やっぱりこう、一抹の不安が残るため、安心してがぶ飲みできる水が欲しくて仕方なかったんです。

観光しに行くつもりだったんですが、さすがに5Lは持って行けません。無駄に1.5kmほど歩く事になりますが、いったん宿に戻る事に。

 

もう外はだいぶ暑いので、宿に戻るともう外出したくなくなりましたが、昨日は両替、今日はバスチケット購入だけだとあまりにもブログ映えしなさ過ぎます

宿に水を置いて再出発。海沿いの道に出ました。

景色は良いんですが、海沿いは暑くて歩いてられません・・・。

なんかエライのがもたれかかってます。

古くなったから修繕する・・・のかな?ていうかこれでひとかたまりだったんだ。

こちらはボサボサしていて気持ち悪い柱

 

よく見ると筒状にした紙がいっぱいささっています

意味が分からない・・・。

サン・サルバドル・デ・ラ・プンタ要塞とやらに来てみましたが、意外とっつーか何もありません

 

変なオブジェはあります。

 

あとは湾を挟んで対岸のモロ城とやらが見えるくらいです。

 

元はこんな形だったんですかね。

・・・暑い

これは何か・・・おみこし?

そう言えばさっき声をかけて来た人が「今日は祭り」と言っていて、「へぇほんとうすごいね」(棒読み)と返していたのですが、どうもウソではなかったみたいです。※「今日は祭りがあるから~」はどこかへ連れて行く系詐欺の常套句

マルティレス広場

こんな暑いなか銅像もご苦労な事だな。

これは革命博物館らしい。

 

入場料はキューバ人8CUP(≒34円)、外国人8CUC(≒850円)。すげぇな。25倍差はインド人もびっくりだよ。※インドの博物館はだいたい国民と外国人で10倍くらいの差がある

料金差は置いておくとしても、キューバの革命に800円分も興味は無いんだよなぁ・・・。多めに見積もってもせいぜい400円分くらいです。

革命博物館もスルー

あれはキューバの英雄たちの顔ですかね。チェ・ゲバラくらいしか分かりませんけど。

暑い・・・・・・・・

・・・・・・・・ブログ映えなんぞくそくらえ!!!

暑過ぎてもう無理です。昼過ぎたら外歩くもんじゃない。明日は朝早めに動こう。

今日は、昨日よりはもう少し食堂らしい食堂に入りました。

 

それでもやっぱり座る椅子は無く、壁沿いのカウンターと小さい丸テーブルが2つあるのみです。

 

ロモ・アウマド。50CUP(≒213円)

ロモ・アウマド

おぉー、やっぱり好みの食事。ロモ・アウマドはスモークしたポークの事ですね。昨日のは白米に小豆みたいな豆の煮物がかかっていましたが、今日は同じ豆が一緒に炊き込まれています。周りには生野菜と甘い芋。

しかし、どうも暑さで内臓がやられてるみたいで、米が一向に喉を通って行かない。さっきまでけっこう空腹だったはずなんですけど。どうにかがんばって完食。

 

宿に戻って15時。15時半くらいに寝てしまって、途中で1回起きたけど身体が重くて起き上がれず、ようやく起き上がれたのは19時半

ここ1ヶ月ちょっと涼しい(と言うか寒い)地域に滞在してからの、いきなりの暑い国だったので、身体が全然慣れてないんだと思います。体力の消耗が激しい。

気分的にはこのまま寝たい所ですが、祭りとやらを見に行ってみるか、と20時に外出。

 

祭りがどこでやってるのか全く分かりませんでしたが、とりあえず海沿いの道路へ行ったらビンゴ。車の通行が規制されて歩行者天国になっており、屋台がちらほら出ています。

人もいっぱい。みんな同じ方角に歩いて行くので、人の流れに付いて歩きます。

どんどん人が増えて来て、警官も立つようになりました。

 

どうやらこの辺が中心っぽく、柵の向こうには舞台がいくつも並んでいるのですが、どうも柵からあっちはチケットが無いと入れないみたい。

日が暮れているのにまとわりつくような暑さで、ゆっくり歩いているのにあっと言う間に汗だく。日本かここは

いつ何が始まるかすらよく分からないので、30分歩いたところで引き返し。

結局何にも出会えず。ただの夜さんぽに終わりました。ブログ映えなんぞくそくらえ。こっちは暑くて眠いんである。

 

明日は一応城と要塞巡りの予定。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント