フッデダッハ!
今回はオランダの世界遺産キンデルダイクの風車を見に行きました!
世界遺産キンデルダイクの風車とは
オランダのキンデルダイクには、キンデルダイク=エルスハウトの風車網(Mill Network at Kinderdijk-Elshout)と言う名称で世界遺産に登録されている風車網があります。
オランダと言えば風車!風車は世界各地にありますが、オランダに造られた風車の大半は、干拓地の排水を目的として造られました。
オランダはなんと国土の1/4が海よりも低く、海面や川面の上昇でたびたび浸水被害に遭って来ました。そこで排水に使ったのが風車。風車を利用して排水ポンプを回す大規模な排水システムを各地に造ったのです。
現在ではオランダの風車はかなり数が減ってしまいましたが、ここキンデルダイクには今でもオランダ最大規模の19基の風車が残っています。
朝は、昨日スーパーで見つけたレバー缶。なんと3缶で0.99ユーロ(≒118円)。
パテですな。どんなもんかと思ったけど、クセも無くて意外とおいしい。
さて今日行くのはキンデルダイク。オランダに来たら風車は見なければなるまい。夏はキンデルダイク直行の水上バスがあると聞いたので、宿から1kmほどの所にある乗り場に向かいます。
ありました時刻表。
1時間に1本なので、時刻表は確認してから来ないといかんですね。
バス乗り場はここ。ちょっと水に浮いた所です。
これは水上タクシー。
水上バスは、キンデルダイク行きだけじゃなくて、他にもいくつか通年で運行している路線もあります。冬季でも1回乗り継げばキンデルダイクまで行けそうな路線図でした。
水上バス202番(キンデルダイク直行便)が来ました。
客は多く、座れない人がいっぱいいます。
自転車も一緒に乗れます。
思ったより速いスピードで進みます。
橋の下をいっぱいくぐるのが楽しかったです。
チケットは船内で買います。乗務員さんが順番にまわってくるのですが、ほぼほぼ乗船時間めいっぱいかけて集金しますので、ボクが払ったのはもう降りる直前でした。片道4ユーロ(≒478円)。
往復券は無く、また帰りの分を一緒に売ってもらう事も出来ないみたいです。
なお、オランダの公共交通機関ICカード「OV-Chipa Kaart」にお金をチャージしておくと、3.69ユーロ(≒441円)みたいです。船内の機械にピッとICカードを当ててる人の表示を、横から見てたら3.69ユーロだったのです。なかなか微妙な割引率・・・。
35分ほどでキンデルダイク到着。
バスだと料金いくらかかるかは知りませんが、時間は乗り継ぎ込みで1時間ほどかかりそうだったので、水上バスが楽ちんですね。
キンデルダイクの風車のチケット料金。
入場が9ユーロ、風車のある水路ボートツアーが6ユーロ、2つ合わせると15ユーロ。バラでもまとめてもお得にならないのはなぜだ。
ボクは9ユーロの入場券を購入。
後で判明したんですが、風車を外から眺めるだけならチケット要りません。チケットで入れるのはフィルムシアター、簡単な展示場、展示用に開放されている風車2基。風車沿いの道は一般の歩行者自転車専用道路で、チケット無くても歩けるのです。看板にはオーディオガイドのマークもありますが、これはアプリをダウンロードしてスマホで聞けって事だったみたいです。
まずは展示場へ。
風車ゲームがありました。
5人同時に遊べて、ハンドルとレバーを操作し、自分の操作する風車の周りが、乾燥し過ぎたり水が溜まったりしないようにすると言うゲーム。楽しくて2回もやってしまいました。
ボックスを覗くと、中で風車にまつわるお話が上映されているのが見えます。
でも覗き窓の位置が高い。ボクは踏み台を使うほどではないけど、背伸びしないと見えないと言う微妙な高さでした。
なんとなく排水ポンプっぽいのですが、解説を見ると「これが何か知りたい人はオーディオガイドをダウンロードしてね!」としか書かれていなかったので、何か分かりません。ボクのスマホ最近バッテリがもたないので、出先で無駄に繋げたくないんですよ。
あと11分のミニシアターを見て、さて風車の方へ向かいます。
こんな感じで普通の自転車歩行者一般道。自転車を使っている観光客も多いので、バンバン自転車が通ります。
これが1つ目の、内部が開放されている風車。
風車の中身はマルタでも見ましたけど、ここの風車は羽根がぶんぶん回っている状態で中を見れるので、木で出来た歯車がグリグリ回っているのを見る事が出来ました。歯車がデカいのでかなりの迫力。
風車の中には居住スペースもあります。
秘密基地みたいで楽しそう。
道端にアイス屋がいたので、アイス購入。1.3ユーロ(≒155円)。
濃厚でうまー。オランダはアイスがおいしくて安い?
ここから先はとにかく風車。
風車1台1台の距離がけっこうあいているので、歩いても歩いても近づきません。チケット売り場から片道1~2kmは歩かないといけません。ボクは一番端の2,3基は面倒になって引き返しました。
これが2つ目の、中に入れる風車。ちょっと変わった形をしています。
ここは羽根を近くから見る事が出来ます。羽根の回る速度が速いので、近付くとちょっと恐怖をおぼえます。
風車の下で憩う人たち。
普通にここに人が住んでた頃も、きっとこんな感じで憩ってたんじゃないかな。
ここも中は居住空間の再現でした。見る所は1つ目の風車に比べて少なかったです。
この風車の向こう側に、小さい庭が再現されています。
ヤギがいたり、
道具小屋があったり。
風車のある干拓地でののどかな生活・・・をイメージしますけど、風車のメンテナンスとか大変そうですよね。
水深計が立っていました。
一番高い印は・・・はるか頭上。
風車でがんばっても無理な時は無理だったんでしょうな。よくこんな大変な所に住んで・・・って日本も似たようなもんか。
来た道をまた歩いて帰りました。
滞在は全部で3時間ほど。
帰りの水上バスは自転車だらけ。
帰りの水上バスからは変な物が見えました。
なんかノアの箱舟っぽい。先端にキリンが立ってるし。
後で調べたら、本当にノアの箱舟らしいです。オランダの建設業を営む男性が、洪水の夢を見たのをきっかけに真面目にノアの箱舟を造ったらしい。中までちゃんとした造りで、5千人収容して航海できるそうです。すごい人がいるもんだな。
ロッテルダムに戻って来ました。腹減った。
少し歩いて、マーケットハウスと言う所にやって来ました。
中には、飲食店やチーズなどを売るショップが並びます。
人気だったのでこの店にしました。
オーダーした後、作っている様子を見る事が出来ます。まず薄い生地に具を入れて、
四角くたたんで焼く。
箱に詰められて出来上がり。
そう言えば名称不明。6ユーロ(≒717円)。
これは・・・巨大ザンジバルピザ!(伝わらない)
中身はホウレン草、コーン、タマネギ、ケバブ、チーズ。
めちゃボリューミーでうまい!ちょっと味が濃すぎる感はありますけど。おそらくマーケットハウスで一番安くお腹いっぱいになれる店じゃないでしょうか。欠点は、ボロボロべたべたするのに手で食べなければいけない事。
なんだかんだでもう夕方なので、スーパーに寄ったりしつつ帰りました。
ロッテルダムのメトロの看板、遠くから見るとマクドナルドに見えます。黄色いMはあかん。
明日は近くの街ハーグに行って来ます。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
もうペルーに渡ってたのかな!?
と気になって覗いてみました
息災そうで何より
合掌
>>藤一文字さん
うぉーお久しうございまーす≡\(‘ω’)/
ちょー息災です。ペルーにはカリブ海を挟んで10月くらいに渡ると思います!あっち今真冬ですから!
Gozleme =スペルはo の上に「¨」
写真の箱の横に印字が_
「ギョズレメ」という、クレープ
生地に肉やジャガイモ、ホウレンソウなどを包んで焼く、トルコの国民食ですね
オランダでも人気
お久しぶりでした
>>沙門さん
お久しぶりですー。
そうなんですね~ありがとうございます!