【ギリシャ】アテネのアクロポリスリベンジ!&なぜか自動車博物館へ(2019年7月5日)

やーさす!

今回はギリシャのアテネでアクロポリスにリベンジ!&自動車博物館に行きました!

 

アテネのアクロポリスとは

アクロポリスは、古代ギリシア時代に造られた、小高い丘の上に神殿などが築かれた場所の事を言います。特にアテネに残るアクロポリスは「アテナイのアクロポリス(Acropolis Athens)」として世界遺産に登録されています。

もともとこの辺りには紀元前6000年頃から村落があった形跡があり、紀元前6世紀ごろからアクロポリスのあたりに神殿などが建てられ始めたらしいです。




さて、今日はちゃんと朝からアクロポリスにやって来ました2回目なので道中の話は省略して、いきなりアクロポリス前から始めます。

 

そうそう、今日は新しい靴がデビューしました。アクロポリスに上る、超ツルツル滑る石畳も余裕で上れます

前の靴だと、どれだけ慎重に歩いても滑ってどうしようもなかったので、昨日は道じゃない場所を選んで上ったほどでした。グリップ力の差に感激

今日はちゃんと有人のチケット売り場が開いていました。

昨日使った券売機もあったんですけど、昨日の一件ですっかり券売機恐怖症になりました。券売機と有人チケット売り場で管轄が違うなんて怖すぎる。もう観光地で券売機を見ても使わない

アクロポリス単体券20ユーロ(≒2,436円)。

たっかいなぁ・・・。そう言えば昨日の返金依頼は、1回メールが返って来て「チケットの写真、購入時のカード番号の下4桁、カード名義」などを質問されたので、それらの回答メールを送ったのですが、まだ返事が来ません。一応対応してもらえそうな事はわかりましたが、本当に返ってくるのでしょうか。

 

エントランス前は、昨日とうって変わって行列が出来ています。

しかし、並んでいる人の中には、行列に並んで自分の番になってから「えっ?ここでチケット買えないの?チケット売り場どこよ?」ってなって引き返す人が1~2割います。そうだよねぇ、普通に上って来たら有人チケット売り場の前を通らないもん。不親切過ぎるんですよこの観光地

入場しましたが、気持ち悪くなるくらい人が多いです。

 

ヘロディス・アッティコス音楽堂

名前の付いたギリシア劇場。2世紀に造られた劇場で、今でも音楽イベントが開催されているようです。

舞台の奥に見える柱部分は、その昔、レバノン杉で作られた屋根がのっていたそうです。当時の最高級木材みたいなもんです。

この奥にもまた別のギリシア劇場があったみたいですけど、最近もうギリシア劇場を見飽きている感があるのでスルー

 

パルテノンに向かって更に丘を上ります。

人の波の向こうに見えている建造物は、プロピュライアと呼ばれるです。人が出入りするための門であると同時に、攻め込まれた時は防衛する為の門でもありました。と言っても防衛用の構造じゃないそうですけど。見た目重視だったんですかね。

内側から見たプロピュライア。

 

はい、これがあの名高いパルテノンです。

わぁ、足場だらけだ!

文化財の修復が必要なのは分かるよ!わかるけど、わざわざ観光客が多いハイシーズンにやらなくても良くねぇ?

あと思ったよりなんかこう・・・必死で修復して形を保ってる感がすごい。

有名なパルテノンですが、歴史的にはけっこう苦労の多い建物です。今の建物が造られたのは紀元前5世紀だそうですが、6世紀にはキリスト教に取り込まれて聖堂として使われたと思ったら、15世紀にはオスマン帝国のもとでモスクに変えられました。そしてオスマン帝国に占領されたが為に、敵国であったベネチア共和国の攻撃にさらされ、この際に建築や彫刻の多くが失われたと言います。

更に19世紀初頭、当時のイギリスのエルギン伯爵がかろうじて焼け残っていた彫刻を英国に持ち帰り大英博物館に売却。ギリシャは返却を求めているそうですが、これらはいまだに大英博物館に展示されているそうです。あー、そう言えば大英博物館にあったよねギリシャコーナー。先に知っていたら複雑でしたね。

それにしても、どっち側から撮っても足場か重機が写り込みますね。

苦労の多いパルテノン、現状の形を維持しようという必死さは伝わって来ます。

これが紀元前5世紀の建物ってのはすごいとは思うんですけど、どうもこう、『”元はすごかったけど年老いて会話も歩くのもままならなくなった人”を、周りが必死で支えてごまかして表舞台に立たせ続けてる』みたいな痛々しさを感じます。良いからもう静かに楽にさせてあげてよ・・・と言いたくなる。

敷地は広いですが、パルテノン周囲はお盆のプールのような混雑具合

ボクの「人混みキライモード」は既に起動中。

端からはアテネを見下ろせます。

 

これはエレクテイオン。パルテノンと同じくらいの時期に造られた神殿。

その昔、この神殿内には神聖なヘビがいて、エサとしてハチミツケーキを与えていたそうです。ヘビがハチミツケーキを食べないのは凶兆とされていたらしい・・・ってヘビがハチミツケーキを食べる事にビックリですよ。ヘビって肉食じゃないの?でもまぁクマも肉食だけどプーさんはハチミツ好きですからね。ヘビだってハチミツケーキくらい食べるのかもしれません。知らんけど。

 

縁日の中を歩いているような人の流れに乗って出口へ。

なんか、「別に来なくても良かったなココ」感があり過ぎて、テンションだだ下がりです。人が少なくて改修中でなければそこそこ楽しめたのかもしれません。ボクはアテネにつくづく嫌われているみたいです。

ボクの遺跡へのモチベーションが過去最低なくらい下がったので、もう遺跡も博物館も見ません。全然関係ない所に行きましょう。てくてく歩きます。

 

行く手を阻む妖怪。

 

ずんずん歩いて行くと、めんどくさそうに道の脇に避けてくれました。

 

来たのはここ、ギリシャ自動車博物館(Hellenic Motor Museum)


宿の近くなので、ここ数日通りかかるたびに気になっていたんですよ。

入場料は10ユーロ(≒1,218円)。

 

ここはとにかくクラシックカーが大量に並んでいます

ボクは雰囲気が好きなだけで別にクラシックカーに詳しいわけではないので、何も説明はできません。1920年~1980年の、アメリカ、フランス、イタリアの車が多かったです。

1937年のニューヨークのパトカー。ごつくてかっこいい。

 

ホイールが木。割れないのかな?

 

昔の整備場再現?

 

一部、運転席やボンネット内部もよく見えるように展示されている車もあります。

 

ハンドルも木。

 

異彩を放っているこれはジョーク系の展示でしたw

「紀元前2000年の車」「アメリカ製」「主に仲良しの友達の家に遊びに行く時などに使用」「時速2km」と説明されています。紀元前2000年のアメリカ製ってあたりがインパクトありますw

この博物館はアテネ中心部とうって変わって人が少なく、客はボク以外に4組しかいませんでした。静かで快適。展示も満足。

はい、もう今日の観光終了。なんだかんだでもう午後ですけどね。

今日はまたスーパーでサラダと、あとカップラーメンを買って来ました。

スーパーでたまたま見つけたら食べたくなって。

チキン味のスープ。具は少ない。けっこう塩辛いけど割と好き。

 

デザートは素焼きの容器に入ったヨーグルト。

前食べたのと違うパッケージのを買って来たら、ヤギ臭さがすごくてちょっと引きました。ギリシャのヨーグルトやフェタチーズはヤギ乳で作っているのは知っていましたが、あんまり臭みを感じる事が無かったので、なんかそう言う技術が発達してるんだろうな~と思っていましたが、そうでない場合もあるようです。すげぇヤギ臭かった。もうこのパッケージは買わない。

 

明日はギリシャのリゾート地、サントリーニ島へ移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 奈良miu より:

    自動車博物館いいですね
    旦那のより新しい型のminiがある(о´∀`о)

  2. wolt より:

    >>奈良miuさん
    旦那さんの車の方が古い…だと…!?
    さすが、楽しそうな相方さんですねw

  3. アンダンテ より:

    アクロポリスの入場券は、買い直さずに、グダグダ言って、昨日のチケットで入場できなかったのでしょうか?
    キャンセルした20€は、その後どうなりました?

    • wolt より:

      >>アンダンテさん
      返金依頼メールの返事は割とすぐ返ってきて、普通に返金可能そうな文面(「返金するので振込先教えて」など)だったので、おとなしく翌日チケットを買い直し、古いチケットはそのまま持っておいたのですが、その後いきなり音信不通になり、2,3回フォローメール送っても完全無視されるという仕打ちを受けたので、結果的に二重取りされたことになります!
      なので丸2年経過した現在でも、アクロポリスへの恨みは消えていません笑