フッデダッハ!
今回はオランダの首都アムステルダムの国立美術館に行って来ました!
黄金航路―アムステルダム
著作権元:株式会社アピリッツ出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」(いずれもサービス終了)
※黄金航路がよくわからない方は、こちらのページの真ん中あたりで説明していますのでご興味がありましたらご覧下さい。【リンク】はじめにご興味なければスルーして頂いても何ら支障はありません。
現在―アムステルダム
来ました。ついに来ましたアムステルダム。ネーデルラントに所属していたボクにとってはホームですよ。タイトルに入れる国名もネーデルラントにしようかずいぶん悩みました。オランダって言うとどうもしっくり来ない。
まず8月1日は引きこもっていました。朝から土砂降りだったからってのもありますけど、さぼってたりダラダラしていたわけではなく、今後ブログが書けなくなる問題にぶち当たって、その試行錯誤に半日、これからコペンハーゲンまでのルート決め&宿予約に半日かかりました。超疲れた。
ファイル数問題対策
A:地道に不要そうな画像消す
○低コスト
×テーマ生成ファイルなので不具合の可能性
×手間が莫大
B:ロリポのプランUP
○安全で簡単
×ペイできるけど月額2千円は痛い
C:サーバ移転
○将来的に安心
×そろ日のデータ(60GB)をダウン・アップロードできるネット回線無い— wolt@がんばらない世界一周中 (@wolt556) August 1, 2019
結局まぁ、ブログはこれからもちゃんと書けるようになりました。
夕方16時頃、近くのスーパーへ。
オランダのスーパーの物価は・・・フランスくらいかな?
オランダはチーズの名産地ですが、別にチーズが安いわけではないみたいです。ナッツ類だけがちょっと安い印象でした。
サラダ、スモークチキン、ピリ辛ピーナツ。
と、カップ麺。
日清がヨーロッパで販売しているSOBAもありましたけど、安かったこっちのカップ麺にしました。
開けた瞬間タイの香り。
割とおいしかったです。ジャンキーな味で。
8月2日。今日も朝から雨ですが、今日はちゃんと観光します。朝飯(パンとツナ缶とハチミツ)を食べながら観光地を調べていると・・・なぬ!?アンネ・フランクの家はweb予約以外では入れないだとぅ!?やばい、完全にノーマークだった。
公式webサイトを開いてみると、チケットの解説がありました。要約すると「1日の入場チケットの内80%は事前枠として2ヶ月前から発売開始。残り20%は当日枠として当日の朝9時から発売開始。」
つまり、毎朝9時に血で血を洗うチケット争奪戦(※イメージです)が、ネット上で行われているわけですね。
もちろんチケット争奪戦に参加すべく、外出の準備は万端にして、8時45分からチケット予約サイトを開いて待機。後はもうページを更新するだけの状態でスタンバイ。結果・・・
アンネの家、web予約でしか入れないので、9時から発売される当日券を買おうと00秒にスタートダッシュかけたのにコレ。
1200人待ち!!! pic.twitter.com/aGyM3nq3Tc
— wolt@がんばらない世界一周中 (@wolt556) August 2, 2019
_人人人人人人人人_
> 1200人待ち <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
画像上部の英語部分は、要約すると「200人以上待ちが出てたら待つ意味無いよ。まぁ200人以下でも無駄かもしれんけどねウププw」と言う事だそーです。まぁ当日券は200枚しか無いって事でしょうな。
何回か画面更新するとじわじわ減って800くらいにはなりましたが、とうてい買える気がしなかったので諦めました。
一応明日も挑戦しようと思いますけど、これは勝てる気がしないなぁチケット争奪戦・・・。
それじゃ今日は、中心部から少し離れた美術館エリアをまわろうか、と言う事になりました。アンネの家を始めとした中心部のメイン観光地には明日行きましょう。
アムステルダムのメトロの乗車賃が高い(1時間券3.2ユーロ(≒379円))ので、美術館まで約6kmほど歩こうかな、雨も止んだことだし・・・。
1kmくらい歩いたところで何ともならないくらい土砂降りに見舞われました。木の下に退避。
実はですね、アムステルダムは天候がめちゃくちゃ変わりやすい事で有名なんですよ。なんでそんな天候が不安定な場所に街を作ったんだ。
土砂降りでもみなさん果敢に自転車で駆け抜けてらっしゃいます。
さすが自転車天国オランダ。しかしこんなに天候が不安定だと、自転車天国も楽じゃないのかもしれません。
15分くらい木の下で雨宿りすると雨が弱まったので、徒歩で行くのはあきらめて、宿の最寄のメトロ駅に引き返しました。
・・・が、券売機でチケットを買おうとすると・・・「紙が無いのでチケット販売できません」
紙が無いってどーゆーことやねんワレェェェェェ/(^o^)\高いなら高いなりのサービスしろやぁぁぁぁぁ/(^o^)\
駅員も見当たらないし、仕方ないので、隣の駅まで歩きます。ムカつく事に、ちょっと晴れてます。
もう1時間経つと言うのに、宿の1km圏内から出られないボクはいったい何をしているんでしょう。
1つ隣の駅は、ちょっと寂れていました。
が、券売機はちゃんとチケットを買える状態で待っていてくれました。
明日もまたアムステルダム中心部に行きたいし、こんなに天候が不安定なら交通機関はフル活用しましょう。
2日券を購入しました。13.5ユーロ(≒1,598円)。
5回乗ったら元が取れる計算。せっかく買ったからいっぱい使おう。
アムステルダム到着!
ヴェネチアほどではありませんが、アムステルダムも運河だらけの街なのです。地図で見るとこんな感じ。
運河と花と自転車。なんとなくこれがアムステルダムらしい風景じゃないでしょうか。自転車が花にめり込んでますけど。
この浮かんでいるのは、船じゃなくて家っぽいですね。
カフェやオフィスが多かったですが、普通に住宅みたいなのもありました。ドアの横に番地まで付いています。
あの虹色の旗はLGBT支援関係の何かですかね。確かアムステルダムはイベントもやってますし。
オランダらしい家。
なんか、ちょいちょい手前側に傾いている家があって不安を覚えます。
アムステルダムの家って、1軒の幅がめちゃ狭いんですけど、奥行きはやたらと長いのです。で、1つのブロックで家が輪になるように並んでいて、真ん中はそのブロックの住人だけが出入りできる中庭になっているんだと。航空写真で見るとよくわかります。
こんもり木まで生えちゃってるし、良い公園になってそうです。ていうか子供の遊び場としてはめちゃくちゃ安全じゃないですか。車が突っ込んでくることも不審者が現れる事も無いんですよ。すごい。
大量の半放置自転車。
自転車天国の裏の姿ですなぁ・・・。
まず見に来たのはマヘレの跳ね橋(Magere Brug)。
これは、アムステルダムで唯一現存する木造の跳ね橋だそうです。
運良く動く姿が見られました!船が通過した後、上がった橋が戻る様子です。ちょっと長いですが動画でどうぞ。
実は上がる所を撮ろうとしたらカメラの電池が切れて、電池入れ直している間に完全に跳ね上がってしまっていました。
小舟は普通に橋の下を通れるみたいで、大きい船が通るとき以外は普通の橋です。
良いなぁ良いなぁ現役の跳ね上げ橋良いなぁ~。
と、ぶらぶらしているとまた強い雨が降り出しました。次の目的地Foam写真美術館へ。
入場料12.5ユーロ(≒1,480円)にビビりましたが・・・。たいして大きくも無い博物館の値段じゃねぇ・・・。
中は撮影禁止だったので写真はほとんどありませんけど、写真&現代美術館って感じでした。普通の写真もあるし、映像作品もあるし、なんか空き缶の上に鎮座する仏像?もあるし。
内容はまぁまぁおもしろかったけど、展示数が多いわけじゃないからコスパがちょっと・・・と言う感じ。8ユーロくらいなら満足した。
Foam写真美術館を出て、本日メインのアムステルダム国立美術館へ向かいます。
歩いていたらまた土砂降り。
傘持っている人も雨宿りするレベルの強さです。
また15分くらいで小雨になりました。急いで国立美術館へ。
美術館が見えてきたころにまた雨が強くなって来ましたが、強引に滑り込みました。アムステルダム歩きづら過ぎる(;・ω・)
雨だからってのもあると思うけど、人が多いなぁ。
チケットは20ユーロ(≒2,367円)。
ここは大きい美術館ではあるのですが、ここより圧倒的に大きいルーブル美術館(15ユーロ)やバチカン美術館(17ユーロ)より高いとか、えらく強気な値段設定です。ボクが値段設定する側だったら、無難にルーブルかバチカンに合わせると思うんですが。
けっこう展示密度が高い美術館なので、どこも人が多いです。
この美術館の一番の目玉は、レンブラントの「夜警(The Night Watch)」なんですが、ちょうど企画展みたいなのをやっていて、「市民が描いた『夜警』」のコーナーがありました。
1枚目の真ん中にあるのがオリジナルの複製。周囲を個性豊かな『夜警』が囲んでいます。
ボクが一番気に入ったのはこちら。リアル『夜警』。写真ですけど。
アムステルダム警察何やってるんですかwww
比較:原作の『夜警』。
ちゃんと犬(警察犬)や子供を連れてきている辺りに、原作への半端ない愛を感じます。なんか楽しそうな警察だな。
しかし、最上階の本物の『夜警』を見に行くと・・・
ん?なんだあの金属は。
なんと、X線スキャン中でした。
24時間かけてスキャンするんだってさ~へぇ~すごーい。
・・・・・OTL
あと有名どころはこちら。フェルメールの『牛乳を注ぐ女』。
意外と小さい絵でびっくり。
ゴッホの絵もありましたが、ゴッホの前は人が多過ぎるのと、個人的にゴッホは別に好きではないので、後ろからチラッと見ただけ。
これなんかアツい絵ですね。ネーデルラント対イングランドの海戦。
説明を見ると、場所はイタリアらしいです。いかに当時のオランダとイギリスが各地でブイブイ言わせていたかが分かりますね。
途中で休憩してコーヒー飲みたいな~と館内のカフェに立ち寄ったら、小さい紙コップのコーヒーが3ユーロ(≒355円)だったのであきらめました。いくら美術館内とはいえ、フランスでも3ユーロのコーヒーってなかなか無かったような・・・。オランダなんでも高過ぎです。フランスより高い。
これは何の模型か、説明見なくても分かりますね。出島ですね。
なぜか解説は全部「Deshima」表記でした。デシマ?正式にはデジマだと思うんですけど、オランダ側ではデシマで通ってるんですかね。
帆船模型がみっちり展示されたエリアもありました。激熱!!
ミュージアムショップには、ちょっとキモいアイマスクが売られていました。
目元だけめっちゃ美顔になれますね。
夜警とミズノがなぜかコラボレーションしてランニングシューズを出していました。
意外と無難なデザインだけど好みです。短期旅行なら衝動買いしたかもしれない。
とまぁ、高い高いと文句をたれつつ、3時間くらい滞在しました。
今日うろうろしたエリアはアムステルダムのごく一部ではありますけど、なんだか飲食店が少ない、と言うかほぼ無い印象。
せっかくメトロの48時間券を買ったので、帰る前に寄り道しましょう。
アムステルダム郊外のスポーツ競技場に、Decathronが併設されているのです。
ここでザックカバー(雨除け用)とハーフタイツを買いました。これで南米のトレッキングの準備は出来たかな。
Decathronから出るとハンバーガー屋が見えたので、「あ、もう今日の飯はあそこで良いや」と近づくと・・・
右手に中華料理屋を見つけたので、90度ターンして中華料理屋に入りました。
写真には客が1組しか写ってませんけど、ボクの背中側に8組くらいいます。16時半と言う中途半端な時間にしては客が多い。
ミニ春巻。3.75ユーロ(≒386円)。
おー!うまそう!
しかし・・・ミニとは聞いてたけど、これはちょっとミニ過ぎるのではw
中身が少ないので、ほとんど皮食ってるみたいな春巻でしたが、これはこれで美味しいような気もします。ザクザクだし。
チキン・フライド・ヌードル。7ユーロ(≒829円)。
やった!量が多い!
料理としては、他の人が頼んでいた中華飯みたいなのが美味しそうでしたけど、麺をいっぱい食べたい気分だったのです。
備え付けの“食べるラー油”みたいなのも美味しかったです。
ただ、後から来る系の辛さだったので、調子に乗って食べてたら汗と鼻水が止まらなくなりました。
あーうまかった。明日も良い飯屋が見つからなかったらここに来よう。
口の中がピリピリしていたので、駅のバーガーキングでミルクシェイク購入。2.75ユーロ(≒325円)。
なんか溶けすぎのミルクシェイクだった・・・。
とりあえず今日は天候の不安定さがハンパ無くて観光しづらかったです。明日の予報はもう少しマシそうではあるんですけど、ちゃんと観光できるんでしょうか。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
木造の跳ね橋は骨組みは鉄骨なんですかね?
自転車と人だけならアレで十分なんですね〜❗️
ワイヤーとシャックルとピンと…錘、分かり易くて
一番お金の掛からない仕掛けですねー。by橋屋
>>baumさん
なんとなく中に鉄骨が使われていそうな気もするんですが、英語サイトなどを見ても構造に関する記述が無いのでわからないんですよね。
公式で木造となっているので、木造って事で!