【イタリア】ローマ街歩き。ボクも歩けば史跡に当たる(2019年4月25日)

ぼんじょるのー!

今回はローマ市内を歩いて世界遺産を含む史跡巡りをしました!

 

バチカン関係のは明日バッチリ予約を入れているので、今日は予約が無くても見れそうな物・外観だけでも構わない物をぷらっと見てまわる事にしました。

とりあえず事前に地図上で、トレビの泉、サンタンジェロ城、パンテオン、真実の口、コロッセオに印をつけておき、その間は適当に歩けば何かに当たるだろう的な感じで行きました。「犬も歩けば棒に当たる作戦」です。

 

今朝は朝ランしたんですけど、歩道が狭くて走りにくいし、信号が多いし、信号でストップウォッチを止め忘れたり動かし忘れたりするしで、なんかもうグダグダでした。




シャワーを浴びて、昨日の余りのパンと水だけの囚人みたいな朝食を食べて出発。

適当に歩き出してすぐに、なんか巨大な遺跡みたいな建物がありました。

サンタ・マリア・デランジェリ・エ・デイ・マルティーリ聖堂(Basilica di Santa Maria degli Angeli e dei Martiri)だそうです。名前が長くて何がなんだかわかりませんが、とりあえず聖堂である事だけはわかりました。現れ方の唐突さが尋常じゃないので、いきなりびっくりです。

 

あれも何か史跡っぽいですよ。

ディオクレティアヌスのサンタスザンナ教会(Chiesa di Santa Susanna alle Terme di Diocleziano)だそうです。さっきの聖堂からほとんど歩いてないです。コンビニみたいな頻度で出て来る。

 

サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂(Chiesa di San Carlino alle Quattro Fontane)。

最初は、史跡っぽいのはいちいち調べて簡単な説明でも書こうかと思ってたんですけど、写真を見返したらあまりにも件数が多過ぎて無理でした。

 

なんだか警備が厳重な建物を発見。

 

クイリナーレ宮殿

クイリナーレ宮殿(Palazzo del Quirinale)は16世紀後半、教皇グレゴリウス13世の夏の住居として建設されたそうです。なんで警備が厳重かと言うと、現役のイタリア共和国大統領府だからだそうです。(Wikipediaより)

しかし、イギリスのバッキンガム宮殿やウィンザー城にいた衛兵と比べると、警備員の動きが多いと言うか表情があると言うか。まぁ普通はそうですよね。イギリスの衛兵がすごかった。

 

1つ目の目的地、トレビの泉(Fontana di Trevi)に到着。

トレビの泉

わかっちゃいたけど人が多い!

トレビの泉

トレビの泉は、1762年に完成した、当時最大級の噴水です。

トレビの泉に後ろ向きでコインを投げ入れると、「1枚目で再びローマに来ることができ、2枚目で大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚目で恋人や夫・妻と別れることができる」だそうです。(Wikipediaより)

2枚目と3枚目で内容が相殺されているような・・・。ていうかボク1枚目も2枚目も3枚目もたいしていらないですわ。

思ったよりコインを投げる人は少なくて、時々キラッと飛んでいくのが見えましたが、あんまり「後ろ向きに投げる」にはこだわってないみたいでした。

 

テベレ川を渡ります。

ヨーロッパの大都市にはど真ん中に川が流れている法則発動!

 

川を渡ると巨大な建物が。

この重厚な巨大な建物は最高裁判所(Corte Suprema di Cassazione)。凝った裁判所だなぁ。

軍が警備しています。

 

エアコンの室外機、そんな所に置くんだΣ(‘ω’)

 

2つ目の目的地、サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)に到着。

サンタンジェロ城

 

城の正面にかかっている橋はサンタンジェロ橋。ネーミングが安易わかりやすいですね。

サンタンジェロ橋

 

サンタンジェロ城

サンタンジェロ城は、最初は2世紀に霊廟として造られ、その後5世紀、14世紀と城や要塞として強化されていきました。

16世紀から17世紀にかけても要塞として活躍し、彫像がいくつも設置されるなど、昔からずっと使われ続けてきた城だったようです。

 

ぬぅ、やはり行列が・・・。

しかし、フィレンツェで見た行列と比べるとたいした事なさそうです。今日はめげずに並んでみる事に

15分くらいでチケット売り場に入れました。なんと、9時~11時に入場すると朝割引で5ユーロ(≒621円)でした。

通常料金が14ユーロ(≒1,740円)なので、ほぼ1/3の料金です。これはすごい!早起きで三文得ても何も嬉しくないですが、9ユーロも得られるならみんな早起きしますよ

 

中は意外とあっさりしていると言うか、あんまり展示はありませんでした。古い武器とか、

 

中世の鎧いろいろとか。

 

城内もけっこう単調だったかな。

 

天井画。

 

屋上からの眺望が良かったです。

 

あれはバチカンのサンピエトロ寺院

チケットを予約しているので明日行きますが、ここから見てもものすごい人混みで、今からちょっと憂鬱です。

屋上にいるのは大天使の像らしい。サンタンジェロ=聖エンジェルですからね。

 

城を出て、サンタンジェロ橋からサンタンジェロ城。

 

小腹が減ったのでジェラート。3ユーロ(≒373円)。

ジャンドゥイヤ(Gianduia)味。ジャンドゥイヤはヘーゼルナッツを練りこんだチョコレートの事。それって要するにNutella・・・。濃くてめちゃうんまー(*´ω`)

 

人の多い広場に出ました。

ナヴォーナ広場

 

ナヴォーナ広場

ここはナヴォーナ広場(Piazza Navona)と言って、1世紀に競技場があった場所だそうです。広場の中央にはオベリスクがあり、オベリスクの周りを4つの河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像が取り囲んでいます。(Wikipediaより)

これがそのオベリスクとやらですね。

彫像はなんかごちゃごちゃいるような・・・。

 

3つ目の目的地パンテオン(Pantheon)に到着。

パンテオン

 

パンテオン

パンテオンは、ローマの世界遺産に登録されている建築物の1つです。

元々は紀元前に建てられた物だったそうですが、後に火事で焼失。現在あるのは2世紀に再建されたものだそうです。

もともとはローマの神々を祀る神殿だったものの、キリスト教の力が強くなってきた7世紀にはキリスト教の聖堂になりました。キリスト教の聖堂に変わった事で、建物が破壊されずに現在まで残ったと言われています。(Wikipediaより)

 

しかし・・・人が多くて気分悪くなる・・・。

ここは入るの無理そうだなーと思っていましたが、やっぱり見た瞬間入るのはあきらめました。屋外なのに人間臭いんですよ(ヾノ・∀・`)ムリムリ

こんな人混みに車乗り入れてくんなよ・・・。

 

ここにも軍隊がいます。

こんな人混みで何かあったら逃げようが無いですね。ちょっと怖い。

パンテオン、正面は四角っぽい感じですが、後ろは丸いです。

 

またしばらく歩いていると、唐突に遺跡が現れました。

 

トッレ・アルジェンティーナ広場

トッレ・アルジェンティーナ広場(Largo di Torre Argentina)は、紀元前6世紀から紀元前1世紀頃の遺跡が立ち並ぶ広場です。4つの神殿とポンペイウス劇場があったとされ、共和制ローマ時代の聖域だったと考えられています。

あと、なんか知らんけど広場の一角に野良猫の保護施設があるらしいです。(Wikipediaより)

 

両端が無くなっている橋を発見。

 

アエミリウス橋

アエミリウス橋(Pons Aemilius)は、古代ローマ時代にかけられた石橋の中でも最も古い物で、紀元前2世紀に造られたそうです。現在はポンテ・ロット(Ponte Rotto)=「壊れた橋」とも呼ばれています。(Wikipediaより)

 

4つ目の目的地、真実の口に到着。

めっちゃ人多い!

中に入るのは無理やなぁなんて思っていたら、柵の外からバッチリ見えました

と言う事は、この行列は「記念撮影したいだけの人達の行列」って事ですね。みんなようやるわ・・・(;・∀・)

 

本日最後の目的地、コロッセオ(Colosseo)に到着。

 

コロッセオ

コロッセオは、説明するまでも無いような気もしますが、ローマ帝政期(紀元前1世紀~紀元後15世紀)に使われていた円形闘技場で、ローマの世界遺産の1つです。

剣闘士同士や、剣闘士と猛獣などの対戦が行われ、また後に公開処刑の場としても使われた事から、かなり血なまぐさい歴史を持つ建物でもあります。

約4~6万人の観客を収容する事が出来たと言われており、日よけの天幕を張るなどして観客に日光が当たらない工夫などもされていたようです。(Wikipediaより)

 

コロッセオはもう、最初から入るのはあきらめています。案の定こんな状態です。

 

コロッセオの隣にはコンスタンティヌス帝の凱旋門(Arco di Costantino)が建っています。後で調べるまで知らなかったので雑な写真しかありません。

 

コンスタンティヌス帝の凱旋門

コンスタンティヌス帝の凱旋門は、ローマの世界遺産の1つで、コンスタンティヌス帝がミルウィウス橋の戦いに勝利した事を祝って4世紀に建てられたものだそうです。

しかし、近年この凱旋門にコンスタンティヌス帝よりも2世紀近く前の装飾が付けられている事から、元々建っていた門をコンスタンティヌス帝が改築しただけと言う説もあるらしいです。現代人で歴史素人のボクからすると2世紀も4世紀も一緒ですけど。(Wikipediaより)

 

いやぁ疲れた。歩くのも疲れたし、このブログ書くのも疲れた。今日はこんなに疲れるつもり無かったんですけど。さっさと宿の方角へに戻ります。

 

宿の隣のケバブ屋で昼食。

 

ミックスサラダ3ユーロ(≒373円)。

 

と、チキン(ハーフ)プレート5ユーロ(≒621円)。

毎日ピザやパスタだと野菜も肉も摂れないので、時々ケバブ屋に来ないと口内炎が出来るなどの体調不良が起こります。ピザ屋とかにもサイドメニューとしてサラダはあるんですが、6ユーロとか恐ろしい値段するので、頼む気になれないんです。

チキンはちょっとピリ辛過ぎましたけど、肉と生野菜を山ほど食べて元気になりました

 

と言う事で、今日は適当に歩き回る作戦で行きましたが、ローマは予想以上に史跡が多くてめちゃ充実した街歩きになりました。たいてい運が悪いボクも歩けば史跡に当たるローマはすごい

さて、明日はバチカン観光です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 沙門 より:

    ローマは30年以上前だった
    真実の口 がらがら
    トレビの泉 ちょっとだけ人混み
    スペイン広場 工事中(i′Д`)

    ローマ市内のあらゆるところで
    某民族とおぼしき子供たちに
    狙われていた 手口は目の前で
    新聞などを広げて……つい手が
    でてしまう凶暴オヤジ(○´Д`)σ

  2. y.kujime より:

    旅した気分になります。連休で人出が多そうなので助かります。

  3. wolt より:

    >>沙門さん
    ローマは最近でも「財布落とす詐欺」とか巧妙なやつが横行していると聞いていましたが、こんだけ人が多いとおそらく詐欺も出来ないでしょうねー。スリだけ気にしていれば良さそうでした。

    >>y.kujimeさん
    こちらのイースター休暇と入れ違いで日本はGWですねー。日本の観光地もさぞかし混むんでしょうね。