【アルバニア】世界遺産の町ベラト観光!ベラト城は住宅地?(2019年6月17日)

ミラディタ!

今回はアルバニアの世界遺産の町ベラトを歩きました!

世界遺産の町ベラトとは

ベラト(Berat)は、先日滞在したジロカストラとセットで世界遺産『ジロカストラの博物館都市』に登録されている町です。

ジロカストラと同じく15世紀頃にオスマン帝国の支配下になった町で、古い景色が残る町として世界遺産に登録されています。




昨日は22時過ぎに寝たので、朝は5時45分くらいに目が覚めました。

ドミトリーの寝室を出てリビングでぽちぽちブログ記事作成マルタの旅行費用チュニジアの旅行費用の記事を投稿。6時から始めて7時半過ぎには2本とも投稿し終わっていました。朝の作業効率の良さハンパネェ。最近は就寝も起床もやや遅めになっていましたが、朝型人間なので早く起きるようにしようと思いました。

7時50分、宿のオーナー夫妻が朝食を用意してくれました。

さらばイタリアのショボい朝食よ

そうそう、質素にしたってこう言う方向性で良いんですよ!生野菜とチーズとゆで卵とパン!菓子パンよりもちゃんと満足感あるし、栄養的にも良い感じじゃないですか。温かい物が電子レンジで温めたミルクだけですけど、1泊870レク(≒872円)に付いてる朝食ですからね。文句ありません。

 

さて、ベラト城に向かって歩きます。昼は暑くなるので8時20分くらいに出発。

 

ベラト城は山の上。長くてつまらない坂道を・・・

 

・・・登らずに、途中で見つけた登山道を登ります。あんなつまらん坂道のぼってられるか!

 

城壁の通用門みたいな所に出ました。

 

中に入ると・・・住宅地?

ベラト城は周囲の住宅地ごと城壁で囲んだ城で、もう城はあんまり残っていませんが、城壁と住宅地は今でも健在なのです。

後で宿に戻って人のブログ見ている時に知ったんですけど、正規ルートから城壁内に入ると観光客は入場料100レク(≒100円)が必要みたいです。すみません裏から勝手に入ってしまって

どこに行ったら良いかわからなかったので、とりあえずグーグルマップ上で「ベラト城」となっている場所へ。

・・・城はどこ???

これも城壁の一部ですね。

 

振り返ると目の前が住宅地。なかなか面白い景色。

 

住宅地の方へ入って行きます。

 

にゃーん

 

オヌフリ博物館と言うのを発見。

夏と冬で営業日と営業時間が違うみたいですが、どちらも「Winter」と書かれているのでちょっと混乱しました。上が冬(10月16日~4月30日)で、下が夏(5月1日~10月15日)ですね。なんで看板製作から設置までに誰も気づかなかったんだコレ

入場料は200レク(≒200円)。

 

日本語の説明パンフレットもありました。貸出無料。

 

オヌフリ博物館の建物は“聖母マリア教会”。そこにベラトやアルバニア各地からイコン画を集めてここに展示し、「オヌフリ博物館」としたそうです。

 

この博物館、残念ながら館内すべて撮影禁止でした。小さいながらもけっこう良かったので、撮れないのはちょっと残念でした。

説明パンフレットの画像で許して下さい。

これらは聖母マリア教会内のあれこれ。枠や柱がほぼすべて木彫りのため、教会内には古い木の匂いがたちこめていて懐かしい感じでした。木彫りも繊細で見飽きないクオリティ。

イコン画は16~19世紀の物が多く、まぁこの辺は「ふーん」って感じだったんですが、金属板で作られた画がいくつかありこれまた緻密な柄で良かったです。200円でこんな良い物見れるのか!と言う感じ。

 

オヌフリ博物館を出ると、さっき覗いてたにゃーんとその兄弟がころげまわっていました。

動き過ぎて撮れない。ツイッターとかに子猫の写真アップしてる人は、さぞかし根気強くシャッターチャンスを待ってるんだろうなぁ。

ベラトではグーグルマップが役立たずそうだったので、Maps.meと言う旅行者が大好きな地図アプリに切り替えて散策しましたが、Maps.me先生が言う「ベラト城」の場所には何もありませんでした

なんでここにピン打ったんや・・・?

一番城っぽいのがこのエリア。

端に史跡がちょこっと残っているだけのふれあいパークのようにも見えます。電波塔立ってるし。

ここからはベラトと反対側の町を眺める事が出来・・・なにこの和歌山

よくよく見るとそこまで似てないような気もしますが、この景色を見た瞬間ボクは奈良から和歌山に抜ける紀ノ川沿いの道を思い出しました。

手前の赤屋根を含めると和歌山感は消え去ります。

 

後で知ったんですけど、この景色が割と人気っぽいです。

アルバニアらしい景色なんだと思います。他のヨーロッパ諸国では見なかった風景です。

もう少し城壁内散策。もっと南の方へ行くと展望台がありました。

 

ベラトの旧市街地をほぼ真上から見下ろせます。

ベラトの旧市街地は、川を挟んでボクのいるマンガレム地区と、対岸のゴリツァ地区と言う2つの地区に分かれています。上の写真で正面に見えているのはゴリツァ地区。マンガレム地区はほぼ断崖絶壁の足元にあるので見えません。

東の方角を見ると、道が広くてキレイな新市街地が見えます。

おぉー、なんか住みやすそうな雰囲気がしますね。キレイな川が近くにある町と言うだけで既にポイント高いですよ。

他にもMaps.me先生の言うビュースポットがあったので細い道を降りて行くと、途中で完全に雑草に埋もれて進めなくなりました

これ、石塀に挟まれた階段があるはずなんですけど、雑草で階段部分が完全に見えません。ボクは石塀の上に立って撮っていますが、石塀も崩れかけているので足元が不安定です。

おそらくビューポイントは対岸のゴリツァ地区を正面から撮れるスポットなんでしょうね。この角度から推察するに。

さっきの展望台からだとちょっと高過ぎましたもんね。言い忘れましたけどベラトは「千の窓」とか呼ばれている町らしいので、正面から見ないとそのチャームポイントが見えないんですよ。

でも雑草に負けて引き返しました。アザミみたいなのが生えててチクチクするんだもん。あんなん無理。

 

これで城壁内はおおかた見終わったし、そろそろ昼近くなって暑くなってきたので下山。今度は山の西側の獣道を下ります。

 

なぜか山道のど真ん中でカメが草食ってました

けっこう立派なカメです。なぜこんな所に・・・キミは山ガメ?飼いガメ?近くで眺めていると、だんだんカメの顔が不機嫌そうになって来たのでそっとしておきました。

ベラトの町(旧市街よりやや西)に帰還。

あつーい。

宿に戻り。対岸のゴリツァ地区は夕方行こう・・・。

 

宿で少し涼んで、13時40分くらいに昼食を食べに外出。宿のすぐ裏手の階段を登った所にあるレストラン「LiLi」がたいそう評判が良いと聞いて来たのですが・・・

店の人「ありがとう!ごめんね!予約でいっぱいなんだ!ありがとう!」

なんだか何回も「ありがとう!」を連呼されました。日本語で。こちらこそ予約無しとかナメててすみませんでした(;・ω・)

 

結局、また昨日と同じレストラン。

 

1品目、ホウレン草パイ250レク(≒250円)。

ホウレン草パイ

パイっていうからサクサクしたパイ生地みたいなのを想像してたけど、クランブルパイみたいな生地でした。250レクでがっつり2切れも食べれて嬉しい。

ホウレン草もたっぷりで野菜食べてる感がありますね。

 

2品目、チョムレクのオーブン焼き700レク(≒701円)。

チョムレク

チョムレクはアルバニアとその周辺国の料理で、ビーフシチューのような物だそうです。いただきまーす。

めっちゃタマネギ!

分かりやすいようにパンにのせてみました。何と言うか、シチュー部分が液体じゃなくて全部タマネギです。とことん煮込まれてもう一押しで液体になりそうですが。

そしてタマネギ以外は牛肉がゴロゴロ。

これ牛肉何グラム入ってるんだろう。食べても食べても牛肉が出て来ます。この牛肉で4人前のカレーを作っても怒られないくらいの量です。タマネギ好きだし味付けもちょうど良いし、肉はいっぱいだしで満足度高し(*´ω`)

満腹で宿に戻ったら、もう動きたくなくなりました。夕方ゴリツァ地区に行こうと思ってたけど、やっぱり明日の朝行こう・・・_(:3 」∠ )_

ちなみにこちらがマンガレム地区

確かになんか窓いっぱいある気がしますね。1軒あたりの窓の数が多いと言うか。一度窓を気にし出すと、なんだか窓に見つめられてるようで落ち着かなくなってきました。

 

おまけ。宿から見た夜景。

橋がほんのりライトアップされています。写真で見るとけっこう青く見えますけど、実際はもっとぼんやりした青色です。控えめで良いね。

 

明日は朝からゴリツァ地区を歩いて、昼前から首都のティラナに向けて移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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