アフリカのような中東のような国チュニジア!!
今回はがんばらないバックパッカーがチュニジアで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!
チュニジア旅行総費用と内訳
※滞在日数は14日です。※レートも物価も2019年5月時点のものです。※2019年5月時点で1ディナール≒36.78円です。
- 飲食費計: 211.744ディナール (7,788円)
- 宿泊費計: 372.000ディナール (13,682円)
- 交通費計: 277.290ディナール (10,199円)
- 観光費計: 40.000ディナール (1,471円)
- その他計: 33.990ディナール (1,250円)
- 合計: 935.024ディナール (34,390円)
これを円グラフで表すとこうなります。
1日の平均は34.390ディナール(≒2,456円)になりました。ヨーロッパばかり旅行していたので、久しぶりの3千円以下でホッとしています。
チュニジア旅行費用の分析&考察
食費について
食費は1日あた15.125ディナール(≒588円)になりました。
ボクが行ったのがラマダン中だったため、質素な食事(パンとサーディン缶だけとか)と高級レストランの二択と言う極端な生活でしたが、多分ラマダン以外でローカル食堂を利用していても、平均値は同じくらいになると思います。
外食しても東南アジア並みに安く上がるし、都市部にはスーパーもあるので、ラマダンでなければ食事には不自由する事は無いはずです。
宿泊費について
宿泊費は1日あたり28.615ディナール(≒1,085円)になりました。全て個室&トイレバス共用です。
首都のチュニス以外は、Booking.comなどのホテル予約サイトにも15~20ディナールの良い安宿が掲載されていますので、宿にはあまり困りませんでした。なぜかチュニスだけ安宿がほとんど非掲載ですが、現地で探せばいっぱいあります。
交通費について
チュニジアの長距離移動はほとんど「ルアージュ」と呼ばれる乗り合いバス。満席になると出発するシステムですが、人の移動が多いので頻発しています。鉄道もありますが、こちらは1日2便とかなので利用しづらいです。鉄道料金はルアージュと同じくらいか、二等車ならやや安いくらい。
中~長距離ルアージュはだいたい20kmごとに1.5ディナールくらいの感覚。荷物が多少大きくても荷物代は不要です。
チュニス市内のトラムや電車は、距離に応じて0.300~0.700ディナール程度。めちゃ安いし便数も多いので便利です。
チュニジア国内の交通費なら本来はかなり安く上がるはずなんですが、ボクの場合チュニジア⇒シチリア島のフェリー代(約5,500円分)が乗って来ているので、割合的に多くなりました。
観光費について
観光費は物価を考えるとやや高めですが、世界遺産でも8~12ディナール程度と非常に良心的な価格設定です。
しかもチュニジア南部のクサールなんかは普通の村なので、自力で行く分には交通費しかかかりません。入場料ナシで史跡歩き放題みたいなもんです。とても嬉しい。
その他について
その他の大半はSIMカードの通信費。と言っても1ヶ月25GBと言う化け物みたいなプランが合計28ディナール(約千円)なのでお得感がすごいです。※キャリアはooredoo
衛生用品なんかは安くて質が悪い物と、とんでもなく高くて良い物(おそらくヨーロッパからの輸入)があります。質にこだわらなければチュニジアでたいていなんでも買えますが、質が気になる人は日本やヨーロッパから持って行った方がオトクでしょう。
チュニジア人の使う単位
ボクのブログ内では本記事も含め、すべて単位を「ディナール」で表記しているんですが、チュニジアではまだ半分くらい「ミリーム」表記です。
1ディナール=1,000ミリーム。つまり1ミリームは0.001ディナール。もっと物価が安い頃ミリームが主流で使われていた名残みたいです。
なので、例えば市内の電車賃などは「350」と表現されます。「three-fifty」あるいは「three hundred fifty」などです。
屋台やローカル食堂などの金額表記も「1,500」のように記載されている場合があります。1,500ミリーム=1.5ディナールです。
これらは頭では分かっていても、ユーロなどに慣れた頭だと咄嗟に混乱します。例えばユーロで「three-fifty」と言われたら「3.5ユーロ」。つまり「50は0.5」と言う頭になってしまっているので、50ミリームと500ミリームがごっちゃになる事が割とよくありました。ややこしい。
チュニジアの物価目安
旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2019年5月時点。変動する可能性あり。
チュニジア旅行費用まとめ
チュニジアは東南アジア並みに安く滞在可能ですし、宿もネット環境もそこそこ良いので快適です。帰りのフェリーさえ先に取っていなければ沈没したいくらいだと思いました。
以上、「がんばらないバックパッカー」のチュニジア旅行費用まとめでした!
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