でなね!
今回はエチオピアのダナキルツアー1日目!いきなりメインのエルタアレ火山です
「世界一過酷なツアー」と日本人旅行者間で言われているダナキルツアーの、一番ハードな火山登山が、いきなり1日目に来てしまいました。
今日の朝飯。オイルサーディンとポテチ、お菓子。
オイルサーディンの朝飯は久しぶりです。西アフリカのセネガル以来ではないでしょうか。パッケージがよく似ていたのでてっきりモロッコ産の缶詰だと思って買ったんですが、よくよく見るとインドネシア産でした。
8時50分に宿をチェックアウトして、宿のレセプション前のベンチで待っていると、9時10分頃にETT(Ethio Tour Travel)のピックアップの車がやって来ました。そのままピックアップされてETTオフィスへ。
ETTオフィスでは、ツアーに持って行かない荷物(パソコンとか)を預かってもらう事ができました。と言ってもカギのかかる小部屋にぽんと置くだけですけど。
オフィスには既にツアー客が15名ほどいました。思ったよりかなり多い。
名簿を持ったスタッフに名前を呼ばれて、それぞれの車に分かれて乗車。車は全部ランドクルーザー。
ETTさん儲かってまんなぁ・・・。
ボクは韓国人旅行者3人組の車に混ざる事になりました。
1時間ほど走って休憩。
コーヒーは自腹でした。ツアーに含まれてないのねw
また1時間ほどで休憩。
ただの道端です。交通量が少ないから許される行為(;^ω^)
一応ビューポイントとの事なんですけど、それほどでも。
更に1時間ほどで昼飯休憩。
ものすごい投げやりなパスタが出て来ました。皿ごとに麺の量もソースの割合もバラバラなパスタ。これは麺が多くてソースが少なめな皿。
チリでも入ってるのか、ちょっとピリッとする味付けでしたが、韓国一行は店からチリパウダーと塩をもらってバンバンかけて食ってました。キムチが無いと物足りないのかな・・・(;・ω・)
食堂内に平然と入って来るヤギ。
ここで、ガイドさんが今日の予定を話し始めました。
ガイド「今日はこれからエルタアレ火山に行き、17時頃に晩ご飯を食べ、20時頃から登山を開始します!」
!?(´・ω・`)
エルタアレ火山に夜登ってマグマを見る事は、事前にもらったスケジュール表で知っていましたが、それって確か2晩目の予定だったと思うんですけど・・・。まぁ紙の方がテキトーだったんでしょうね。
今日はだいぶ長い日になるようです。今朝ムダに4時半に目が覚めてしまった事が悔やまれます。
この後も更に車移動。
この写真の道はまだマシですが、火山に近付くほど岩だらけのガッタガタの道になっていき、車に乗っているだけでむち打ち症になりそうなくらい揺らされました。
17時、集落のような所に到着。
ラクダがいっぱい。
未だかつてないくらい変な顔のラクダが撮れました。
ラクダを見るたびに、なんでこんな変な動物が生き残ってしまったんだろうと思う。
これからの登山に向け、1.2Lの水が2本配られました。
登山に必要無い荷物は車の中に置いて行くんですが、ボクは1.2Lボトル2本も入るような程良いサブバッグを持っていないし、いつものメインザックから物を取り出すと後で片付けるのが面倒なので、ほとんど全部持って行く事に。
ガイド「ザック大きくない?重くない?」
ぼく「重くないよ」(10kgはあると思うけど)
ガイド「チェックしていい?・・・・重いじゃないか!」
ぼく「だいじょうぶだって!心配すんな!」
押し切りましたw
17時メシとか言ってたけど、17時に到着して17時にメシが始まるわけもなく、18時の日暮れを見ながら待機。
18時半、ようやく晩飯タイム。スープとパン。
え!?これだけ!?(´・ω・`)
と、一瞬不安になりましたが、みんながスープを飲み終わる頃にちゃんといろいろ出て来ました。
良かった良かった、日比谷公園の炊き出しより質素な晩飯かと思っちゃいました。
ツナの炊き込みご飯&野菜のトマト煮込み。
ザ・キャンプ飯って感じ。
・・・が、炊き込みご飯の具としてなぜかレーズンとパイナップルが入っていました。ごはんに果物混ぜるなよ気持ち悪い!!!(|||´Д`)そ
食事が遅れたから、登山開始時間も遅れるのかな、と思っていたら、食後すぐの19時20分に呼ばれてスタートしました。
登山の人数は、昼飯あたりで他のグループと合流したので総勢30名くらいいます。ほぼ学校の遠足。
気温は多分25~28℃程度。半袖で全然OKだけど、歩いていると少し汗ばむ程度。夏季は夜でも35℃を超えているらしいので、熱中症になる人が続出するみたい。
しかしまぁ、気温は低いし、ペースはゆっくりだし、コースそのものはずーっと緩やかに登っているだけの単調な道。あっと言う間に先頭のガイドの真後ろに来てしまって、遅すぎるペースに手持無沙汰になってしまいました。荷物いっぱいあって丁度良いくらいでした。これだけ荷物あってもイライラするペースなんだから。
休憩を2回挟み、全部で約3時間半。約10km、累積上昇500メートルのコースでした。
到着は23時。途中からちょっと眠かったです。
そしてエルタアレ火山のメインイベントは、火口からマグマが見える事。けっこうしんどそうな人もいますが、みんな頑張って火口まで下って行きます。
これがマグ・・・・・・・・・あれ?(。´・ω・)
ぼんやり赤くはなってるけど、煙ばっかりで何も見えないw
この煙がまた煙たくて、Buffで口と鼻を覆っているのですが、それでも喉が痛い。周りからもひっきりなしに咳が聞こえます。
1,2年前は間近にマグマが見えたらしいんですが、今は地殻変動やらなんやらでだいぶ遠ざかってしまったらしい。
ボクはもともとそんなに期待してなかったので「やっぱりねーw」って感じだったんですが、ツアー客全体に漂うお通夜のような空気が何とも言えなかったです。疲労とガッカリのダブルパンチw
23時40分くらいに火口から引き揚げて、キャンプ地で寝る準備。すでに1人1枚のマットが敷かれていて、そこに配られたシーツと寝袋を各自で設置しておやすみなさい。
寝る前に時計を見たら0時10分。朝は4時30分起きらしいので早く寝ないと・・・。
と言う事で1日目、ネタ的にはだいぶショボいですが今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
スペアタイヤ付いてないけど、日本では飾りかね・・・ラクダ顔ちょくちょく見るけどな?!
ラクダ、笑えました。
顎の感じが、いかりや長介さんか或いはゲゲゲの鬼太郎の漫画版に出てくる死神ににてるかな?
確かにショボ!!
まさかこんなツアーに、ラクダの変顔見るために
お金は使わないでしょうから乞うご期待❗️ですよねーf^_^;)
>>y.kujimeさん
そう言えばどの車体にもスペアタイヤついてませんねー。車内に収納してたかな・・・。
>>道草亭ペンペン草さん
ラクダの顔はよく撮るんですが、ここまで変な顔撮れたのは初めてですw
>>baumさん
マグマ見えないよ~って話は数カ月前から聞いていたので、まぁこんなもんだろうな~と言う感じでした。自分的にメインはマグマじゃないので、エルタアレ火山はただ山登りを楽しみに来ただけですw