【アルゼンチン】ロス・グラシアレス国立公園トレッキング2日目!フィッツロイのふもとへ(2020年1月8日)

オラー!

今回はアルゼンチンのロス・グラシアレス国立公園トレッキング2日目です!



昨日は19時半くらいに寝て、ボクが寝てからえらく近くでゴソゴソする音がするなぁと思っていたら、朝見ると、なぜかボクのテントのすぐ横にテントが張られていました

 

こんなに広くてスペースが余ってるのに、なぜこんな至近距離に張る?

だだっ広くてがら空きの駐車場で、わざわざ横に停められてたみたいな微妙なイラっと感があります。ボクのテントはスリーブにポールを通す式なので、近くにテントがあると畳むときにジャマなんですよ。

よし・・・まずは水だ。川に行ってみるか。昨日よりマシになってたり・・・

しないよなぁ・・・。そりゃそうだよなぁ。

見る角度を変えても同じ。

仕方ない・・・。今日の飲み水が無いので、背に腹は代えられません。

まずはじっくり煮沸

なんだか白っぽいアクみたいなのがナベに付着していますが、見ないふりをします。

冷めるのを待つ間に朝食。パン、チーズ、ハチミツ。平常運転。

 

テントを撤収しているうちにさっき煮沸した水が冷めたので、ペットボトルに移し、まぁいろいろ考えた末この形態になりました

煮沸しても、水は相変わらず白くて茶色いです。

まさか旅行中にこいつが日の目を見る日が来ようとは・・・正直来て欲しくなかったです。

試しに少し飲んでみましたが、変な臭いや味はしません。

お、意外といけるんじゃね?と、ペットボトルを逆さまにして側面を押すと、透明で茶色い水がピューっと出て来ました。え?そっち?どっちかと言うと白い成分より茶色い成分の方をどうにかして欲しかったんですが・・・。見なきゃ良かった。

 

出発前に、天気が良ければ昨日行ったラグーナ・トーレに景色を見に行っても良いと思ったんですけど、

あっ、これは全然ダメそうですね。あきらめて移動しましょう。

今日目指すのはフィッツロイ手前のポインセノットキャンプ場(Camp Poincenot)。まぁ今日は移動だけなんで、雨さえ降らなきゃ良いんです。9時10分に出発。

空はこんな感じ。全面曇りだけど太陽が透けて見えているので、晴れる可能性が無きにしも非ずみたいな。

 

キャンプ場を出て、昨日来た道を戻ります。

 

あぁあぁああああああ!キレイな小川あったぁぁぁぁぁぁ!

 

煮沸した茶色い水より、透明な生水を選びました

浄水器は3口くらい使いました。効果のほどはさておき、精神的に少し救われたよね。ありがとう浄水器。ありがとう同期の変人どもみなさま

1時間ほどで分岐に到着。ここからは“フィッツロイへの道”に向かって歩きます

 

あ、黒キツツキいた!

高い所にいるからか、初めて見た時よりずいぶん小さいように見えました。これだったらきっと初見でもそこまでビックリしないと思います。最初見たやつらは何であんなに地面スレスレにいたんだろう

だんだん天気が良くなってきました。

 

肝心のフィッツロイ方面はですけどね。

 

もう一息でフィッツロイへの道と合流。

天気も良いしコースもイージーなのですが、ここで問題が。トイレ(大)行きたい。端的にいうとうxこ行きたい。切実に。

13時頃、フィッツロイへの道と合流

だいぶ切羽詰まって来たのでよっぽどその辺に穴を掘って致そうかと思いましたが、ここまで来たらキャンプ場はすぐのはずなので、がんばります。ていうかトレッキング客多過ぎだし。お上品な育ちなのでそんな事出来ない。

こっちの方はどの川も水がキレイ!

いやもう、デ・アゴスティーニキャンプ場の水はいったい何だったんだよ。

キャンプ場はまだかぁぁぁ!

ヤバイヤバイすぐそこでノックしてる。がんばれ括約筋。

ととととと到着!

 

ザックを放り出してティッシュを出している間に、ちょうど女性がトイレに入っていくのを見て人生に絶望しましたが、幸いすぐに出て来てくれました。

あー間に合った。良かった良かった。ここで間に合っただけで今日と言う日が感謝で満たされる。そのくらいヤバかった。

本日のコースと高低図。距離も短いし大きな登り下りも無いし超楽。

 

テントを張って、早速近くの川へ水を汲みに行きます

ティロリロリッ♪(アイテムをゲットした音)水を手に入れた!

透明な水って安心感が絶大だなぁ・・・。

そう言えばトイレに急いでる途中で、やたらみんな道端で昼飯食べながらボンヤリ同じ方角を眺めているなぁ、と思っていましたが、ここにもそんな感じの人達が。

 

同じ方角を見上げると・・・あ、見えそうで見えないフィッツロイ・・・!

その辺に座っている人達は、今朝は曇っていて全然見えなくて、でも今日町に戻らないといけないから、ギリギリ昼過ぎまでフィッツロイ待ちで粘ってる人達なんですね。

ボクもなんとなく一緒にフィッツロイ待ちしましたが、一番見えた時でこのくらいでした。

ぼんやり見えている右側の山がフィッツロイ。頂上が見えそうで見えない。この後また雲が増えて、見えなくなってしまいました。

この2人、プラスチックブーツやクランポン、ピッケルなどをぶら下げています。ガチの登山の人です。これからどこに登る気だろう。かっこいい。

 

今日も昨日と同じマカロニチーズですが、水がキレイなので安心感が全く違います。キレイな水が近くにあるだけで心に余裕が生まれますね!

海外旅行していると、電気や、温かいシャワー、虫のいないベッドや、網戸のある窓、水洗トイレ、ゴキブリのいないキッチンなど、いろんな物に感謝する事が増えますが、これからはキレイな水にも感謝する事になりそうです

 

明日はフィッツロイを見に行きます!では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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