コルカタ観光!世界一美しいけど崩落の危機!?ハウラー橋を見た(2017年7月30日)

なますてー!

今日はコルカタを散歩してハウラー橋を見てきました!

黄金航路―カルカッタ

黄金航路_カルカッタ

著作権元:株式会社アピリッツ
出典:「黄金航路」「蒼海の武装商船」

現在―コルカタ

おそらくほとんどの人が意味不明であろうこの比較、やってる本人はとても楽しかったりしますので、生暖かくスルーして下さい。

 

今日は朝ランしました。

今日ボクの走行経路上に現れた物を挙げて行きます。食事中とかの方はリアルに想像しないで下さい。寝ている人、寝ている野良犬、歩道でチャイを飲んだり食事したりする方々、のんびり歩く横幅が広い熟女の方々、犬の糞、牛の糞、馬の糞、馬の糞のじゅうたん、どう見ても人間の排泄物、ぶちまけられた残飯と群がるカラス、どこかの配管破損による洪水のような水漏れ、ネズミの死骸、ハトの死骸、完全に歩道をふさぐ倒れた街灯等々。もちろん臭いもひどいです。

退職する前、会社のランナーに「世界各地で走るでしょ?」とよく言われ、「いや多分無理ですw」と答えると「えーなんで?走ればいいじゃん」とよく言われましたが、ぜひインドを走ってから言って頂きたい。物理的にも精神的にもめちゃ困難です。

まぁ、インドはこんなもんだろうと予想はしてましたw

走っていて公園を見つけたので、同じ街にしばらく滞在しているとそれなりに走れる場所は見つかるんでしょうが、インドの街を初見で走るのはほぼ不可能だと思いました。でも体調崩さない限り続けようと思います。

 

朝8時半くらいに走り終わりましたが、精神的にどっと疲れてシャワー浴びた後はごろごろしていました。10時半にようやく起きてお外へ。

やっぱりコルカタの建物はカッコいいのが多いなぁ。

なんでこんな建物ばっかなのかなーと思ったら、コルカタは、インドがイギリスの植民地だった頃(19世紀後半~20世紀初め)、イギリスの政策上必要な拠点として作られた街だからだそうです。コルカタには植民地政府の首都機能が置かれていたそうな。こういう建物はイギリスが整備した物なんですな。

歴史を知ると、カッコいい建物も複雑なんやなぁと思いますね。

あと、街角にヒンドゥー教のほこらのような物が多いです。

どれも歩道上に結構なスペースを取っていて、住民にとって大事な物なんだろうなぁと言う事が窺い知れます。

インドらしい風景①側溝からあふれ出す水で身体を洗って洗濯もする人々Σ(゜゜)

なぜそこから水があふれているのか、そもそもなんの水なのか、さすがにもう少しマシな水場は無いのか、いろいろ疑問は浮かびますが、何一つわかりません

ボクが勤めていた時に住んでいた家の近くの、駅前の噴水を見る度に「インドだったら水浴びする人で大人気やろうなぁここ」と思っていましたが、実際のインド人は余裕でボクの思い出と想像を上回って来ました

インドらしい風景②車道をふさいでクリケット

クリケットはインドの国民的スポーツなので、車道を完全にふさいでプレーしても怒られないのかと一瞬思いましたが、間もなくやってきた車に盛大にクラクションを鳴らされていました。

インドらしい風景③たぶん全く関係ない建物の壁を使って髭剃りや散髪屋を営業する人々

どちらも、「日よけを張れるから」って理由だけで場所選定されているとしか思えません。

あと、コルカタの人は写真が好きみたいです。「撮って撮ってー」と何回か言われました。

直前まで笑顔なのに、いざ撮ると険しい表情になっているのはなんでなんだろう・・・

こちらはチャイ屋のおじいさん。

この人たちはちゃんと笑顔のままでした。洋服屋さん。

 

さて、そんなインド人を眺めながらボクが来たのはハウラー橋(HowrahBridge)

近すぎて全体が見えない!w

ハウラー橋は「世界一美しいカンチレバー橋」「世界で最も通行量の多い橋」と言われ、長さは世界で6番目、1日50万人が通行すると言われています。また、川の中に橋脚が無く、両サイドからの張力で橋を吊っている、なんかいろいろすげー橋です。

気になってはいたのですが、わざわざ来たのは2010年のニュース記事が気になったからです。

ニュースの内容は、インド人が吐くツバでハウラー橋が崩落しそうと言う、橋の特徴がかすむくらいのインパクトがある記事です。おもしろいので興味ある方は記事の方も読んでみて下さい。

で、探してもこのニュースの続きが無いので、今どうなっているのかを見に来たわけです。

ごつい!

気になる支柱は・・・ちゃんとキレイでした

と、写真を撮ろうとしていると、警備員が飛んできて怒られました。撮影禁止との事。なんでやねん!ヾ(`Д´)ノ”

後で調べてみると、インドでは駅・地下鉄・橋・ダム・空港は準軍事施設のため撮影禁止なんだそうです。空港や駅は普通に撮れた気がしますが・・・橋は厳しいみたいです。

そんなわけで、遠くから撮ってみました。河沿いになかなか近づけず、場所探しに歩き回りました・・・

反対側を見ると、南には違う橋が見えました。

確かハウラー橋は、河の流れを阻害しないように河の中に橋脚が無い橋になったはずなんですが、南にある橋は普通に橋脚が河の中に建っています。もう河の流れはどうでも良くなったんでしょうか。謎です。

昼飯はこんな感じでした。25ルピー(≒43円)

右上のはダル(豆カレー)で、右下のはジャガイモカレーでした。ダルはネパールのダルと同じで、豆の味が強くてスパイシーさは全くなく、水みたいにさらさらしていて優しい味です。ジャガイモカレーはもう少しドロッとしていて、カレーらしい辛さのあるカレーでした。

路上のお店でスプーンなんて無かったので、手で食べました。ミャンマーでも1回手で食べましたが、やっぱりサラサラしているカレーは難易度が高いですね!やっているうちになんとなく要領を思い出してきました。

 

河沿いに南下すると、公園を発見。有料で入場料10ルピー(≒17円)でした。

入場料がいる公園ってどんなや!と気になったので入ってみる事に。

すごく落ち着いた公園で、身なりの良い人達がのんびり散歩していたり、カップルがあちこちに座ったりしていました。やっぱり静けさとキレイさを求める人達はいるんですな。

リスがいました。

よく見ると、必死にアリを食べていました。リスってアリなんか食べるんですね・・・

 

鉄道はちゃんと走っているはずですが、線路を人が歩いています。

踏切で遮断機が閉まってる!遮断機がちゃんと仕事しているようでほっとしましたが、インド人は平気で踏切を渡っていました。と思ってたら、遮断機閉まってから列車が通るまで10分くらいかかりました。そら遮断機無視するわな!

 

コルカタに着いてからずっと探していて見当たらなかった、ラッシー(インドのヨーグルト飲料)をようやく見つけました。こういう、素焼きの大きい器(写真のは出店用なのか小さめですが)に、白い物体が入っていたらラッシー屋です。

がっつきすぎてラッシーそのものの写真撮り損ねました・・・。

おいしいかったにはおいしかったのですが、なんとなく記憶にあるラッシーより薄かったです。そもそもラッシー屋も少ないし、コルカタではラッシーはいまいちなんでしょうか。でも飲めて良かったです。

 

次はインド博物館に来ました!入場料はインド人20ルピー(≒35円)、外国人500ルピー(≒866円)ですファック^q^

展示は伝統文化やら生物系やらいろいろあるんですが、化石標本系が圧巻でした。

マンモスや恐竜、ヘラジカ?、巨大カメなどなど。他のそこそこ大きい標本は、その辺の棚にごちゃっと入れられていました。

数が多すぎて、とりあえず棚に収納しただけみたいな展示になってしまっているのが残念な感じです。

あとおもしろかったのが、仮面展(たぶん期間限定の企画展)。

仮面というか、頭がすごいね・・・

顔の横にちっさい顔がたくさん並んでいます。

顔出しタイプは仮面とは言わないんじゃ・・・。

この辺はもう完全に仮面ではないです。

インド博物館、かなり広くて展示も多く、見ごたえがあるのですが、空調が無いんですよ。今日は外も蒸し蒸ししてたいがい暑かったんですが、展示室から展示室に移動するときに外に出ると外の方が涼しく感じるくらい屋内が暑かったです。

なので、展示室にあまり長時間滞在できずよく見る事ができませんでした。これもすごく残念ポイントです。博物館内で熱中症なりそう。

なぜか狭い1室だけエジプトエリアだけ空調が付いていました。たぶんですがミイラ用です(ミイラは写真右側)。

我々客はミイラ以下かよ!そもそもなんで唐突にエジプトエリアがあるのかと言う話もありますけど。

 

夕方、昨日会った日本人のひなこさんと合流して、早めの晩飯に付き合ってもらいました。ワダ+カレーのセットを頼みました。40ルピー(≒69円)

ワダは、ネットでは豆や米を挽いてペーストにしたものを、ドーナツ形に整形して揚げたものと書かれていますが、ボクには失敗したおからドーナツにしか思えませんでした。ぼろぼろもそもそしていて、あんまりおいしくない(;-ω-)

手前の白いスープみたいなのは、辛くもなく酸くもなくなんだか不思議な味でした。ひなこさん曰く「ほうれん草の白和えの白和え部分」。的確な表現だと思いました。

 

で、別れて宿へ。彼女は1年で世界一周しきれずに延ばすか、いつかまた出かけそうな気がしてなりませんw

今日は活動量が多かったので疲れました。眠すぎてブログ書ききる前に22時で寝てしまったwでは今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. ログボ より:

    やっぱ路上に死体も転がってそうだね(›´ω`‹ )

    本場のインドカレーやラッシー安くて美味そうだが、
    マイスプーンを持ち歩くとかいうのは無しなんですかね?
    片手で食べるというのは良く聞く話ですけどね。

  2. wolt より:

    >>ログボさん
    たぶん、転がっていても気付きませんね(›´ω`‹ )
    マイスプーンはキャンプ用のを持ってますよ!でも前のインドでもネパールでも普通に手で食べてたので、まぁ手で良いかなぁと言う感じです。

  3. トウガラシ より:

    女子大生。

  4. wolt より:

    女子大生\\\└(‘ω’)┘////

  5. ログボ より:

    AFPのニュースとか見るとインドの性犯罪の記事多いよね(´・ω・`)

  6. wolt より:

    >>ログボさん
    多いですねーしかも凶悪なのが(^^;
    今まで表沙汰にならなかったのが、最近ようやく世界的なニュースレベルで取り上げられるようになったので、これから年月をかけて減らしていくんでしょうね・・・

  7. 匿名 より:

    カンチレバーという事は両岸から張り出して中央部分でピン結合されていると思います。あんな大きな川、橋脚の2,3本作っても川の阻害には全く関係無いと思うけどね!話変わるけどインドって衛生面酷いネ(>人<;)

  8. wolt より:

    >>匿名さん
    中央部分まで見に行けば良かった!
    「写真ダメ!」って怒られてしょぼーん(´・ω・`)ってなったのですぐ引き返してしまいました。
    インドの衛生面はこんなもんです・・・
    あと名前入力お忘れでないですかw

  9. y.kujime より:

    いつも楽しいレポート有難うございます。冒頭の黄金航路は冒険とロマンを想像させ。溜まらんですね、感心してます。インドは相当近代化したと思ってましたが、地域によるんでしょうね、相当暑そうですから仕事出来ないですね。イギリスは何を残したんでしょうね。

  10. baum より:

    失礼しました…いつもの橋オヤジ。

  11. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    黄金航路、共感してもらえて光栄です!この挿絵に惹かれて、一時期このゲームにかなりハマってしまいました^^;
    近代化したインドは、ムンバイあたりだと見られるかもしれません。
    このコルカタも、規模的にはインド第3位の都会のはずなんですけどね・・・

    >>baumさん
    コメント内容でわかりましたw

  12. 元三係長 より:

    インドまで来ましたなー。\(^^)/
    君の丈夫な胃腸もインドではキツイと言ってましたが
    今のところ耐えてるようですな。
    ガンジス川で沐浴する?

  13. wolt より:

    >>元三係長さん
    インドまで来ました\\\└(‘ω’)┘////

    今の所おなかの調子は問題ないです!
    間にミャンマーを挟んだのが、多分良かったです。
    ミャンマーでお腹壊したのをきっかけに1日2食生活にしたら、すごく安定しました。

    ガンジス川は学生の時に行ってしまったので、通らない予定です^^;
    あの水で沐浴する勇気はありません><