【ボリビア】ワイナポトシツアー2日目!ベースキャンプからハイキャンプへ(2019年10月22日)

オラー!

今回はボリビアで2泊3日のワイナポトシツアー参加!2日目です!

 




 

昨夜は疲れてつい20時半に寝てしまったものの、0時頃に気持ち悪くなって目が覚めてしまいました。どこかで言った事あるかもしれませんけど、ボクは食後3時間あけずに寝ると胃腸がダメな感じになるんです。夜中に胸焼けして目が覚めたり、翌朝下したり。

1時間ほど寝苦しくてゴロゴロした挙句、このままじゃいかんと取り出したのが“陀羅尼介”。このブログで何回か登場している、奈良県が誇る最強の胃腸薬です。

しかし暗闇で陀羅尼介を取り出して愕然。あ、あと2包しか無いじゃないか・・・!

使うかどうしようかかなり悩みましたが、ここで睡眠不足で体調を崩してワイナポトシに登れなくなったら最悪です。今使わねばどうする!と言う事で服用。残り1包になってしまいました。

陀羅尼介を飲むとあら不思議。10分ほどで嘘みたいに胸焼けが消えて眠りにつきました。

 

翌朝は7時に起きて、また山小屋の周囲を散歩。※散歩以外にする事が無い

昨日は霧に包まれていましたが、スカッと晴れています。

看板は、レンガを積み上げたものに直接ペイント。

ゴミは持ち帰れ、は分かるけど、ブタさんが「私のようにならないで」と言ってるのがちょっと意味分からない。

見た目キレイな感じの水が、そこら中から24時間垂れ流しです。水が豊富な場所って良い。

 

朝食は8時。目玉焼きとパン

塩くらい振ってくれ・・・。

お茶はコカの葉入りマテ茶

ペルーあたりで言ったような言ってないような、コカの葉は高山病対策として現地で長く愛用されています。

名前でも分かる通り、コカの葉はコカインの原材料でもあるので、コカの葉もほとんどの国では薬物として所持も販売も禁止されています。ペルーやボリビアでは伝統的にコカの葉をお茶に入れたり直接噛んだりする習慣があるので、普通にその辺で販売されています

 

朝食後は、みんなで山小屋の土間みたいな所でクランポンやハーネスなど雪山装備を着る練習。カタルーニャ氏だけ自前の装備で着慣れた様子でしたが、ボク含め他の4人は昨日が初めてで、一人でろくに装備する事も出来なかったので。

全員ひととおり着れるようになった時点で終了。その後は全ての装備を各自のザックに詰め込みます。レンタル装備だけでこんだけあるので、結構な大荷物。

総重量・・・持った感じだと12kg以上15kg未満と言う感じでしょうか。装備も重いし、自前の防寒着や寝袋も持って来てるし、飲料水も3L持ってますからね。身の回り品以外ポーター任せだったキリマンジャロとは違います。

 

荷物を詰めるとまたヒマに。1時間半ほどヒマだったはずですが、何をしていたか思い出せません。

 

11時に早めの昼食。

肉&コメ!!!料理出来ない人に昼食作らせちゃったみたいなメニュー。ほんと食事ショボいな・・・。

 

ここまで若いガイドさん1人だったんですが、新たにラパスからやって来た年配のガイドさんが合流。出発前に年配ガイドさんの荷物チェックが入ります。

みんな装備がザックに入りきらなくてテキトーに外側にぶら下げていたんですが、年配ガイドさん的にはそれが見過ごせなかったようで、がっつり指導が入っていました。

カタルーニャ氏とボクはOKでしたが、他の3人は指導が入っていましたし、だらしない方のイギリス人はザックの中身全部出されてイチからパッキングし直されていました。ちなみに上の写真は失笑しながらパッキングし直す年配ガイドさんと、右にいるのがそれを見て失笑する若いガイドさん。

 

12時過ぎに出発して、ハイキャンプを目指して歩きます。みんな大荷物。

天気が良くて良かった。今のボリビアはちょうど雨季に入る頃なので心配していたのです。

雲に紛れている白い頂がワイナポトシ。

 

荒涼とした景色の中を歩きます。

 

ちょうど標高5,000メートルくらいの山小屋で入山料支払い&登山名簿に名前記入

入山料は20ボリビアーノ(≒314円)。とても良心的な価格。

5,000メートルを超えると一気に雪が増えて来ます。

それとともにボクの胃腸にも急激に異変が。なんか胃が気持ち悪くなってきた・・・。ショボい昼食の後にもらって食べたバナナが、食道をちょっと上りかけている感じ。

歩き続けると気持ち悪いので、若いガイドさんに残ってもらって休み休み進みました。

 

2時間半くらいかけて、ハイキャンプの山小屋に到着。標高は5,280メートル。

狭い空間に二段ベッドがギッチリ並んでいます。

短いけど今日の記録。

 

到着した時は晴れていたんですが、夕方になるとまた霧に覆われて、この後は一時雷が鳴って激しい雹が降るなどしました。

 

夕食は17時。野菜スープ

やっぱり胃がおかしい。スープすら全然入っていかない・・・。

メインはパスタと揚げたチキン

こんなん無理。ゴムを食べているような味しかしません。がんばって食べましたが半分も食べられずにギブアップ。他の4人はペロッと平らげていました。

そう言えばキリマンジャロでも高い所に登るほど食欲が無くなって行ったんですよね。どうもボクは高山病が胃腸に来るタイプみたいです。

 

夕食にかぶせて年配ガイドさんから今夜からの予定のブリーフィング。

今夜は0時に起床、着替えて準備して、朝食を食べて、深夜1時に出発予定との事。ボクはガイドさんの話す簡単なスペイン語くらいならそのまま理解できるのですが、イギリス人2人は分からないようで、4カ国語ペラペラのニコラスの同時通訳が入っていました。と言うか毎度ニコラスの通訳が入っているので「そろそろニコラスにチップを渡さないと」と冗談が入っていました。

 

18時半にはみんな就寝。山小屋の半透明の屋根(ポリカーボネートと書かれていた)を、雹がバラバラと叩く音を聞きながら寝ました。天気も体調も心配だ・・・。

 

明日はワイナポトシに登れるのか!?では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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