【ドミニカ共和国】プエルトプラタのピコ・イサベル・デ・トーレス山に登ってみた(2019年9月17日)

オラー!

今回はドミニカ共和国のプエルトプラタの象徴的な山ピコ・イサベル・デ・トーレス山に登りました!

 




 

朝、部屋にあった観光パンフレットの束をなんとなく漁っていて見つけたタウンマップが、よく見ると「JICA(日本の青年海外協力隊を派遣している団体)」製作でした。

あー、確かチェックイン時に宿のオーナーが「プエルトプラタに来た目的はボランティア?あれ、違うの?ボランティアの方もよくここに来るよ」って言っていたのって、JICAの事だったのか。日本人を見てすぐにJICAを連想するくらい頻繁に来るんだろうな

 

今日は山登り!と思ってたけど、めちゃくちゃだるい。山どころか外出もしたくない。ずっと寝ていたい。どうしようかなーやめようかなーとしばらくゴロゴロしていましたが、8時半にえいやぁと外に出ました

 

宿の近くの安食堂で朝食。モフォンゴ(?)とケソ(チーズ)。100ペソ(≒210円)。

 

耳では「マフゴ」みたいに聞こえたけど、たぶんモフォンゴだと思います。だってプランテーン(調理用バナナ)をマッシュしてるんだもん。

モフォンゴと、揚げたチーズ、そしてタマネギの酢漬けがめちゃくちゃよく合う。なんだこれ。すげぇ美味いじゃないか!チーズも巨大ですごくリッチ。2日連続で朝食大当たりです。これだけでプエルトプラタ好きになる。

 

宿から1.5kmほどの所に登山口がありそうだったので、歩いて向かいます。

 

この車・・・

 

ボクはいつ多摩に来てしまったんだろう

上から塗装はされているものの、素のナンバープレートは本当に日本の物っぽいですね。わざわざ買ったんだろうか。それとも中古車にでもうっかり付いてたんだろうか。

登山口に到着。

のっけから結構こんもりしています。

踏み跡はしっかりしているものの、道幅は1人がギリギリ通れるくらいです。

 

そして倒木が割と多い

この湿度とジャングル感、そして倒木。ウッ…頭痛が・・・ブンブン・・・!?

ブンブンを思い出すと無事に頂上に辿り着けなくなりそうなので、ブンブンは脇に置いて、狭い道をひたすら登ります。

道が狭いので、虫、植物の種子、蜘蛛の巣まみれになって、けっこうテンション下がります。

頂上に近づいてくると、展望台がありました。

 

・・・が、あんまり展望できない展望台でした。

結局登山中に眺望が開ける場所はありませんでした。地味にツラいんですよねご褒美が無いみたいで。

最後の最後で小トトロが駆け抜けていきそうなトンネルをくぐって、

 

2時間20分で頂上公園の端に到着。

 

後で撮った写真ですけど、ピコ・イサベル・デ・トーレス山の頂上はこんな感じで国立公園になっています。

 

ほとんどずっと日陰でしたが、風が全然ふかなかったので汗だく。襟元からシャツの裾まで色が変わってしまっています。

とりあえず朝食前に買ったプランテーンチップスで塩分補給。15ペソ(≒32円)

ポテチのプランテーンバージョンです。ポテチよりも厚めで歯ごたえしっかり

水分塩分バッチリ補給したところで、公園内を進みます。

山歩いた後に見る人工物って、なんか感動するよね。

山頂レストラン。

12時だと言うのに、客が誰もいません。大丈夫かなあのレストラン。

あれはキリスト像。

なんだか顔と手がでかくてアンバランスな気がするけど、きっと気のせい。

キリスト像の下のドームは、キリスト像が立ってるからには何か教会的な施設でも入ってるのかな、と思って覗きましたが、土産物屋しかありませんでした。キリスト像の下が土産物屋・・・。

しかしここにも客は一人もおらず、土産物屋数名と警備員がゴロゴロしたり昼飯食べたり雑談したりしていました。完全にご近所さんの寄り合い場。

散策路をちょっと歩きましたが、

 

やっぱり木に遮られて眺望がいまいちw

眺望の為だけにばっさばっさ木を伐採するのもどうかと思いますけど、やっぱりちゃんと見えないと少しがっかりします。

ちょっと見える場所もありました。

 

よく見ると柵が個性的。

十字架形のレンガを重ねて、その間をモルタルでくっつけてるみたいな。

さっきの、客が誰もいないレストランに入ってみました。クーラーはありませんが、風通しが良くてすごく気持ちいい。

 

で、ジュース購入。50ペソ(≒105円)。

山の上でジュース100円は破格な気がします。

それでですねー、実はこの山にはカリブ海唯一のロープウェイが付いているのですよ。

よーし帰りはロープウェイだ!だってカリブ海唯一のロープウェイに乗りたいじゃないですか。

散策路より展望台より、ロープウェイ小屋の手前が一番眺望が良かったです。

 

確かあの辺が登り口。

 

あれは昨日行ったサン・フェリペ城と港。

 

山。

植生が完全にジャングルなので、ジャングルがこんもり盛り上がったみたいに見えます。不思議な感じ。

ロープウェイは片道300ペソ(≒631円)

ドミニカ共和国人だと片道50ペソだそうです。そんなお手軽に来れるなら、ドミニカ共和国の人もっと登って来てあげてよ。レストランと土産物屋が同情したくなるくらいヒマそうだよ。

黄・緑・赤と、アフリカによくある国旗みたいな配色。

 

よししゅっぱーつ。

正面の窓が開いているし、ボクの他は機材を降ろそうとしている公園スタッフしか乗っていないので、写真が撮りやすい。風も気持ちいい。

右を見ると町ですが、

 

左はもう何もない山が広がっています。

山と海の間に、プエルトプラタの町だけがぽつんとある感じです。

どんどこどんどこ。

 

はい、金と文明の力であっと言う間に降りて来ました。

 

登りだけですが、今日のログ。

 

宿まで3kmは徒歩。

 

また安食堂でテイクアウトして宿に帰りました。

キャッサバ、フライトチキン、タマネギの酢漬け。90ペソ(≒189円)。

フライドチキン3日連続くらいで食べてる気がする。別に好きなわけじゃなくて、選択肢が無いのです。

わーいキャッサバキャッサバ。

ドミニカ共和国のキャッサバ、アフリカのよりももっちり柔らかくて美味しい気がします。アフリカのキャッサバでもじゅうぶん好きでしたけど、あっちはもっと繊維質で固かったような。ドミニカ共和国のは品種改良されてるのかな。

 

午後は洗濯祭り。汗びっしょりの服の他、ウエストバッグやウエストバッグカバーがだいぶ汚い気がしていたので洗いました。

 

明日はドミニカ共和国の東の端、プンタカナに移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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