【ドミニカ共和国】プエルトプラタのサン・フェリペ城と琥珀博物館(2019年9月16日)

オラー!

今回はドミニカ共和国のプエルトプラタにあるサン・フェリペ城と琥珀博物館に行きました!

 




 

昨夜は約1週間ぶりに夜中に一度も起きること無く朝を迎えました。控えめに言っても最高ですね!

ハイチ疲れで1日中寝ていたいくらいの気分なんですけど、一方で久しぶりに気分良く外出したい(ハイチでは外出がことごとく不愉快だったので)と言う思いも強かったので、半日観光のつもりで8時過ぎから外出。

 

ハイチと比べると歩道がまともに歩けるだけで感激なんですけど、なんだかんだでドミニカ共和国も道端はこんな感じです。

でも今のボク的には足元の地面から臭いが立ち上って来ないだけで十分です。

適当に歩いていると、市場の端のような場所に出ました。活気があります。

 

市場を横目に見ながら歩いていると・・・ん?どこからかゴマ油の香り!?

香りの元を探すと、客がいっぱい入っているローカル食堂でした。

朝飯はここにしよう!隣のテーブルの人が食べてるのが美味しそうだったので、それをオーダー。

蒸しキャッサバと素揚げソーセージ。70ペソ(≒147円)。

キャッサバ!キャッサバ!キャッサバ!( ゚∀゚)o彡°

アフリカを出たらもう食べられないと思っていたキャッサバ。再び相まみえるなんて感激です。日本もタピオカじゃなくてキャッサバ輸入してくれ。

ゴマ油の香りはこの皿からも立ち上っていました。蒸しキャッサバに後から油をふりかけているようです。でも食べてみるとゴマ油とは少し違うかな?とてもよく似た香りですが、ゴマ油より香りも味も弱いです。ゴマ系の植物から取った違う油でしょうか。それでもゴマ油好きのボク的にはとても嬉しい。素晴らしい朝食でした。

あと値段を知らないまま黙って100ペソ札を出したら普通に30ペソ返って来たのも感激です。ありがとう。みんなと同じ価格で美味しい朝食をありがとう

 

地図上で「中心地区」と書かれているエリアを歩きます。

プエルトプラタ、もっと都会だと思っていたんですが、中心地区でも3階を超える建物が見当たりません。のどかな感じでとても良いです。

なんだかかわいいカラーリングの消防署。

 

海に出ました。

潮の!香りが!!する!!!

そうかぁ、そうですよね。海って潮の香りがしますよね。ハイチの海はゴミの臭いしかしなかったので、潮の香りなんて忘れていました。

海辺の歩道は特に広くなっていて、日除けだか風除けだかの街路樹がこんもり生い茂っています。

 

素晴らしいなぁ歩いてるだけで癒される。

 

まぁやっぱりゴミは落ちてるんですけどね

隣にハイチがあるおかげで、ドミニカ共和国って相対的にだいぶ印象が良くなってるんでは?

 

なぜかシーソーだらけの公園。角度が急なので何かの発射台みたい。

 

ゆっくりくつろげそうなベンチがいっぱいあるのも良い感じ。今は暑過ぎてくつろぐもへったくれもないですけど。

 

このスペースと敢えて作られている角はなんだろう。海に向かってタイタニックごっこでもするのかな。

 

小さい野外コンサート場。

文化的で良いですねぇ。なんかもう見る物全てが素晴らしく見えてきます。

平ぺったいサン・フェリペ城(Fortress of San Felipe)が見えて来ました。

 

城の横を通り過ぎて、とりあえず岬の先端まで来てみました。

まぁ何も無いんですけど。

意外と波が高くてちょっと怖いです。

 

振り返るとプエルトプラタ港が見えます。

 

さてサン・フェリペ城へ。

 

入場料は100ペソ(≒210円)で、オーディオガイド付きでした。

・・・右耳からしか聞こえて来なくて変な感じがする(;^ω^)

城壁内に残っている建物は、中央にある円柱形のこの建物だけです。

 

中は狭い展示室が3部屋。

 

砲弾・銃弾の並べ方にセンスを感じます。

 

武器類はほとんど19世紀の物なんですが、どれもパッと見で年代が分からないくらいサビサビです。

長い間、潮風にさらされてたのかな?

展示室間の間口がめちゃくちゃ低い。

 

なぜか唐突に「日本の斧」

斧って国によってそんなに形状違うもんなんですかね・・・?鍬とか鋤みたいなもんで、微妙な違いはあれど世界共通だと思っていましたけど。わざわざ日本製の斧を使う意味って。

お、奥の肖像画の人は見た事ある顔ですよ。たしかサントドミンゴのAlter de la Patriaの中の3体の像の中にあった顔です。

 

ドミニカ共和国独立の指導者、ファン・パブロ・ドゥアルテさんでした。

どうやらこのサン・フェリペ城は監獄として使われていたらしく、ドゥアルテさんもここに投獄されていた事があったようです。

屋上に上る階段がありました。

 

屋上には大砲と旗くらいしかありません。

 

南側を見ると港。

 

北側を見ると、さっきボクが歩いていた岬が見えます。

 

こう言う物見小屋があったら入るのが鉄則。

物見になった気分で外を見るのだ!

ポコッと飛び出ている山は「ピコ・イサベル・デ・トーレス山」。プエルトプラタの象徴的な山です。

 

サン・フェリペ城を出て戻ろうとすると、城の近くに変な建物発見。

 

これはあれ。「A+N」の暗号を解くと階段の上の壁に隠し扉が現れるやつ

 

建物の隣には気になる黄色いタワーもあり、入口は開いていましたが、

 

もともと施錠されている扉が、蝶番側が壊されて開いている状態だったので「本当は登っちゃダメなんだな」と思って登りませんでした。良い子ですから。

 

また町をてくてく歩いて、

 

琥珀博物館(Amber Museum)にやって来ました。

思ったよりただの民家感があります。

博物館のロゴがどう見てもジュラシックパーク

 

入場料は無く、最後にチップを払う制度でした。展示室に入ると男性職員がどこからともなく現れて、いろいろ解説してくれます。英語でお願いすると英語で解説してくれます。

先程見たピコ・イサベル・デ・トーレス山が琥珀の産地で、ここでは山で発掘した琥珀だけを展示しているそうです。

 

ジュラシックパークのロゴをモチーフにしているのは、作中で「恐竜の血を吸ったまま琥珀に閉じ込められた蚊から採取した恐竜のDNAを使って恐竜を復活させた」と言う設定になっているから。あぁ確かにそんな設定でしたね。

 

これはロゴマークに使われている、トカゲの琥珀。

 

発掘した時はこんな状態で、これを削って磨いて綺麗な琥珀にするらしい。

 

これはゴキブリの琥珀。

 

いろんな色がありますが、濃い色のは年代的に古い物薄い色が新しい物だそうです。

 

植物が入った系のやつが意外と綺麗だなーと思いました。

最後に「ビーチで売ってる琥珀はプラスチックだから買っちゃダメだよ!」と注意されました。なるほどw

 

昼過ぎには宿に戻って、シャワーを浴びてお昼寝。15時くらいに近所で昼食を買って来ました。

チャーハンとフライドチキン。100ペソ(≒210円)。

これはこれでジャンキーで美味しいんだけど、野菜が食べたいなw

 

明日はピコ・イサベル・デ・トーレス山に登りまーす。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 沙門 より:

    お疲れ様でしたm(__)m
    ハイチってなんかものすごい国と言うか国民?!

    国境を越えただけでこうも違うのか(/–)/

    ほんとうにお疲れ様でした

  2. wolt より:

    >>沙門さん
    ありがとうございます~。
    ハイチとドミニカ共和国は本当に別世界でした。同じ島なのに不思議です。