むらほー!
今回はルワンダのキガリからルワンダ南部のフイエに移動しました!
本日の移動。130kmくらい。
今はフイエ(Huye)と言う名前なんですが、昔はブタレと言う名前だったみたいです。グーグルマップだと未だにブタレと書かれています。
居心地が良くて1週間も滞在させて頂いたMさんに別れを告げて、キガリのニャブゴゴバスステーションにやって来ました。
最初にキガリに到着した時は夜だったのでよく分かりませんでしたが、周囲を丘に囲まれたのどかなバスステーションでした。
今日行くフイエはさほど遠くないので、てっきりアフリカによくある乗合いミニバンみたいなので行けるのかと思っていたら、人に尋ねたら立派なバスの所に案内されました。
フイエ行きのバスはまだ来てませんでしたが、上の写真と同じバスでした。
チケットは、バスステーションの片隅にある小屋で購入。キガリからフイエまで2,800ルワンダフラン(≒361円)。
チケット買う時に名前を聞かれたから名字を答えたら、チケットの名前が「ASHIL」で発行されました。誰だよアシルって。“シ”しか合ってねぇよ。
案内してくれたのは乗合ミニバンの関係者っぽい人(要するにバスと全く関係ない人)だったんですが、律義にボクがチケットを購入し終わる所まで面倒見てくれたので、チケットのお釣りの200ルワンダフラン(≒26円)を渡しました。
チケットには10時30分発と書かれています。ちゃんと出発時刻まで決まっているとは。
フイエ行きのバスは10時10分にやって来ました。そして、さっき案内してくれたおっちゃんが、「このバスだからね!」とわざわざ教えに来てくれました。なんて律義なんでしょう。
バスは10時30分きっかりに出発しました。素晴らしい。
シートは2+3列の狭い席でしたが、なぜかスマホが充電できるようになっていました。
見せかけじゃなくてちゃんと充電できていました。謎の先進国感。
そういや昨夜は9時間ばかり寝たはずなんですが、どうもまだ寝足りなかったようで、バスの中でも2時間くらい寝てました。
13時過ぎにフイエのバスステーション到着。
とりあえず、ルワンダの安宿は「Motel」を冠しているのが多いみたいなので、グーグルマップで「Motel」を検索して、バスターミナルから一番近いMotelへ歩いて向かいます。
どうもこの辺は高級住宅地みたいです。
Happiness Star Motel。1泊12,000ルワンダフラン(≒1,546円)とお高めでしたが、キレイそうだしホットシャワーもあるのでここにしました。
しかし周りに安食堂や売店などが何も無さそうだったので、またすぐにバスステーションに戻って来ました。
食事や買い物に困ったらバスステーションに行くのが旅行者のセオリー。あとSIMカード屋や両替関連もたいがいバスステーションに行けばあります。
予想通り、バスステーションに安食堂がありました。ルワンダ式ブッフェ形式。基本料金1,500+追加の肉1個300+チャイ200=2,000ルワンダフラン(≒258円)
大きなコップになみなみ入ったチャイが200ルワンダフランなのは嬉しい。ショウガのきいたスパイスティーでした。
しかし・・・肉が小さいなぁ・・・。※皿の一番左にのってる一口大のやつ
基本料金だけだとこの肉1つだけ。柔らかくておいしい牛肉ではあったんですけど、量が圧倒的に少な過ぎる・・・(›´ω`‹ )
今思うと、安食堂で鶏肉や牛肉がどかーんと出て来ていた南部アフリカ諸国は、畜産資源が豊富だったんだなぁと実感します。ルワンダのこの肉の貴重さよ。
他の料理はボクの好きなキャッサバが2種類もあったので嬉しかったです。
ビールがかなり安いみたい。500mlで500ルワンダフラン(≒64円)。飲まないけど。
ジュースよりも安い・・・。ファンタとか500mlで600ルワンダフランですよ。
フイエはルワンダ第二の都市らしいんですけど、高い建物とか何も無いんですが・・・。
バスステーションの横にある、ルワンダ民族博物館(Ethnographic Museum of Rwanda)にやって来ました。
入場料は6,000ルワンダフラン(≒773円)と言う強気の値段設定でした。
欧米人の学生集団とかち合ってしまった・・・。
中は、予想よりかなりしっかりした博物館でした。
最初の展示室はルワンダの地質とか、気候とか、人口推移とか。
現在のルワンダの年齢別人口。
25-29歳から上の年代がごそっと少ないのは要するに大虐殺・・・。だってもともと800万人弱の人口なのに、100万人が亡くなって、200万人が国外脱出したり難民になったりしてるんだから、見た目分かるくらい人口減るわな。友達が8人いたら3人が身の回りから消える計算ですよ。
その後は民族博物館らしい、伝統的な道具なんかが展示されていました。
ルワンダでは竹やいぐさを使った道具が多く使われていたようで、日本人的にはどことなく懐かしさを感じます。
この柄カッコいいな!
いぐさを使って敷物を作る発想は同じ。
これおもしろい。竹を縦に割って、カゴをいっぱい運べるようにした道具。
これは担架らしい。丈夫な作り。
動物を狩る為の罠。
シマウマ・・・食べるんだ・・・。
楽器。
土器もアジアでよく見かける感じのやつ。人間考える事はいっしょなんだなぁ。
武器の展示に至っては、数が多過ぎて展示と言うよりもはや武器庫。
これ、1,2本どころか20本くらい持ち去ってもバレなさそう。
マラウィで見たバオゲームがここにも。
お土産コーナーもいぐさグッズ。
カラフルだけどこれもいぐさ。
いぐさの匂いが懐かしくて、思わずくんかくんか嗅いでしまいましたw
このカラフルないぐさの器は1つ4,300ルワンダフラン(≒554円)とかでした。ちょっと欲しい。
お土産にも武器がありましたΣ(‘ω’ノ)ノ
日本の修学旅行生が木刀を買う感覚で、ルワンダの学生は槍を買ったり・・・するんですかねぇ・・・?
展示はけっこうおもしろかったし、博物館の質としては南アフリカ共和国以来のハイレベルさでしたが、入場料を考えるとちょっとボリュームが足りない印象でした。建物をまだ半分くらいしか使ってないので、もう少しがんばってほしい。
さて、明日はまた虐殺関連。テンション下がる系です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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