さらむ!
今回はアゼルバイジャンの世界遺産「城塞都市バクー」を観光しました!
深夜にバクーに着いた翌朝(10月27日)の話から。
アゼルバイジャンのお金をまるで持っていなかったのでまずは銀行へ。
ATMで200マナト(≒13,372円)を手に入れた!
いきなりケタが減って心細い感じ。でもこれで一安心です。
宿のすぐ近くに小さいパン屋があったので、とりあえず買って帰りました。
1つ目。ハンバーグっぽい何かが入ったサンドイッチ。ほんのり温かい。
2つ目。これは保温用機に入ってたのでほかほか。
「これ何?」と訊いたら「チーズ!」って言われたので総菜系かと思いきや、中身はカザフでハマっていたチーズケーキみたいな甘い白っぽいチーズでした。おいしかったけど、なんで温めてるんや。
3つ目。ナッツとドライフルーツが入ったしっとりケーキ。
すごい重量感とリッチ感(*´ω`)
パン3つで2マナト(≒134円)でした。
この日は朝から天気が悪くて小雨がぱらついていたのと、深夜到着でだるかったので、昼過ぎまでのんびり。天気が回復した15時くらいに出かけました。
良い街並みだ~。
なんだあの毛が生えたサッカーボールは・・・
丸すぎる。そして無防備すぎるw
起こしてもた。
その足どこから出てるねんw
マクドや
KFCやピザハット
あ、遺跡みたいなKFC調べ忘れたなぁ・・・ここじゃないと思うけど。
わかりにくいけどスタバ。
一通りあるね!こんなに勢ぞろいしている街は久しぶりです。
・・・
・・・えーと、もしかしてタイ以来かな。探せばムンバイにもあったんだろうけど、見てないからなぁ。
ファストフードは揃ってるけど、アゼルバイジャン料理って何があるんやろ・・・。
地下のレストランが目につきました。
なんか愛知の田舎の喫茶店に貼ってありそうなチラシが。
このチラシを見て油断して入ったら、
予想以上にちゃんとしたレストランでした。
マッシュルームサラダを頼んだはずが、マッシュルームスープが来てしまいました。
ちゃんと言って指さしもして頼んだはずだけどな(;^ω^)
でもすり下ろされたマッシュルームの風味がめちゃ強くて、ベースはチキンとクリームの濃いーいスープで、すごくおいしかったので文句ないです。
メインはこちら。メニュー見てもよくわからんかったので、「チキン」の欄から比較的安いのを適当に選びました。
チキンの上に、刻んだキノコ(3種類くらい)、スライストマトをのせて、その上からチーズをかけてグリルした料理でした。
チキンがすごく柔らかい!そしてキノコとトマトとチキンとチーズの一体感がすごいぃぃぃ( *´艸`)
皿の奥の黒い葉っぱは、なんとなく日本の赤しそ?ゆかり?あの辺に似ていて、少し酸味があります。味はゆかりよりかなり控えめですけど。
あと紅茶を飲んで全部で13.9マナト(≒929円)でした。け、けっこうするね・・・。料理のクオリティが高かったので、お得感はありました。
キレイな街並みなんですが、
びっくりするのがおびただしい路上駐車の数。基本車1台分しか道が空いていません。
まぁ、違法な路上駐車じゃなくて、道の端がコインパーキングになっているようです。確かインドネシアでもありましたこの制度。
でもそれにしたってこの停め方はひどいw下の写真に写ってる車、全部駐車されている車です。
道一切あいてないやんか!!Σ(@ω@;)
オートリクシャー乗りのインド人全員に車を渡しちゃったのかと思うほどの路駐っぷりです。インドなら街もごちゃごちゃしているのでむしろマッチしている感じですが、こう整った街でごちゃごちゃ路駐されるとびっくりします。いろんな国があるもんだ・・・。
そして翌日、10月28日。またしても朝から天気悪し。
もしかしてこういう季節なん?と思ったら、アゼルバイジャンは10月から12月にかけてが最も降水量が多い季節みたいです。
中央アジアに来て雨季の束縛から解放されたと思ったら、また雨のようです(;^ω^)
宿の前でネコ発見。アジアじゃあまり見てない毛色です。
なんか怖い顔で突進してきたΣ(‘ω’)
ボクの足にぐりぐり頭をこすりつけて来て、気が済んだら去って行きました。
朝飯は昨日と同じパン屋で購入。ハムサンド。1マナト(≒67円)
限りなくクッキー生地が薄いメロンパンみたいなパンw0.3マナト(≒20円)
相変わらず天気がすぐれませんが、今日は観光へ!
バクーは、元は城壁に囲まれた城塞都市。城壁は未だにしっかり残っていて、その城塞都市が世界遺産に登録されているのです。
城壁内は、観光客向けの土産物屋や飲食店、ホテルなどが多いですが、普通の住宅っぽい建物もあります。
何この木こわい(´・ω・`)
「シルヴァンシャー宮殿(Palace of The Shirvanshahs)」へ来ました。
入場料10マナト(≒669円)。1日3,000円程度で生活しようとしているボクには痛手ですが、外国人差別料金が存在しないのがすごく嬉しいです。アジア圏で広く適用されている国籍差別料金、かなり不平は我慢しているつもりですが度重なるとけっこうストレスなんです。アゼルバイジャン素敵!!
この宮殿も世界遺産らしいですが、中は展示が多かったです。
説明書きによると、「プロフにかぶせて冷めないようにするやつ」らしいです。別にプロフに限定しなくても良いような。
タブレット端末での説明もありました。ハイテク。
アゼルバイジャンでは古くはアラビア文字が使われていたらしいです。文字を書いている様子が映像で流れていました。
どこまでが1文字かわからないどころか、どこまでが1行かもわかりません。
城塞都市の模型。こういうの好き。
展示はいろいろありましたが、特に胸アツだったのがカスピ海に沈む城サバイル城(Sabayil Castle)。
18世紀、水が後退したカスピ海の底から城の跡が出て来た!と言うものです。
こういう石が600個以上も発掘されたそうです。
一緒に出て来た陶器から、大体13世紀くらいの物と思われているらしいです。14世紀に起きた地震で地面ごとカスピ海に沈んだと考えられています。
また、このサバイル城からバクー城塞都市内へ繋がる地下通路も発見されているらしい。なにそれロマンてんこ盛りやんか!そう言うの大好き(*´Д`)
あと他に面白かったのは大浴場跡。
風呂に入る習慣があったんですねー。
丸い穴が浴槽かな。
大浴場は上から眺める事しかできませんが、けっこう迫力ありました。
ぶらぶら城塞都市歩き。
上の写真、拡大してみると、
誰だあんたは(; ̄ω ̄)そ
12世紀に建てられたと言う「乙女の塔(Maiden’s Tower)」へ。
建物は古くとも中の展示は新しい!タッチパネルの展示では、塔の3D構造モデルがぐりぐり動いて各所の説明を読む事ができます。
地下にカスピ海水を貯めるタンクがあったり、各階をつなぐ通気ダクトがあったりするみたいです。この展示(・∀・)イイ!!
ぱっと見た目、ただの本ですが、
実は本の形をした透明パネルに、下から映像を投射しています。スマホみたいにタッチしてスライドするとページがめくれていきます。右ページの写真は実は動画で、ページをめくると動き出します。楽しい(・∀・)イイ!!
屋上からはバクーの街が一望できます。
乙女の塔も入場料10マナトと高めでしたが、乙女の塔もシルヴァンシャー宮殿も満足度高いので納得の価格です。
あと薄々気付いていましたがバクーはネコが多い!
また突進してきた!?Σ(‘ω’)
アゼルバイジャンのネコは突進してくる・・・と…Φ(。。)
幸せ(*´ω`)
近くに朝のネコもいました。
今日は観光で出費したので、少し安そうなファストフードみたいな店に入りました。
ドネルケバブ(マトン)プレート。すごく肉々したの来た。
あの上のパネルの写真と全然違います。全然期待していなかったのに肉だらけです。逆広告詐欺のレベル。
マトンケバブうまーーーい٩( ‘ω’ )و
マトン、別に嫌いではないんですが脂身だらけな事が多く、そんなにおいしいと思った事が無かったんですが、このマトンはうまいです!
元の肉がおいしいのか、ドネルケバブ(=よくトルコ料理屋にあるくるくる回ってるやつ)で余計な脂が落ちてるのか、程よい脂加減です。臭みも少なく、飲み込む時にほんのりマトンの香りが通り過ぎる感じです。
お茶と合わせて7.5マナト(≒501円)でした。中央アジアの感覚だとちと高いですが、満足度は高いですな。
売店で「バクーアイス」みたいなのを見つけてつい購入。
中身はただの安っぽいアイスでした。
帰りもまだ同じ場所にいました。
前足の丸まり具合が何とも言えない(*´ω`)
つい我慢できなくておやつにピスタチオ買ってみたのですが、
290グラムで9.8マナト(≒655円)。たっか!たっか!!!(|||´Д`)
でもこのピスタチオがめちゃうまくて悪魔の食べ物でした。ピスタそのものも身がしっかりしていておいしいんですが、塩だけじゃなくてスパイス(多分コリアンダー)がかかっていて、いくら食べても飽きが来ない。ヤバい。コストもカロリーもヤバい。
さて、明日はバクー郊外の観光地に行く予定です。
昨日コーカサス(アゼルバイジャン、グルジア、アルメニア)の観光地を見ながらよくよくカレンダーを見ていたら、案外時間が無いのでアゼルバイジャンはバクー滞在だけになりそうです。では今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>カスピ海に沈む城サバイル城
(´・ω・`)空浮かぶらいしいよ
石造り街の雰囲気イイね!路上かふぇとか何時間でも飽きない感じがします。ネコの人相(?)も変わった感じ。気高いと言うか…生意気と言うか⁉️
ところで50ナマト札でパン1,2ナマト買ったら嫌な顔されません?
地図で見ると紛争地域に近いところですが、大丈夫ですか?
ttp://tryxtrip.com/20151006-761.html
カザフスタンのアルマトイ並みに綺麗なのでオイルマネーかな、と思ったら、
やっぱりそうだったのね。
しかし、原油風呂・・・(´・ω・`)
>>ログボさん
飛んだらロマンメーターが振り切れる!!
原油風呂、ビジュアルがヤバいですねwすげーめんどくさそうだし臭そうw
>>baumさん
おろした時点で50マナト札3枚と10マナト札5枚という、思いやりのあるATMだったので大丈夫ですよーw
高額紙幣を出すのは、学生の時インドでオートリクシャードライバーに丸々持ち逃げされた経験があるので、必ずホテルか良いレストラン、無ければ大きめの商店でくずすようにしています。。。
こういうビミョーなノウハウの積み重ねが犯罪防止になってるんような気もします。
>>y.kujimeさん
アゼルバイジャンはお隣のアルメニアと仲が悪いので、そっちの国境付近(ナゴルノ・カラバフ)へ行かなければ大丈夫ですよ~
>カスピ海に沈む城サバイル城
(´・ω・`)バルスは禁句
すでに土台しかないとです・・・(;ω;)
沈んでたからちょっと浮かぶくらいでちょうど良いかも
m9(´・ω・`)wolt氏をバルス!
バルスって動詞だったの!?(´・ω・`)