プエルトリコのサンファンからドミニカ共和国のサントドミンゴへフェリー移動(2019年9月6日~7日)

オラー!

今回はプエルトリコのサンファンからドミニカ共和国のサントドミンゴに夜行フェリーで移動しました!

 

今回の移動。500kmくらい。

 




 

9月6日。宿はチェックアウトしたけど、共用スペースに居座ってだらだら。昼近くなって「昼飯でも行こうかな~」と思ってたところで突然の土砂降りに。

よく考えたらボク、雨季のカリブ海に傘も持たずに来てしまったんですよね。まぁ去年の雨期の東アフリカは傘も無いまま通り過ぎましたけど。とりあえず傘買わないと。

13時過ぎたあたりで雨が止んだので外出。

 

道路標識・・・?それとも何かのアート?

道路標識に見えるアート、アートに見える道路標識。どっちにしても紛らわしいからダメな気がします。

いつも通りウォルマートに来ると、店に入った目の前に臨時の傘売り場が設置されていました。気が利くじゃないかどれどれ・・・

最上段13.2USドル(≒1,413円)、それ以外16.5USドル(≒1,766円)。旅行者が傘に1500円も出せるかバカモノ。

雨が降ったからってあくどい商売に出てますねウォルマート。でも普通に考えて、傘売り場はここだけじゃないはず。いろんな物が売られている2階にやって来ました。

 

ほれ見ろあったぁぁぁぁ!5.5USドル(≒589円)!

本当は5ドル以下くらいで無いかなーと思っていたのですが、これくらいなら許容範囲です。ついでに昼飯も買って宿に戻り。

総菜コーナーで買った昼飯。8.37USドル(≒896円)。

右上の、遠くから見てポテトサラダみたいなのかと思ったらパスタでした。炭水化物だらけ。いや、ポテトサラダだったとしても炭水化物なんだけども。

左上のはローストチキンだけど、なぜか脂がしたたるくらい油っこかった。コメはカリブ風豆ごはん。うまい。

 

今日のフェリーは19時発なんですが、チケットには「180分前に港に来い」と書かれていたので、15時に宿を出発。

港は宿から2.5kmくらいの所にあるので歩いて行きます。

歩道が無くなってしまったんですが、大丈夫でしょうか。

 

左手のフェンスの中には滑走路が見えます。どこやねんここ。

 

頻繁に飛んでいくセスナ機。

 

なんだか妙に小さい船がパラパラと浮かんでるんだけど、あれは何なんだろう。ちゃんと停泊しないの?

 

また雨が降り始めた所でフェリーターミナルが見えてきました。


建物の向こうに見えているのがフェリーですね。うーん、いまいち大きくないな。11,000円もしたのにがっかりです。

 

チェックインするとチケットがもらえました。

チェックイン時にESTA(アメリカのビザ免除の代わりに申請するやつ)の提示を求められました。スマホの画面でも可

チェックイン時は何も言われなかったのですが、その後荷物検査も終えて乗船する直前で「荷物が大きすぎるから預けないといけない」と止められました。なんと1辺20インチ(約50cm)までしか持ち込めないと言うのです。ここまでの人そんな事一言も言ってなかったやん。

ゴネてみましたがダメでした。またチェックインデスクまで戻って荷物預け。

 

再度フェリー乗船。

まだ16時半なのに乗船できるのは良いですね。

そう言えば出国審査無かったけど?と思い出してネットで調べたら、アメリカは出国審査が無い国だそうです。今思うと、さっきチェックイン時にESTAの提示を求められた際、ESTA番号をパソコンに入力していたので、あれで出国した事になるのかもしれません。

まずすべきは落ち着ける場所探し。6階のラウンジは明るいし、なんか音楽ステージみたいなのがあるので却下。

 

8階のシート席はクーラーが効き過ぎだし、手すりがあって横になれないタイプの座席なのでここも却下。

 

7階のラウンジ。長椅子があって、ちょっと暗くて人も少ないので、ここに落ち着きました。

 

コンセントもある。(白い四角いやつ。フタを開けたらコンセント)

 

しかし、急遽ザックを預けたせいで手荷物が4つになり、管理が面倒です。

ずーっとパソコン持ち歩かないといけないのも面倒。ザックがある場合は、ザックごとワイヤーロックでどこかに括り付けてしまって、手ぶらでうろうろ出来るので楽なのです。

 

まだ19時の出港まで時間あるし、と横になってうたた寝したら・・・船の振動で目が覚めました

なんかもう出港しちゃってるんですけど!!!

プエルトリコの町はもう遠くて、湾の端に差し掛かった所でした。時刻は18時15分。えー、どういうこっちゃねん。出港見逃した・・・。

ついでに日暮れのデッキをうろうろ。

 

フェリーはプエルトリコの沿岸をずっと進んだので、夜になってもSIMが使えたのがありがたかったです。あ、初日に使えなくて苦労したはずのSIMは、翌日だったか翌々日だったかには普通に使えるようになってました。

そう言えばザックから歯ブラシを出すのを忘れたので歯磨き無しです。代わりに歯磨きガムを長時間噛みました。これだから荷物預けは嫌なんだよ

 

9月7日。朝は7時に起きました。朝飯朝飯・・・と、そうそう缶切りのいる缶詰だったからツールナイフ・・・

ザックの中やんけ。これだから荷物預けは嫌なんだよ。あの大きな荷物には必要な物が入ってるの!!!

仕方ないのでひたすらハチミツだけで食パンを食べました。こういう時のハチミツよ。

7時半にデッキに出ると、もうサントドミンゴのビル群が見えていました。

 

朝の散歩。

と言ってもこのフェリー、客が歩ける範囲が狭いので、いまいちつまらんです。ほんと、高い割には大した事ないフェリーでした。

 

港に入った所で、小さい船が近づいてきました。

 

このフェリーが横っ腹をぐいぐい押してくれて入港完了。小さいのにすごいなぁ。

 

サントドミンゴのフェリーターミナルは旧市街の目の前。すぐそこに城壁が見えます。

 

入港はほぼ8時ジャスト。これは定刻通りです。昨日1時間も早く出たのは、天候の様子を見て遅れそうだったから早く出たんだろか?それはそれで予測精度すごいと思うけど、ありなのかそれ

下船開始までは30分くらいかかりました。

ここで座ってしまったせいで、ウエストバッグをここに置き忘れて下船すると言う失敗をやらかしました。

入国審査の手前で気付いて走って戻って来たら、下船しようとしていた乗客が「バッグ、レセプションに渡したよ!」と声をかけてくれました。な、なんて民度がハイレベルな乗客。無事な姿でレセプションに置かれていました(;人;)

ボクの性格上、持てる荷物はせいぜい2つまでで、3つを超えるとこうやって置き忘れる可能性が飛躍的に上がるんですよ。知ってんだ自分の性格は。これだから荷物預けは(略

 

ドミニカ共和国では、外国人の入出国に税金がかかります。が、なぜか日本パスポートは入国税だけ免除されている・・・と言う話をどこかのブログで読んで、半信半疑で入国審査へ

入国審査の入口に、入国カード(切符みたいな小さい紙)を配っている係員がいて、外国人はみんなそこで10USドル払って紙をもらっています。ボクも係員に「10USドル」と言われたのですが、「日本パスポートはそれ必要無いよ」とさも自信ありそうに返すと、「あぁ日本人!」と言われて、そのまま通過できました。ほんまにいらんの?イミグレーションで追い返されない?

ただし、アライバルカードは書かないといけませんでした。これもどこかのブログでは書かなくて良いと言われていましたが、無いと入国審査で追い返されました。アライバルカードを持って再度行くと、今度はすんなり通れました。

マジで日本人は入国税いりませんでした。外務省の尽力?JICAの努力?ありがとう外務省とJICA。でも出国税は取られるらしいですけどね。

時間がかかったので、ザックはとっくに荷物置き場にありました。荷物検査場でスキャンを通した後でなぜか「ドローンを持ってるか?」と止められましたが、持ってないと答えると通れました

ドミニカ共和国もドローン持ち込みダメな国なんですかね。ドローンの持ち込み規制や持ち込み料がかかる国が最近増えているので、ドローンなんか持ってなくて本当に良かったと思っています。

 

63カ国目、ドミニカ共和国入国\\\└(‘ω’)┘////

地図上では宿は目の前のはずなんですが、城壁があって入れません。モロッコのタンジェでもあったなこのパターン。

少し歩くと旧市街地に入る階段がありました。

 

なんか・・・ヨーロッパみたい。

旧市街地はツーリスティックになってそうですね。明日行くので今はとにかく宿へ。

まだ9時半でしたが、宿に荷物は置かせてもらう事ができました。

 

右下、すんごい巨大な犬がいます。

大きいし足が長いしで、迫力あります。体重も大人1人分くらいあるんじゃないでしょうか。おとなしそうだけど、あんなんに襲われたら絶対かなわないだろうな

ネコもいます。

 

宿でのんびりして、昼に外出。

400km西に移動しただけなので当たり前ですが、サントドミンゴも湿度が高くて暑いです。

サントドミンゴは「やや治安が悪い」と聞きましたが、あんなガラス張りの民家が建っているくらいなので、そこまででは無いんじゃないかなと思ったり。まぁ用心に越したことはないんですけども。

 

中華街。

中華料理が安いらしいので、サントドミンゴ滞在中に1回昼飯食べに来たいですね。

中華街の手前に大きなスーパーを見つけました。

広いし綺麗だし何でもある系のスーパーです。ドミニカ共和国はこんなのあるのか!

嬉しいのが缶詰。やや高めですがプエルトリコよりは安いし、種類が豊富。

ハイチ入り前に買い込みだなこれは。

巨大なキャラメルみたいなお菓子がいっぱいありました。ドミニカ共和国のお菓子なんだろうか・・・。

味が気になりましたが、おいしくなかった場合取り返しのつかない量なので、手が出ませんでした。

宿で自炊しようと思って野菜や卵を買って帰りました。

・・・が、宿に戻る途中で安くて良さげなテイクアウト店を見つけたので、今日の昼食はこれになりました。100ペソ(≒210円)

左上、マカロニサラダ。右上、チキン。下、豆ごはん。どれも程良い味付けで美味しい。特に豆ごはん。

「ドミニカ共和国では外食文化が無いので安食堂は無くて、どこも日本と同じくらいの値段する」と言う話を複数のブログや旅行記で読んだのですが、入国4時間にしてそれらがガセだと判明しました。いや地元の人達並んで買ってたし。

 

午後になると巨大な犬は椅子で寝ていて、

 

ネコは姿勢が変わっていたけど同じ場所で寝ていました。

 

14時にチェックイン。ドミトリーです。

なんだかんだで疲れていたのか、シャワー浴びて洗濯した後は夕方までがっつり昼寝しました。

 

明日は旧市街地を観光します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    真っ黒な犬が黒いシートの上で寝てるけど
    首輪が無かったら気付かずに座りそうで怖い!

  2. wolt より:

    >>baumさん
    いや、実物かなり迫力と言うか存在感あるんで、保護色になっててもうっかり座る人はいないと思いますw