レソトのモコトロンから標高2,873mのサニ・パスへ移動!(2018年6月25日)

どぅめらん!

今回はレソトのモコトロンからサニ・パスに移動しました!

移動はこんな感じ。短い移動でした。





朝食はハム、チーズ、パン。あとミロをよく飲むので、粉末のボトルを買ってみました。

厚めの柔らかいハム2枚で2.3ランド(≒18円)や、チーズ70グラムで6.16ランド(≒50円)って言う、旅行者に嬉しい小売りがあったので、つい買ってしまいました。パンは5ランド(≒40円)。安い。

 

朝7時45分くらいに、昨日の日本語カーナビの人がやって来ました。

画面を消す事しかできなかったのでちょっと残念そうでしたが、なんとか説明して「英語モードにしたりBluetoothで音楽かけたりの機能は無いよ」と説得しました。

昨夜作った英語訳の紙も説明して渡しました。役に立つと良いなぁ。

 

日本語カーナビの人は、そのまま1kmほど離れた乗合タクシー乗り場まで送ってくれました。やった!(・∀・)

 

ここでもまた、待機していた車は満車になってしまっていたので、ボクは次の車に回されてしまいました。どうもレソトでは乗合タクシーのタイミングがことごとく合いません。

 

レソトの車のナンバーには、帽子マークが描かれています。

確か国旗にも同じのが描かれていた気がします。かわいい帽子です。

物売りさんがいたので、揚げドーナツのような物を買ってみました。


ハンタって言うようです。1ランド(≒8円)。

まだちょっと温かいです。甘さはほとんど無く、表面は厚めでザクザクした食感、中は気合の入ったもちもち生地でした。しっかり噛まないと飲み込めないタイプですw

全然関係ないんですが、ふとスマホの背面パネルを外してみたら、中が砂だらけになっていました。

これはもしかしてナミブ砂漠の砂ですかね。

ボクのスマホは防水で、フタの内側に二重のパッキンが付いているんですが、外側のパッキンは余裕で突破されていました。砂漠の砂おそるべし

 

9時20分くらいにようやく出発。車の内側に貼られているシールをよく見てみると、

『交通安全 上磯八幡宮』どこだよ!!!※後でググったら北海道北斗市(函館の近く)の神社でした。

業務用ハイエースなので、工事屋さんの車とかだったりしたんでしょうか。助手席の斜め後ろに上磯八幡宮の交通安全シールを貼ったハイエースは、レソトの高地を元気に走っていますよ

 

10時20分、サニ・パス・ボーダー到着!

日本語で言うと、『サニ峠国境』です。そう、ここは国境、レソトから南アに抜けるイミグレーションの真ん前

なんか、もっと閑散とした国境かと思っていたら、観光客はたくさんいるし、観光客じゃない人も「サニ・パス2873m」と書かれた看板の前で記念撮影してるし、土産物屋は並んでいるしで、小さめの道の駅の雰囲気すらあります。

写真右奥の赤い屋根がイミグレーションのようです。

周りがみんな写真撮りまくっているのに紛れて、「すげぇ!こんなに撮影OKな雰囲気の国境そうそう無い!」とイミグレの写真を撮っていました。

 

同じ車に乗っていたみなさんは、このイミグレで出国手続きをして南アに抜けて行ってしまわれますが、ボクはここで降りて、出国手続きはせずに左手の坂を登って行きます。

サニ・マウンテン・ロッジ到着!


ここは国境スレスレに建っている宿泊施設なのです。

・・・・・(゚Д゚)

スレスレじゃなくて飛び出してますね。南アですね

いやいやグーグルさん、さすがに飛び出してるわけ無いでしょ~。誤差大きいんだからぁ~(ヾノ・∀・`)ナイナイ

・・・・・(゚Д゚)

しっかり飛び出してますね

これは宿泊施設内に掲示されていた図なんですが、どうも宿泊施設の管理棟&バーだけ南アに飛び出していて、それ以外のロッジなどはレソトになるようです。どういう管理になってるんだろう。税金とかそう言うの。

なお、ここに併設されているパブはアフリカで最も高い場所にあるパブだそうです。

 

ドミトリー部屋のある建物だけは、なぜか宿泊施設の敷地から300メートルくらい離れた、完全にサニ村の中にあります。なんですかねこの格差。

管理棟との往復がちょっと面倒です。受付の人はカギを持って、部屋まで案内してくれるのかと思ったら、管理棟からちょっと出た所で「あれ!あそこの建物だよ!手前が寝室で奥の建物がキッチンとバスルームね!じゃ!」って感じで、案内してくれませんでした。宿の人も面倒だと思ってると思います

 

管理棟でだけWi-Fiが使えるので、荷物を置いて管理棟に戻って、しばらくネットしてました。

せっかく暖かくて良い天気なので、ちょっと散歩してみる事に。

何も無いように見えますが、

すぐ右手は絶景の広がる崖です。

 

谷の向こう側もすごい崖です。自分のいる側は見えませんが、多分同じような崖だと思います。

 

柵とかも何もない容赦ない崖なので、万が一よろめいてなおかつ側転1回しても大丈夫なくらいの距離を保って歩きます。側転なんてたぶんできませんけど。

 

とりあえず、遠くから見えた2本の棒の所まで来ました。てっきり端っこなのかと思いましたが、まだ地面は全然続いています。

 

次は建物らしきものが見えたので、それに向かって歩きましたが、

 

廃墟でした。

端っこは意外と遠いようです・・・。

ちょっと飛び出した眺めの良い所まで来たので、ここで折り返すことに。

なんでしょう、惑星!って感じがします。地球が惑星なのは当たり前なんですけど。

明日はもう少し足を伸ばしてあちこち行ってみるつもりです。どんな景色が見れるか楽しみです。

 

宿に戻ってシャワーを浴びて、午後飯の支度にとりかかります。キッチンは広々していて使いやすそう。

 

近くの商店で食料を買って来ました。2日分のつもり。

 

ジャガイモとタマネギを切って、トマトスープの素で煮込みます。

15分後、味見。・・・ジャガイモが全然煮えてない。

30分後、味見。・・・ジャガイモが全然煮えてない。

45分後、味見。・・・ジャガイモが食べれなくはないけど固い。

なんか全然煮えないんですけどぉぉぉぉ!あっ!標高!Σ(‘∀’)

ここの標高は約3千メートルなので、約90℃で沸騰してしまうんですね。そら煮えんわ

1時間くらい煮込んで、サバ缶と卵を落として更に15分くらい煮込んで、ようやく完成。

寒いからおいしい( *´艸`)

猫舌のボクでもいきなり食べられる温度でした。猫舌的には嬉しいけど、調理に時間がかかりすぎるよ・・・。15分煮込んだ卵もまだ半熟でした。

 

夕方外に出ると、もこもこのひつじさんがいっぱいいました。

よく見ると遠くの方までひつじさんがいます。みんな草食ってます。これは草刈りの必要がなさそうだぁ。

夕暮れの色は、飛行機から見る夕暮れの色に似てました。

空が宇宙につながってる!って気がします。当たり前なんですけど。

 

そういえば、ここの宿泊費は「平日料金」「週末料金」「ハイシーズン料金」があって、一番高いハイシーズン料金(1泊302.5ランド(≒2,432円))を取られたんですが、今日ドミトリーはボク1人です。ハイシーズンって何ですか

さて、明日は絶景を求めてお出かけします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. 元三係長 より:

    素晴らしい景色やね~。
    こういうちっぽけな人間入る余地が全くない自然デカさ、偉大さに感動しますわ。
    ちなみに、サバ缶好きやネェ。(笑)

  2. wolt より:

    >>元三係長さん
    アラスカに感激したのといい、こういう景色がお好きなんですね( *´艸`)
    次の日記もこんな感じですのでお気に召すと嬉しいです( *´艸`)

    サバ缶やイワシ缶はすごく好きですw
    勤めてる時もよく朝晩食べてました。