オラー!
今回はアルゼンチンのエル・カラファテから世界遺産ロス・グラシアレス国立公園のペリート・モレノを見に行きました!
世界遺産ロス・グラシアレス国立公園とは
ロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)は直訳すると「”氷河群”国立公園」。その名の通り広大な氷河が広がる公園で、その氷床面積は南極とグリーンランドに次ぐと言われています。
めちゃめちゃ広い国立公園ですが、今回はその中でも有名でかつ行きやすい、ペリート・モレノ氷河(Graciar Perito Moreno)を見に行きました!
朝食はいつも通りパンとチーズとハチミツ。もう写真すら撮らないくらいいつも通り。だって楽だし美味しいし。
昨日チケットを買う際、「ホテルへのピックアップは7時45分から8時15分の間」と言われたので、7時30分くらいから宿のロビーで待機。南米に来てから、ツアーのピックアップ時刻はかなり正確、むしろ前倒しだったりするので早めに待機していたのですが、
来たのは8時30分。1時間待ったよね。宿のスタッフが心配してツアー会社に電話してくれたほどでした。
ボクのピックアップはほぼ最後で、あと1軒ホテルを回った後すぐに出発。9時30分くらいにロス・グラシアレス国立公園のゲートに到着。
チケットは、現金払いならバスから降りる必要は無く、集金係がまわって来るので席で払うだけでした。800ペソ(≒1,470円)。
カード払いの人だけ、バスから降りてチケット売り場に行かないといけないようでした。
国立公園のパンフレットと、ゴミ袋も配られました。
ゴミ袋はありがたい!ビニル袋のストックが残り少なくなって来ているので貴重。トレッキングの時にゴミ袋や水濡れ防止に使い過ぎたんですよ。
更にバスでゲートを通り過ぎて、割とすぐの場所で数分降ろされます。
これから行くペリート・モレノ氷河を遠くから見られるポイント。
正直これは降りなくても良いような・・・。ボクはこの時点では「あー、グレイ氷河と一緒じゃん。別に来なくても良かったかな」なんて思っていました。
ここがバスの終点のビジターセンター。なんでこの辺りの国立公園は、チケット売り場とビジターセンターが別なんだろう。
レストランや土産物屋、トイレなどがあります。帰りのバスもここから乗ります。
先にトイレを済ませて出て来たら、運悪くガイドツアーの団体が前を歩いていました。
ジャマなので10分ほど待ってやり過ごします。
これはペリート・モレノ氷河まわりに整備されている遊歩道のマップ。
ボクが買ったツアー会社のバスは、帰りの時刻が13時半。今は10時半なのでたっぷり3時間くらいあります。
とりあえず左手方角の遊歩道へ。
氷河近いな!
グレイ氷河はこんなに近付けませんでしたし、それに側面はほとんど見れなかったので、とても新鮮。
氷河側面の模様がなかなか素敵です。
氷河の高さは、低い所で40メートル、高い所で70メートルほどあるようです。
そして水に沈んでいる部分は160メートル。全体で言うとちょっとした山くらいの高さがあるわけです。でかい。
こんな感じで、遊歩道のところどころに展望台のようなスペースがあって、心行くまで氷河を観察する事が出来ます。
みんな何をそんなに観察する事があるのかと言うと、この氷河、時々氷のかたまりが崩れて落ちるんですよ。
位置もタイミングも悪くて水しぶきしか撮れなかったの図。
50メートル前後(≒ビル15階建てくらい)の高さから巨大な氷のかたまりが落ちるわけなので、ズズズズズズズズゴォォオォオォンンってすごい音をたてて落ちます。氷河は近く見えて意外と遠いので、音を聞いてから振り返るとたいていもう落ちてしまっています。ずっと観察していないと目撃できないのです。
ペリート・モレノ氷河の魅力はこの落下する氷のかたまりで、人のブログによると数分に1度は落ちるとの事だったんですが、見てても全然落ちない。
小さいかけらがパラパラっと落ちるのが5~10分に1度くらい。地響きをたてるくらい巨大なのは30分に1回くらい。もしかすると天候や気温によって落ちやすい日と落ちにくい日があるのかもしれません。
左手側の遊歩道の端っこまで来ましたが、端まで来ると木に阻まれてあまり見えませんでした。
少し高い場所を歩いて戻ります。
ここでおやつ。昨日スーパーで買ったチーズパン。
これ美味しいんですけど、オーブントースターで少し焼いて食べると最高に美味しそうな気がするので、そのまま食べるのがちょっと惜しいです。
どうやら、少し前まではここが氷のトンネルになっていたのが、崩れ落ちて無くなったようです。
この光景どこかでも見たような・・・あっマルタだ。形あるものは崩れるんですね(悟り顔)。
右手側の遊歩道も歩きました。こっちの方が人が多かったです。
あっちにはぐれ氷河(氷山?)が。
すごく小さなかたまりに見えるけど、遊覧船と比較してあの大きさですからね。
偶然、ちょうど氷が崩れ落ちる瞬間の動画も撮れたんですが、容量が大きすぎてアップロードできませんでした。そのうちツイッターとかにでも上げるかもしれません。
なぜか氷河は見ていて飽きず、少し歩いてはぼんやり眺めているだけで3時間経ってしまいました。
13時半、ビジターセンター前で待機していると、往きに乗ったバスがやって来ました。
どの会社のバスも似た時間にやって来るので、来る時に乗ったバスを忘れないようにしましょう。迷ってる観光客がちらほらいました。
宿に戻ると16時。通常なら今日はこれで終わりですが、明日はエル・チャルテンに移動し、昼からそのまま2泊3日のトレッキング開始の予定なので、トレッキング用の食料などの買い出しにお出かけ。
あと、エル・チャルテンは物価が高そうなので、アルゼンチン最後の買い出しって事でジェルバ・マテ茶の容器とストローをもう一組買いました。
容器が460ペソ(≒845円)、ストローが265ペソ(≒487円)。容器はガラス製で、外側に皮が巻かれているタイプ。コルドバでは似たようなのが半額で売られていたので、コルドバで一気に2組買っておけば良かったなと思ったりしました。パタゴニアは何でも高い。
買い出しなども終わり、17時半にようやく宿で飯。自炊。またパスタ。
野菜と麺を同時に茹でて、最後にトマトスープの素を絡めただけで見た目パスタっぽくなる。
明日は午前中にエル・チャルテンに移動して、昼からそのままトレッキングです。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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