じゃんぼー!
今回はタンザニアのキリマンジャロ登山ツアー6日目(最終日)の日記です!
本日の歩行記録
- 区間:ムウェカ・ハット⇒ムウェカ・ゲート
- 標高:3,100m⇒1,640m
- 距離:10km(くらい)
朝起きると、綺麗にキリマンジャロが見えていました。
昨日のうちにあそこに登ってここまで降りて来たのがビックリです。人間ってすごい。
昨日は疲れて一切写真を撮っていませんでしたが、こんな感じの森の中でキャンプしました。
雰囲気は良いんですが、久しぶりに虫に悩まされました。夜にでっかい羽虫が、テントとフライシートの間に入り込んでうるさかったです。高地には全然虫がいなくて、テントの出入口全開でも良かったですからね。一気に下界に戻ってきた感じ。
ところで、3日目あたりで騒いでたトイレットペーパー足りるか問題ですが、あの後はボクの腸も通常営業に戻り、トイレットペーパーは昨日の時点で全て使い切りました。あとは今朝の大を我慢して大事に町まで持って帰ればOKです。
と言うのは冗談で、少し多めに持って来たウェットティッシュ(15枚入り)が1袋余っているので、今朝の大の分くらいはちゃんとカバーできます。良かった良かった。
朝食の席の紙ナプキンが、えらくオシャレな感じにセットされていました。
ツアー最後の食事だからですかねー。
トースト、クレープ、焼き卵。
ちなみにポリッジも最後まで出て来ました。
朝食後に、ガイドやポーター、シェフたちが集まって歌ってくれました。
けっこう人数が多いですが、これでも昨日ヴァンとジェイソンに付いてガイドとポーター数名が分かれて行っているので、本来はもっと多かったはず。みなさんおつかれさまでした。
今日は約10km、森の中をひたすら下るだけです。
たまにキリマンジャロが見えたり。
歩きやすくて景色も良かったので、気分良く下れました。
それにしても女子高生のアナちゃん、アナさん、いえ、アナさま。めちゃくちゃお強いです。
他のメンバーもたいていタフでしたが、なんだかんだで一日の終わりにテーブルに突っ伏してる姿はよく見ましたし、プロの風格ベントも今朝は「昨日の下りが足に来てる・・・」と動きにキレが無かったんですが、アナさんはこの6日間で一度も疲れた素振りを見せず、今朝もガイドと雑談しながら先頭を切ってチャキチャキ下って行く化け物っぷりを見せつけてくれました。多分5人の中で彼女が最強でした。オーストラリアの女子高生怖いです(((›´ω`‹ )))
ゴールのムウェカ・ゲートに到着。
やれやれ終わった終わった!
すぐ目の前に、飲み物売り場があります。
買ってるしw町まで我慢できないのかな。
登頂証明書などをもらったり等の手続きをしつつ、ここでツアーの迎えの車を小一時間待ちました。
帰りの車の中からは、キリマンジャロコーヒー畑が見れました。
すげぇー!本当にキリマンジャロの麓でキリマンジャロコーヒー作ってら!
キリマンジャロはすごく水が豊かな山(豊か過ぎるかも)なので、麓は農作物の栽培に適していると思われます。コーヒーだけじゃなくてお茶も名産らしいですよ。
モシの町に戻って来ました。
急激に帰って来すぎて、全く現実感がありません。ていうかモシの町が晴れているのを初めて見ました。晴れるんですねこの町。
お昼ごろに戻って来たので、すぐに前と同じキリマンジャロバックパッカーズにチェックインして、荷物を返してもらいました。
せっかく晴れているので、午後はテントを洗ったり寝袋を干したりして過ごしました。シーズンオフなので客が誰もおらず、大物をその辺に干し放題なのが良かったです。多分ハイシーズンは人が多くて干せないと思う。
15時くらいに昼を食べに外出。
ほんと、晴れると別の町みたいに見えます。雨だと露天商がいないので、通りが寂しかったんですよ。
さて、山から帰って来てまず何食べよう?パスタとか洋食はむしろ山でいっぱい食べたから・・・
考えた末、フルセットみたいな豪華バージョンのウガリ。魚付き。7,000シリング(≒346円)
値段的には絶対ぼったくられてるんだけど、すげぇおいしかったです。ウガリも、この店のウガリは全然固くなくて、ザンビアの美味しいウガリみたいな柔らかさと味でした。
ひょうきんなおばちゃん。
食後はアイス2,000シリング(≒99円)とジュース500シリング(≒25円)
アイスは・・・やっぱり値段に対してのクオリティが低いなぁ。ホント、日本のスーパーカップとかコスパ良すぎだと思います。
そしてこれが登頂証明書!デデン!
山の頂上では眠いだけでしたが、これを見てようやくじわじわと嬉しくなって来ました。なんとか綺麗な状態でアフリカから持って出たいですね。ヨーロッパに着いたら日本に送るんだ・・・。
そんな感じでキリマンジャロ編はこれで終了!明日からはこの先の予定を立てたり、バスのチケットを確保したりなどの雑務ばっかりです。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
喫茶店でキリマンジャロ飲んで登頂気分を味わうつもりが、あいにく無くてブラジルにしたよ。
生還おめでとうございます!
何となく、やった感は伝わって来ましたよ^ ^
例えるなら…大学入試が終わった春休み❗️な感じかな。
お疲れさんでしたネ^ ^
けど降りてきたらスッカリ晴れて山の全貌が見えるのも皮肉やね(⌒-⌒; )
>>y.kujimeさん
いっそタンザニアで飲んでみては・・・そしていっそキリマンジャロに登ってみては・・・?
もっと値段が張りますけど、もっとのんびり日数をかけて無理なく行くツアーもありますよ!
>>baumさん
やった感伝わりましたか!
大学入試は経験が無いので比較がわからない・・・(^^;
下山時の方が天候が良くて、「初日のアレは何だったん?」て感じですが、後片付けが楽なので後半が晴れていた方がありがたいです。
woltさん、登頂おめでとうございます!
前から疑問なのですが、ガイドとポーターって高山病にならないんですか?
数時間の睡眠時間で、ヘロヘロの人いました?
年に何回も登ってると体が慣れちゃうんですかね?
>>ベティさん
ポーターは頂上まで来ず、標高4,700メートルくらいのキャンプでお留守番です。なので普通に寝てると思います。
ガイドも、頂上まで行くのはシニア・ガイドと呼ばれるベテランガイドだけでした。
そして、このシニア・ガイドは、キリマンジャロに登るのは年に数回なんてレベルではなく、ハイシーズンは1ヶ月で3回ほど登るそうです(^^;
なので、頂上アタック時のシニア・ガイドは手ぶら。腰に水ボトル、ポケットにハッカ飴をいっぱい入れただけと言う、近所の散歩のような格好で登っていました。
当然、そこまで慣れているのでガイドはみんな余裕そうでした(^^;