オラー!
今回はボリビアのウユニからアルゼンチンのウマワカに乗り合いバスで移動しました!
今回の移動。460kmくらい。
朝7時。6泊滞在して自宅みたいになりつつあった宿にお別れ。
今日はバスのチケットも何も買っていないのですが、まぁバスターミナルに行けばなんとかなるやろ、と言う感じでバスターミナルへ。
まぁバスターミナルじゃなくてただの広めの道路なんですけどね。道の両サイドにバス会社があって、テキトーにバスが路上駐車されているエリアです。
今日は久しぶりの自力国境越え。国際バスは無いのでまずは国境の町ビジャソン(Villazon)に行きたい。「Villazon」とでかでかと書かれた看板を掲げたバス会社に入ります。
ぼく「ビジャソン行きたいです!」
バス会社のおっさん「バス無い」
ぼく「・・・・・」(´◉◞౪◟◉)
バス会社のおっさん「・・・・・」
「バス無い(No Bus)」に続く言葉は無し。おっさんはひたすら書き物をしています。なんですかこの人。低血圧ですか。低血圧ならボクも負けませんよ。
バス会社のおっさんがにべもなかったので、外に出てツアー会社の客引き(ウユニ塩湖ツアーの客引き)のおばちゃんに尋ねると、ビジャソン行きのバスは夜発しか無いとの事。困っていると、ミニバスで行くと良いと教えてくれました。全然関係無い人の方が親切。
ただしミニバスはビジャソン直行は無く、ビジャソンの100kmほど手前のトゥピサ(Tupiza)で乗り換えないといけないとの事。
トゥピサまで70ボリビアーノ(≒1,093円)と、ボリビアの移動にしてはかなり高い値段でしたが、これ以外に行く手段が無さそうなのでこの乗り合いバスに乗る事に。
まだ客は3人くらいしか集まっていなくて出発しそうになかったので、朝食を探しに行きます。先日バスターミナルに朝食を探しに来た時は見つけられませんでしたが、もっと奥に入った所に露店がたくさん並んでいました。
ソパ・ポジョ。13ボリビアーノ(≒203円)。
中にお粥、ジャガイモ、チーニョが入っていました。昨日ボリビアの飯食べたくないと言いましたが、スープはおいしいと思いますボリビア。
それにしても、ボリビア人は朝からみんなよく食べる。朝からパスタ(ペンネみたいなの)大盛に肉とサラダをドーンとのせた物や、炊き込みご飯みたいなのを平皿にてんこ盛りした物などをムシャムシャ食べています。
隣の若者2人はスープだけかと思えば、足りなかったようで2人ともおかわりしていました。ボリビア人の朝食は多い。
車に戻るともうだいぶ客が増えていて、8時10分にウユニを出発しました。
11時30分、トゥピサ到着。
終点までの間に乗客はパラパラ降りて行きましたが、最後まで残ったボク含め5名は全員ビジャソンまで行く組で、乗り合いバスのドライバーがビジャソン行きの乗り合いバスを探して来てくれました。親切。
しかし、ビジャソン行きの乗り合いバスはあと1席しかありませんでした。これどうするのかな、と思っていたら、ボク以外の4人は実は2人組×2だったので、必然的にその1席は一人モンのボクの席になりました。トゥピサからビジャソンまで15ボリビアーノ(≒234円)。
車に乗り際にふと聞こえて来た会話が「次のビジャソン行きは15時」だったので、この1席に滑り込めて本当にラッキーでした。3時間も道端に突っ立ってられん。他の4人どうするんだろう。
13時10分、ビジャソンに到着。
国境から1kmちょっとの場所に降ろされました。
歩いて国境を目指します。
道端にタイヤアート。
なかなか良いセンスだと思う。
ビジャソンはてっきり小さな町かと思っていましたが、ウユニよりよっぽど大きくて賑わっている町でした。
国境までの数百メートルは商店街みたいになっていて、至る所に両替屋の看板があるのですが・・・ほとんど閉まってる・・・。
時間的にお昼休みに入ってるんだろうか・・・。休むなら時間ずらして休んでくれりゃ良いのに。
ようやく開いている両替屋を見つけて、ボリビアーノからアルゼンチン・ペソに両替。530ボリビアーノ(≒8,278円)が4,865アルゼンチンペソ(≒8,821円)になった!
増えてるぅぅぅぅぅΣ(‘ω’)
あら不思議、日本円換算で6.5%ほど増えました。アルゼンチンペソは通貨として弱そうなのはなんとなく分かっていましたが、ボリビアもそんなに強くはなさそうなのでトントンだろうと踏んでいたら、アルゼンチンペソの方が弱いみたいです。こんなに増えるなら銀行でもっとボリビアーノおろしておくんでした。
あと硬貨が6ボリビアーノ(≒94円)ばかり残ったので、アイス(4ボリビアーノ)を食べたり、
お菓子(2ボリビアーノ)を買ったりして消費。
さて国境に向かいますか。
橋を渡った所にアルゼンチン側のイミグレーションがありました。あれ、ボリビアの出国スタンプはどこでもらうんだろう。まぁ良いや誰からも確認されなかったし・・・。アルゼンチン側の入国スタンプもらっときゃ良いでしょ。
67カ国目、アルゼンチン入国\\\└(‘ω’)┘////
ボリビア側はイミグレーションの直前まで商店が並んでいましたが、アルゼンチン側は何もありません。両替なんかはボリビア側で済ませておかないとダメですね。
そう言えば、アルゼンチン側の事を何も調べていません。バスターミナルはどこだろう。とりあえず大通りを歩きます。
自力での国境越えがそもそも久しぶりなんですよね。ここしばらく飛行機か船か、陸路なら国際バスでの国境越えばかりでした。国境の手前で降りて、歩いて国境越えして、また自分でバスを探すパターンって、もしかしてケニア⇒エチオピアのモヤレ国境(1年前)以来じゃないでしょうか。
ボリビアへ続く線路はありましたが、
すぐそこで終わっていました。
でもその向こうに線路が見えるので、昔は国際列車でもあったのかもしれません。
アルゼンチンに来たら標高下がるかと思いきや、相変わらず3,500メートルなので、まだアルパカやリャマの生息地帯みたいです。
アルゼンチン側の町ラ・キアカのバスターミナルはここにありました。
今日の目的地ウマワカ(Humahuaca)行きのバスを探しますが、大きなバスは夜便だと言われてしまいました。バス会社はなんでそんなに夜便が好きなの・・・?
そしてやっぱりミニバスになりました。客引きが「あと10分で出発するから!」と言っていましたが、どう見てもあと10分で出発する乗り合いバスの車内には見えません。
席を確保しているのは人形だけです。
そうそう、ボリビアとアルゼンチンは南北並びなのに、なぜかアルゼンチンが1時間進んでいるのです。と言う事でここで時計をプラス1時間して現在15時15分。
バスは結局、15時50分くらいに出発。ラ・キアカからウマワカへは300ペソ(≒544円)。相場が分からないので言いなり。
ウマワカには18時ちょうどに到着。
小さい町なので宿はすぐ近く。
もっとツーリスティックな町かと思っていたら、意外と地味な感じです。
いったん宿にチェックインして、すぐに外出。ツーリスティックな方角へ向かいます。
腹は減ったけど、がっつり食べる気分でもない。
道端で焼かれていたトルティージャ購入。50ペソ(≒91円)。
スペインのトルティージャともメキシコのトルティージャとも全然違うビジュアル。トルティージャってなんだっけってレベル。
このトルティージャは、ピザ生地みたいなのを半分に折りたたんだ中にハムとチーズが入っている物でした。焼き立てアツアツなのでめちゃくちゃうまい!
さすがに物足りなかったので、スナック菓子とジュースを買って宿に戻り。
水1.5Lが60ペソ(≒109円)、ジュース90ペソ(≒163円)、スナック菓子35ペソ(≒63円)。高い・・・。物価は観光地だな・・・。
久しぶりにネコがいる宿。
明日はウマワカ周辺を歩く予定。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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