【エチオピア】ダナキルツアー3日目!夕暮れの塩湖で遊ぶ(2018年12月10日)

でなね!

今回はエチオピアのダナキルツアー3日目!ひたすら塩湖で写真を撮りました!




今朝はかなりゆっくり起床の、朝飯は9時でした。

取り放題のスクランブルエッグと、インジェラのピリ辛トマト炒め。なるほど、余ったインジェラはこうやって再利用するわけですね。冷ご飯をチャーハンにする感覚でしょう。インジェラ炒めはなかなかおいしかったです。

 

さて、今更ですが、ダナキルツアーには3日プランと4日プランがあります。行く所はほぼ一緒で、エルタアレ火山の前後はまったく同じスケジュールですが、3日プランは火山以外をかなり駆け足でまわるプランなのです。

ボクが参加しているのは4日プランなんですが、なぜかボクが放り込まれた車の韓国人3人組は3日プラン。3日プランである韓国人3人組は、この3日目は朝4時半起床の5時出発。4日プランであるボクは8時半朝飯の9時出発ですので、ボクが乗っていた車はボクが寝ている間に出発してしまいました

まぁ、そこに関してはツアー会社がちゃんと(?)把握していて、4日プラン全員(12名)が乗れる車を残しておいてくれました。

なので、ボクは今日から違う車に乗ります。まずは新しい車の仲間を紹介します

フルサイズおじさん(イタリア)・・・カメラはフルサイズ機が良いんだ!と、とにかくフルサイズ信仰の激しいおじさん。

マダガスカルおじさん(カナダ)・・・マダガスカル推しが激しいおじさん。

SGIおじさん(カナダ)・・・SGIの意味は次回の日記に出て来ます。

マダガスカルおじさんとSGIおじさんは2人旅行みたい。フルサイズおじさんは40代前半~半ば、カナダ人2人は40代後半かそれ以上かなぁと言う感じ。

 

マダガスカルおじさん「何?君はアフリカ20ヶ国まわったのか!マダガスカルには行ったかい?」

ぼく「いえ、行ってないです」

マ「なんで行かないの!?マダガスカルは素晴らしい所だよ!人々がホスピタリティ溢れていて素晴らしい自然に囲まれていて(長いので以下略)」

ぼく「公共交通機関が少なくて、レンタカーが無いと移動が難しいと聞いたので」

マ「そんな事無いよ!首都から南部に行くバスは1日・・・何本だっけ?」

SGIおじさん「2本だったかな」

マ「出ているんだよ!」

ぼく(いやでもあなたがたレンタカーでまわってるじゃない)

マ「きっと、君はマダガスカルに行くと3ヶ月は滞在すると思うよ!」

ぼく(いや長いだろ)

マ「君の2020年の旅行はマダガスカルで決まりだね☆

何が悲しくてまだアフリカを出てもいないのに次のアフリカ旅行の予定を立てにゃならんのですか。勝手なこと言うなよめんどくさい。

フルサイズおじさん「ほう、君はペンタックスかい?そちらはニコンだね。オレはキャノンなんだ!」

SGI「カメラは始めたばかりでね、勉強中なんだ!」

フ「カメラを買うならフルサイズセンサーだよ!君のはフルサイズかい?」

ぼく「いえ違います」

フ「そうかい!フルサイズは最高だよ!高いけどね!カメラを買うならフルサイズじゃないと!画質が最高なんだ!オレは旅行で気に入った写真を印刷して自宅に飾るんだけどね・・・そうそうオレは家を2軒持っていて・・・(やっぱり長いので以下略)」

フルサイズって、カメラの中の撮像センサーの面積の事を言っているんですが、実はこれ、現在だと必ずしもフルサイズが最高ってわけでも無いんですよ。10年前なら、小さい撮像素子に大量の画素を詰め込む技術が発達してなかったので、センサー面積の差があきらかに画質に表れてましたけど、現在だと印刷したって分かるような差は無くて、むしろ用途や被写体、レンズと環境の組合せによってはセンサーが小さい方が適している場合もあるくらいで。

確かにボクもフルサイズ機は欲しいですが、そうむやみやたらと他人に勧めるもんではない。そしてそこから始まる自分語りがうざい。あとヒートアップして唾飛ばすんじゃねぇ。

 

フ「何?ルワンダに行ったのか?ゴリラはどうだった?」

ぼく「ツアーが高くて1日600USドルとかだったので参加してないです」

フ「なぜ!?高くても素晴らしい経験が出来ると言うのに!」

マ「いやいや、あれは本当に高いんだよ。実際にゴリラを見れる時間は1時間ほどだから!10年前は300USドルだったんだけどね!ハッハッハ!」

SGI「もっと働いてお金をいっぱい稼いでから参加すると良いよ!」

そもそもそんなにゴリラに興味無いんで、お金持ってても1日7万円もするツアーには参加しないです。そしてルワンダに再訪する予定も無いです。

 

と、車に乗って移動している間中ずっとこんな感じ

こうやって会話になっているとまだ良い方で、基本的には誰かがずーっと自分の事をしゃべってるような状態。そして会話になると、自分が良いと思ってる物をやたらと押し付けて来る

 

昨日まで一緒にいた韓国人3人組は、程良い距離感を保ってくれていて、グイグイ自分語りをする事も無く「エジプトスタートのアフリカ南下中」である事、「この町はどうだった?」とか「このスポットは良かった?」など、長期旅行者らしい緩い情報交換をする程度だったので、全然疲れは感じなかったんですが、このカナダ人とイタリア人すげぇ疲れる

 

そしてまた面倒なのが、彼ら20分おきくらいに車を止める

全員がデジタル一眼持ちなので、なんか良さげな景色があるとすぐ、ドライバーに声をかけて車を止めるのです。

そしてこうなる。左からフルサイズ、SGI、マダガスカルです。

1回や2回なら良いですよ?ボクも写真撮るし。でもこう頻繁に車止められるとイライラします。

彼らは基本、レンタカーでまわる派みたいなので、普段はきっと自分の好きなタイミングで停めて写真撮っていて、そのノリで停めてるんだと思うんですけど。

 

インジェラの原料、テフの脱穀(?)作業に出会いました。

 

牛と人が、わっさわっさとテフをかき混ぜています。インジェラに使うのは種子らしいので、それを落としているみたい?

テフの細かい繊維が飛び散るので、近くで見ているボクらもテフまみれになりましたw

 

昼はまた投げやりパスタ。

しかもなぜかスプーン。

 

昼飯から他のグループと合流し、ランドクルーザー8台くらい連なって進みます。

 

また道端休憩。

アニメのエンディングのような構図。

岩山の形がおもしろい。

 

のんびり進みながら、しかしボクはどっと疲弊しながら、16時に本日のキャンプ地到着。

車に乗っているだけですが、精神的にキリマンジャロ登山の1日より疲れます。おっさんらずっと喋ってるんだもん・・・(›´ω`‹ )

今日はこの、青空ベッドで寝るみたいです。

汚い部屋よりむしろ清潔で良いよね。昨日のゲストハウスはゴキブリめっちゃいたから。

 

キャンプ地に荷物などをおろして再出発。塩湖に向かいます。

めっちゃ塩塩してきた!

塩湖のど真ん中の、岩山の近くで降車。

 

現在の標高は・・・-107メートル!

海よりも100メートルも低いなんて不思議です。こんなに低い場所に来たのは初めてかも。

ミニ塩プールがありました。

 

すげぇ綺麗な色!

水を舐めてみると、ものすごい塩分濃度でした。昨日の塩湖とは全然違います。肌弱い人はかぶれるんじゃないかな。

塩の地面は、カチカチかと思えば意外と柔らかく、少し水分を含んでいてしっとりシャリシャリしています。

 

普通に塩だわ。これそのまま瓶詰めして食卓に置いて良いわ。

ミネラルだか何だかが多いのか、舐めると少し苦いような感じがしました。

しばらく自由に写真タイム。

 

さっきの所はシャリシャリの地面でしたが、少し歩くとパリパリの地面になりました。

薄い層がいっぱい重なっています。

見事な薄さと均一さで、まるで良く出来たお菓子みたいです。

 

30分ほどして、また車で少し移動。今度は水が張っている場所で降ろされました。ここで夕陽を見るらしい。

これってもしかしてウユニ湖のように鏡張りに・・・(o*’∀’)o

・・・は、ならなそうですね。ちょっと風が強くて水面が荒れ過ぎです。

 

良い雰囲気の写真になりかけたけど、被写体が腹の出たおっさんで残念だった写真。

こういう時パートナーがいると被写体に困らなそうですねー。

雲が低い位置にあって夕陽は途中で見えなくなりましたが、雰囲気は独特で良かったです。

 

日が暮れると、ワインが振舞われました。

ボクはジュースの方が良いんですが・・・。ジュースは用意されていませんでした。イスラム教徒が多い国ってアルコール飲まない人にも配慮されてるサービスが多い印象でしたが、ここまで外国人専用のツアーだとそうでもないみたいです。

良いんだ写真撮ってたら暇じゃないんだ・・・。

 

キャンプ地に戻ったのが19時だったので、また晩飯は遅くなるのかなぁと思っていたら、ちゃんと居残り組が晩飯の支度をしていたみたいで、19時15分くらいには晩飯が出て来ました。またパン&スープ。

何気にこのスープがうまい。メインよりもうまい。

そしてまた炊き込みご飯&野菜煮込み。

今日の炊き込みご飯にはレーズンとパイナップルが山ほど入っていて、避けてよそうのが困難だったので、二口分くらいしか取れませんでした。良いんだ、別に今日は山に登らないからエネルギーとれなくても・・・(;ω;)

 

夜は星がぼちぼち見えていました。フルサイズおじさんはベッドに寝た状態で写真を撮ろうとしていましたが、全然撮れていませんでした。そりゃ手持ちで星は撮れんだろうさ。それにライト持って周囲をうろうろする人が多すぎるし。

さて、明日は最終日。ボクが一番メインだと思っているダロル火山に行く日です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    首がもげそうな車内で3人のお喋りおじさんの相手が出来るとは、見直しました。しかも、脳みそがグラグラしている状態で会話を憶えているのが流石ですネ^ ^笑
    おじさんは世界共通で思い込みがハンパないですから⁉️ハイ!

  2. wolt より:

    >>baumさん
    3日目はそこまで悪路ではなかったので、首がもげるほどでは無かったです!w
    3おじさんズ、本当にずっと話してましたからね・・・9割方覚えていません・・・。