【エチオピア】ダナキルツアー4日目!ダロルは地球の景色じゃない(2018年12月11日)

でなね!

今回はエチオピアのダナキルツアー4日目!ボクが一番楽しみにしていたダロルです。

 

正直、1日目のエルタアレ火山のマグマが見れないのはここ最近の旅行者の話で知っていたし、塩湖はもうあちこち行ったからそれほどテンションあがらないし、ボクが一番楽しみにしていたのはダロル火山ですよ。これを見に来たと言っても良いくらい。

そしてっ!今回はあの「SGI」の謎があきらかにっ!?(どうでもいい)




昨日は21時に寝て、今朝は6時に目が覚めました。

めっちゃよく寝たー。

ここにトイレは無く「その辺でやって」との事なんですけど、その辺には割れたビール瓶がいっぱい落ちているので、非常に危ないです。

それに、毎日20~30人のツアー客がここに来るんだから、そこらじゅうでするのはさすがに不衛生な気が・・・。まぁ仕方ないのでするんですけど。その辺で。

 

朝飯は、フライパンになみなみと卵を入れて焼き、そこにトマトとタマネギを煮込んだソースを和えたような感じの食べ物。

毎朝たくさん卵が食べられるって幸せ(*´ω`)

 

7時過ぎくらいにキャンプ地を出発して、再度塩湖の方角へ。

SGIおじさん「SGIって知ってるかい?

ぼく「SGI?知らない。何それ?」

SGI「ナムミョーホーレンゲーキョー、ナムミョーホーレンゲーキョー。知らない?」

ぼく「お経の事?仏教?」

SGI「これだよこれ」

ソ・ウ・カ・・・・・・ソウカ・ガッカイ・インターナショナル(|||゚∀゚)そ

SGI「座って目を閉じてね、ナムミョーホーレンゲーキョーってずっと唱えるんだ。集中できて頭がすっきりするんだよ!」

うーん・・・何か言った方が・・・止めた方が良いんだろうか・・・。お経唱えて瞑想するだけなら別に良いのか・・・?それならもっと普通に仏教の瞑想コースを選んでほしいけど。

SGIおじさんは他にもあれこれ言っていましたが、ボクは結局「うん」「うん知ってる」「詳しくは知らないけど聞いた事ある」と当たり障りのない相槌を打つだけにしました。だって創価学会の微妙なあれこれを説明できるほどの英語力なんか持ち合わせてませんもん

ていうか何で「GAKKAI」って日本語なんだよ。そこ英語にしないのかよ。ガッカイまでが固有名詞だったのかよ。

 

と、朝から死角からやって来る変化球のキャッチボールみたいな会話をしながら、ダロルの近くに到着。

 

ゆるーい登り坂を登って行きます。

この、歩いている時間が唯一の、一人になれる安息の時間です。

徐々に地面の形状が独特になって行きます。

 

地面から何かが噴出した跡。

傾斜はゆるやかだけど、ここは既にダロル火山の真上。

赤と黄色の地面。

これってあれですね。今朝食べた卵とトマトのやつに激似です。めっちゃおいしそう。

このあたりからキツイ硫黄の臭いもし始めています。

 

で、これがボクが見たかったダロルの景色です。いちいちコメント思いつかないのでとにかく写真いっぱい貼ります

地球上の景色と思えない色。これはマジですごい!

 

だがしかし・・・・・

意外と小さい(;・∀・)そ

人と一緒に撮るとミニチュア感が半端ないですw

もっとこう、どかーんと広がっているものと思っていたのですが、面積もかなりこぢんまりしています。もしかして季節的に水が少なかったりする?

上の写真の、干上がっている所にも水が溜まっていたら、もう少し迫力あったのになぁ。

まぁ、見た瞬間「小っさ!」とは思ったものの、期待通りすげー色て良かったです。

 

ボクら4日ツアー組は、かなりゆっくりダロルで時間をつぶしましたが、3日組は駆け足であっと言う間に戻って行きました。ダロルをゆっくり楽しみたいなら4日ツアーが良いですね。

 

ダロル火山を下山した後はまたぼちぼち車で移動しつつ、「塩の山」と呼ばれる山を見たり、

 

グツグツした池を見たり、

 

最後は塩の採掘場。

この四角いブロックみたいなのは全部塩。1つ5~7kgくらいあって、ラクダ1頭に25ブロック程度積んで、片道1週間かけて200km離れた町に運ぶらしい。

トラック買えば良くね?と思うんですが、人件費やラクダの維持費が安い事を考えると、もしかしたらトラックよりもコスパが良いのかもしれません。知らんけど。

 

これでツアーの全行程終了。後は昼飯食べてメケレに帰るだけです。

写真撮る側の人間な割に、わざわざ人のカメラの前で鼻をかむフルサイズおじさん

最後の昼飯だけ、いつもの投げやりパスタではなく、もう少し豪華なパスタが出て来ました。

この店で、ケニアのナイロビで同じ宿にいた日本人旅行者2人と再会できてびっくりしました。彼らは今4日ツアーの3日目らしい。

しかしこの時点でボクの対人ストレスのメーターはとっくにMAXを振り切っていて、誰とも話したくないし目も合わせたくないレベルだったので、ボクの対応は大変不愛想だったと思います。申し訳ない。

 

フルサイズおじさん「メケレではどこに泊まってたんだ?」

ぼく「LKペンション」

フ「そうかい!オレはユニオン・ペンションに泊まってたんだけど、安いしキレイだし最高だぜ!なんでユニオン・ペンションに泊まらないんだ!?

ぼく「泊りたかったけど満室だったんだよ」イライライライラ

フ「LKペンションってのはどうだったんだ?」

ぼく「悪くはないけど、ホットシャワーが出ない」

フ「そうか!やっぱりユニオン・ペンションが良いぞ!ホットシャワーがんがん出るからな!」

ぼく(うるせぇ・・・)「戻ったらユニオン・ペンションに泊まりたいな」

フ「そうだな!それが良いぞ!」

ぼく(うるさいばか)←心の中でツッコむ語彙すら無くなって来た

 

帰り道も、やっぱりおっさんらはビューポイントに来るたびに車を止めました。

もういいから早く帰ろうぜ。ボクは既にストレスが限界で、誰も話しかけて来ない箱の中に一人で閉じこもりたい気分なんです。

 

16時頃にメケレに到着。ETTオフィスで荷物をピックアップしてザックに詰めていると、フルサイズおじさんがETTの人に電話をかけてもらっていました。電話先はユニオン・ペンションです

ETT「あなたもユニオン・ペンションに泊まるの?」

ぼく「うん、部屋いくつ空いてるか訊いてほしいな」

ETT「・・・・・部屋は1つしか空いてないそうです

フ「・・・・・・・」

ぼく「・・・・・・・」

フ「あー、その部屋はオレがもらう。キミにはほら、もう一つのホテルがあるじゃないか?

ちょっとは躊躇えよ!!!!!いや良いけどさ、おっさんが冷水浴びるとか健康に悪そうだしさ!でもさっきのリコメンドっぷりはどうした!!!

洋画のコメディシーンみたいなテンポの会話でした。コイントスとかどうかなと言う提案が一瞬頭をよぎりましたが、これ以上会話する精神力が残っていませんでした。

 

LKペンションに戻って、先日の300ブルの部屋よりもグレードの高い350ブル(≒1,410円)の部屋にしたら、一気に良い部屋になってビックリしました。

でもやっぱりシャワーは水でした。冷たい・・・(;ω;)

ストレスMAXなのでやけ食いです。ケーキ20ブル(≒81円)とジュースを買って来ました。

ケーキは昔の給食に付いてきたクリスマスケーキ並みにチープな味。80円じゃ仕方ないね。

 

と言う事で、ダナキルツアー終了!ツアーそのものはまぁ良かったんですが、ストレスがあり得ないくらい溜まりました。たぶん本旅行始まって以来最大のストレスでした。最初の韓国人は良かったんですけどね。後半2日のおっさん3人組に精神をゴリゴリ削られました。ホテルで1人になった瞬間、安堵感で崩れ落ちました。

そう言えばキリマンジャロツアーはもっと長い5泊6日でしたが、周りみんなけっこうドライで、歩いてる時はほとんどしゃべらなかったし、空き時間は各自バラバラに動いていたので、さほどストレスを感じなかったんですよね。登山好きな人は性質が似ているのかもしれません。

 

さて、あとはもうアディスアベバに戻って、エジプトへのフライトまで時間をつぶすだけです。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. baum より:

    笑笑笑❗️
    緑、黄の棚田はホントに不思議な色!
    あの水(温泉?)は熱いの?想像つかんバイ(・・?)

  2. wolt より:

    >>baumさん
    あのカラフルな水は熱いらしいです!(ガイド談)
    「これ触っても良い?」って聞いたら、「熱いからダメ」って言われました。