スワジランドからモザンビークのマプトへコンビで移動
世界一周中のwoltです!2018年7月15日に、スワジランドのレジェンド・バックパッカーズからモザンビークの首都マプトへコンビ(※)で移動したので、移動情報をまとめました!
※コンビ・・・16人乗り~23人乗りの車で、同じ行き先の客が集まったら出発する方式。南アフリカ共和国ではロング・ディスタンス・タクシーとか呼ばれているやつ。
【2019年3月追記】この記事は「Namaacha」と言う国境を通った記事ですが、同じように移動して「Goba」と言う国境を通過するパターンがあるようです。また、アライバルビザ申請にホテルの予約表(紙)が必要だったと言う情報もあわせて寄せられました。詳細はこの記事のコメント欄をご覧下さい。
レジェンド・バックパッカーズからマンジーニへ
レジェンド・バックパッカーズ最寄りのバス停
ゲイブルズ・ショッピングセンター(Gable’s Shopping center)の前の国道(MR103)に、屋根付きのバス停があります。マンジーニ行はショッピングセンターの反対側。
ボクは朝9時15分頃にこのバス停に到着しました。
マンジーニまで
マンジーニ(Manzini)までは16メティカル(=16ランド)です。
本数はかなり多く出ているようで、朝なら10分以内に来ると思います。
マンジーニまでは20km程度ですが、少し回り道のルートで、なおかつ途中のバス停で客を待ったりするので、マンジーニまで40分くらいかかりました。
マンジーニのここのコンビ乗り場に到着します。
ボクは10時頃にこのコンビ乗り場に到着しました。
マンジーニから国境まで
マプト行きもしくは国境行きのコンビを探す
首都のムババネよりも広いくらいのコンビ乗り場なので、人に尋ねながらコンビを探しましょう。なんかエリアが3つくらいに分かれているんですが、ボクはその真ん中のエリアでマプト(Maputo)行きを見つけました。
他の方のブログだと、マンジーニからマプト直行のコンビがあると言う話だったんですが、どうも直行便は1日で決まった本数しか出ないみたいで、「次の便は14時だから国境までの便に乗って、モザンビーク側でまた違うコンビを拾いなさい」と言われました。
マンジーニからスワジランド側の国境までは50ランド(≒422円)でした。
人のブログによると、2年前の時点でマプト直行便は100ランド(≒844円)だったそうですが、値段的には国境で乗り換えの方が安く上がりました。
ボクは運悪く1人目になってしまい、客が全員揃うまで1時間半待ちました。11時30分にマンジーニ出発。
スワジランド側のイミグレーション
コンビは約1時間半で、スワジランド側イミグレーションの真ん前まで行きます。
特に面倒な事は無く、周囲の客と一緒にぞろぞろ移動していくと出国スタンプ窓口に辿り着けます。
ボクはスワジランド側イミグレーションに13時に到着しました。
モザンビーク側イミグレでアライバルビザ取得
スワジランド側イミグレーションからモザンビーク側イミグレーション
2つのイミグレーションは目と鼻の先にあるので、迷う事は無いと思います。ここでも周りの人に付いて行くと良いです。
モザンビークのアライバルビザ詳細
建物の中に入るとカウンターがありますが、入国スタンプをもらう所と、アライバルビザを申請する所が違います。アライバルビザ申請はカウンターの向かって右端でした。
2018年7月時点では、アライバルビザの料金は
- 50アメリカドル(≒5,627円)
- 45ユーロ(≒5,897円)
- 3,100メティカル(≒5,934円)
- 700ランド(≒5,911円)
のいずれかでの支払いが可能でした。カッコ内は同日時点の円換算。
上記の料金は、カウンターの向かいにある書き物机みたいになっている所の壁に掲示されていました。紙が新しかったので、多分大きく為替が変動するたびに差し替えてるんだと思います。ボクはアメリカドルとユーロはあまり持っていないのでランド払いを選びました。
なお、ボクは先にこの掲示を見ていたので700ランドを手元に用意していたのですが、ボクの前に申請をした白人女性は890ランドを請求されていました。
それに気付いたので「700ランドってあそこに書いてあるんだけど」と言うと、職員はどこかに電話をかけて確認していました。結果的に白人女性もボクも700ランドで済みました。
イミグレの職員は全体的に感じの良い人ばかりで不正横領するような雰囲気ではなかったので、単に間違いだったとは思いますが、できれば申請書を提出するより先に料金表を探す事をオススメします。
アライバルビザ申請の流れ
カウンターで申請フォームをもらい、記入して、パスポートと申請料金と一緒に提出します。
国境の名前など分からないところは空欄にしておくと、職員が書いてくれたり、教えてくれたりします。ちなみにここの国境の名前はNamaachaです。
提出したフォームがOKだと、写真撮影、指紋採取をします。5分ほどでパスポートにビザが貼られて返って来ます。
ボクの時は入国カウンターががら空きだったので、ボクがパスポートを受取るより先に職員が入国スタンプも押してくれました。
アライバルビザの申請と取得そのものは10分~15分程度で終わります。
ボクの時はトラブりました
イレギュラーかもしれませんが、一応書いておきます。
ボクの時はイミグレが全停電していてビザ用のプリンタが動かないとかで、トータル3時間かかりました。
楽勝な国境だとナメて朝遅めに出発したんですが、まさかここで3時間足止めされるとは・・・。やっぱり国境越えは時間に余裕を持ちすぎるくらいで動くのがちょうど良いですね。
なので、ボクはイミグレを出られたのが16時です。
モザンビーク側イミグレからマプト
マプト行きのコンビをつかまえる
イミグレの門を出た所から、数十メートル先にコンビが並んでいるのが見えると思います。
ここからマプト行きは100メティカル(≒191円)でした。荷物が大きいと更に50メティカル(≒96円)取られます。
ボクの時は17時に満席になって出発しました。
両替について
イミグレを出ると、個人両替商がたくさんいます。
イミグレの外にはATMを見かけなかったので、個人両替商にお世話にならざるを得ないと思います。なお、イミグレとイミグレの間にある免税店にはATMの表示がありましたが、ボクの時は日曜で免税店が閉まっていて入れませんでした。もしかするとこのATMからメティカルを引き出せるかもしれません。
個人両替商はパッと見ただけでも5,6人はいたので、レートに不満があれば何人かと交渉してみると良いと思います。
ボクの時は最初声をかけて来た両替商は1ランド=4.0メティカルで一切交渉に応じてくれなかった為、あきらめて他の両替商を当たったら、一言で1ランド=4.2メティカルになりました。(この時点での公定レート1ランド=4.4メティカル)
飲食物など
コンビ乗り場周辺には、露天商がいくつか店を出しています。
ボクの時は日曜の夕方だったからか飯を売ってる店はありませんでしたが、時間帯によってはチキンとかそんな感じのを出してる店もあるようです。
パンやビスケット、水やジュース程度ならたくさん売られていました。
マプト到着からザ・ベース・バックパッカーズまで
マプトの終点
イミグレ前を出発してから約1時間半でマプトのコンビ乗り場に到着します。
ピンを差し忘れたのと、既に暗かった為、正確な場所がわからないんですが、このカルロス・モルガド通り沿いだったと思います。
けっこう中心部から離れています。ボクは18時30分に到着しました。
コンビ乗り場からザ・ベース・バックパッカーズまで
ボクの目的地だったザ・ベース・バックパッカーズ(The Base Backpackers)からは8km以上離れているので、タクシーを使う事にしました。運よく「ザ・ベース」と言う名称を知っているドライバーに出会えました。タクシー1人利用で料金は500メティカル(≒957円)でした。
料金交渉をしても下がらなかったのと、後で宿に掲示されていたタクシー料金を見ると、宿から空港(約8km)が600メティカルと書かれていたので、ほぼ相場通りだったみたいです。
市内コンビや市バスがあるので、明るいうちに着いたらそう言うので移動しても良いと思います。
コンビ乗り場からザ・ベース・バックパッカーズまでは約30分。ボクは19時に到着しました。地図で言うとこの場所です。
スワジランドからモザンビークのマプトへの移動まとめ
以上、スワジランドからモザンビークのマプトへの移動まとめでした。
スワジランドもマプトもバックパッカー宿が少なくて、おそらく大半の人が同じ宿と宿の間を移動するだろうなと思ったので、宿から宿までの情報を書いてみました。
マンジーニからマプトは直行便と乗り継ぎ便がありますが、国境で乗り継ぐ方が150円くらいお得ですし、国境でビザ取得に時間がかかっても誰も待たせないので気楽でしたが、また乗り継ぎで1時間待った事を考えると、まぁどっちもどっちだなと言う感じです。結局そんなに変わらないので、その時ある方に乗れば良いと思います。
料金などは時間とともに変化するかもしれませんが、ご旅行の際はぜひ参考にどうぞ!
コメント
こんにちは。現在アフリカ放浪中のものです。ルートを検索するとだいぶ被ってるようで、ちょいちょいwoltさんのブログに辿り着きます。特にsani topからダーバンへ抜ける辺りはとても参考になりました。ありがとうございました。そして偶然ですがダーバンで泊まった宿も一緒でした。booking.comで検索して1番安かったのがそこだったのですが、そこにもwoltさんのコメントが!なんだかストーカーになった気分です。笑
因みに現在宿名はseaside backpackersに変わっています。
マンジーニからマプトへの移動ですがおそらく多くの方が此方のブログを参考にしていると思うので、少し付け加えさせて下さい。
私が乗ったのはたまたま直通バスだったのですが、通過した国境はGobaという所でした。そして、マプトでの滞在先の予約書の提示を求められました!住所だけとかでなくて。その場にいた親切な人の携帯テザリングして、その場で予約して予約書を見せました。そしたら、本当は紙の予約書を持ってくるべきなんだから次からは気をつけるようにとかイロイロ言われました。国境の違いによるものなのか、今年からのルールなのかは不明ですが、これから行かれる方気をつけてください。因みに自分が行ったのは2019年3月7日です。
ではでは長くなってごめんなさい!
先程行き先検索したらまたwoltさんのブログがヒットしたのでまだまだストーカ…参考にさせていただきます!ありがとうございます!そして良い旅を!
>>とりさん
国境越え情報&弊ブログご利用ありがとうございますm(_ _)m
ボクのブログ、そんなにヒットするんですね!知りませんでしたw
自分とルートが近い先人って時々いますよね~。ボクもストー・・・逆の立場で経験あります。
Goba国境なんてパターンは初めて聞きました。本文にコメント欄も見るように追記しておきます。情報ありがとうございました!引き続き、アフリカ旅行お楽しみ下さいませ~。