オラー!
今回はアルゼンチンのメンドーサからチリのバルパライソに移動しました!
今回の移動。チリの首都サンティアゴを経由して480kmくらい。
今日のサンティアゴ行きのバスは朝6時半発。と言う事で空が青くなり始めた朝5時半、宿を出発。
キレイなメンドーサの町は早朝でもキレイで(日中キレイでも「清掃前の早朝は汚い」パターンの町はよくある)、街灯も煌々と灯っていたのでとても歩きやすかったです。ただ、野良犬が3頭、吠え狂いながら車を追いかけていたのだけは南米だなぁと思いました。
6時、バスターミナル到着。
バスターミナルに来たらサンドイッチくらい買えるかな、と思っていたら、意外と店が開いていません。唯一見つけた小さい売店でサンドイッチだけ買ってバスへ。
バスの写真を撮り忘れましたが、ボクが買ったチケットのバスはAndesmar。既に乗車は始まっていました。乗車時にチリの入国カードを配布されます。
バスは6時35分くらいに出発。客はめちゃくちゃ少なくて20人も乗ってないくらいでした。
さっき買ったサンドイッチ。125ペソ(≒229円)。
選択肢が無い中でテキトーに買ったサンドイッチでしたが、ミラネーザ(この辺では薄いカツを指す)がしっかり入ったボリューミーなサンドイッチでした。
サンドイッチを食べ終わったくらいのタイミングで、まさかの朝食セット配布。
中身は甘くないクッキーと甘いクッキー、インスタントコーヒーなどでした。
あぁまぁ・・・どのみちこれじゃ足りないので、自分で買っておいて良かったな。
バスは、アルゼンチンとチリの国境に立ちはだかるアンデス山脈にガンガン近づいて行きます。
朝が早かったので爆睡して(早くなくてもバスの中では爆睡するけど)、9時半頃に気付いたらチリ側のイミグレーションでした。あれ、アルゼンチン側のイミグレーションどうなった・・・!?まさか寝てる間に通り過ぎた・・・?
アルゼンチンはまた入国するので、前回の出国スタンプが無いとかで揉めるの嫌なんですけど・・・。まぁその時はなんかバカっぽい感じで「いっけなーい!てへぺろー!」って乗り切ろう。
もう心配してもどうにもならないので、チリ側のイミグレーションで入国スタンプゲット&荷物検査。荷物検査はX線スキャン通す割には荷物を全部開けて目視すると言う、文明の利器を使ってるのに使えていないアホっぽいイミグレでした。まるでエクセル使いながらもう片手で電卓で足し算引き算するおっさんのようです。会社にいっぱいいましたけど。
イミグレを出ると同時に、なぜかサンドイッチが配られました。
10時過ぎに配られるこやつの位置づけは何?おやつ?
と言う事で71ヵ国目、チリ入国\\\└(‘ω’)┘////
国境は標高3千メートルくらいでした。地図を見ると、国境からわずか20kmほど北に標高6,962メートルのアコンカグアがあります。
確か富士山の場合、富士吉田市役所から富士山頂までが「距離21km、標高差3千メートル」。国境からアコンカグアはほぼ同じ距離で4千メートル近く上がってるわけで、ここだけ見るとアコンカグアは富士山の1.33倍の勾配と言う事ですかね。エグイ。まぁイミグレ側と登る側とが同じ勾配とは限らないですけど。
スキーリフトの骨だけみたいなの。
イミグレの目の前だけど、スキー場でもあったのかな。
13時、チリのサンティアゴのバスターミナルに到着。
え、これがチリの首都のバスターミナル?ボロいしショボい。ここしばらく、アルゼンチンの空港のようなキレイさのバスターミナルばかり見ていたので、落差にびっくりしました。
さて、ザックはいつもバスのトランクに入れていますが、今日は一度イミグレーションで荷物検査のために降ろし、自分で一番最後に乗せたので、ボクのザックはトランクの一番端で一番手前と、自分ですぐ取れる場所にありました。
トランクの中に荷物降ろしの爺さんがいたので、荷物タグを渡して自分でザックを取ろうとすると、荷物おろし爺さんが怒り出しました。
先に荷物を取っていた人を見るに、どうやら爺さんにチップを渡し、荷物を受け取ると言う手順みたいです。いや、奥の方にあるならともかく、普通に自分で取れる場所にあるのに荷物おろしなんか必要無い。ちなみにこの荷物おろしジジイはバス会社の人ではなく、バスターミナル内で待機していて、到着したバスに我先と群がる、よく分からないジジイです。
荷物タグだけ押し付けてさっさと自分で持ち上げようとすると、ジジイはトランクの中で喚きながら、ザックを引っ張って阻止して来ました。おまえ、仮に阻止できたとして、それでチップをもらえる・もらうことが正当だと思ってんの?それ仕事じゃないよ。施しがもらえなくてキレる物乞いみたいなもんじゃん。
こっちも「このままザックごと一気に地面に引きずり倒してやろうか」と思う程度にはイライラし始めたタイミングで、別の中年くらいの荷物おろしおっさんが「トランキーロ(落ち着け)!トランキーロ!」と言いながらやって来て、ジジイを離してくれました。とりあえず落着したけど、次またこのバスターミナル使わないといけないの嫌だな・・・。
バスターミナルは中から見るといくぶんマシでした。
それにしても、首都のバスターミナルにしてはずいぶん狭い。国土が細長いし、東側はほとんどアンデス山脈だから、そんなに路線が多くないのかもしれません。
まずはお金引き出し。200,000チリペソ(≒28.505円)をゲットした!
バスターミナル内は、両替やらタクシーやらバスやら、各種客引きがわらわらいます。久しぶりだなぁこう言うバスターミナル。いや、昨日アルゼンチンに飽きたって言ったばかりですけど、ボクうるさいの大嫌いでイライラするだけなんで、こう言うのは全く求めていません。
CONDORと言うバス会社で、13時25分発のバルパライソ行きのチケットを購入。3,300ペソ(≒470円)。
出発は7分後だったので、乗ってからほとんど待たずに出発。
15時、バルパライソ到着。
バルパライソ行きのバスはガラガラで、ザックはそのまま持って乗り込めたため、荷物おろしのゴタゴタは発生しませんでした。サンティアゴへの戻りの日も、ザックはトランクに入れずに乗りたいな・・・。
バルパライソは栄えた街かと思えば、ビルは多いもののシャッターが下りた建物だらけで、街の規模に対して全く活気が無い感じがします。
たまたま活気が無い地区なのかな・・・?とりあえず宿に向かって歩きます。
宿はなんか変な通りにありました。階段しか無くて、落書きだらけの路地。
地面の至る所に目玉が描かれています。
宿の入口はこれ。
理解できん・・・。予約してなかったら入りたくないだろうなこのドア。感性は人それぞれとは言え、入口くらいは万人受けを狙ってほしいものです。
宿の入口に比べて中は普通で、むしろシンプルでキレイでモダンでした。なんで入口だけああなったんや。寝室はやたらと高さのある三段ベッド。
最上段は2.5メートルくらい。万が一落ちたらシャレにならない気がします。そんなボクは安全に一段目を選択。
何か食べる物を求めて外出。
バスターミナルから2kmほど歩いてきましたが、この辺も閉まったシャッターと落書きだらけだし、なんなら廃墟すらバンバンあります。
滅びの道半ばみたいな町だな・・・。どうしたんだろう。
バスで中途半端にサンドイッチ食べちゃったので腹空かないなぁと、チーズが入ったコロッケみたいなのを買ってきました。2個で1,380ペソ(≒197円)。
あとアルゼンチンで買ってきた塩ピーナツ。今日もテキトー食事。
宿にはネコ3匹くらいと犬2匹がいます。
よく思うんですけど、宿予約時に犬ネコがいるかどうかなんて書いてない事が多いので、動物苦手とかアレルギーの人って困るだろうなぁと。ボクは好きだから構わないんですけど。
明日はバルパライソ観光です。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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