【北マケドニア】ヨーロッパ最古の湖!世界遺産オフリド湖岸を歩く(2019年6月25日)

ドバルデン!

今回は北マケドニアの世界遺産オフリド湖を観光しました!

 

オフリド湖とは

オフリド湖(Lake Ohrid)は琵琶湖の半分くらいの面積の湖で、ヨーロッパ最古の湖と言われていると同時に、その湖岸は人類が定住した場所としてもヨーロッパで最古クラスと言われています。紀元前12世紀には既に都市があったようです。

(湖に建築年数が書いてあるわけじゃないのに、ヨーロッパ最古ってどういう事だろうと思ったりしなくもない)

3世紀末に伝わったキリスト教の影響が強く残り、湖岸に建っている教会などが世界”文化”遺産に登録されており、湖に生息する生物の多様性から世界”自然”遺産にも登録されています。

 



朝は、ニワトリのマークが付いた缶詰。

どんな状態で入ってるんだろう?

いわゆる“パテ”でした。

1人分の大きさで便利ですねこれは。

 

朝は今後の旅行の予定を考えて航空券を買ったりして、10時過ぎからお出かけ。

普通の家からモスクのミナレットみたいなのが生えてる・・・?

 

オフリド湖の観光はこのフォンタナ広場(Piazza della Fontana)からスタート。

フォンタナ広場

 

広場の端にマケドニア湖岸の散策マップがあります。

大雑把な地図ですけど、おおむねこの通りまわりました。

では出発・・・の前になんとなくアイス!25ディナール(≒50円)

アルバニアより高いけど、あっちが小さめだったのに対しこれは普通サイズなのでお得感は同じくらい。先にバルカン半島に来てたら、イタリアのジェラートとかあほらしくて買わなかっただろうな・・・。

 

この広場からオフリド湖までは土産物屋やレストランが並ぶ通りになっています。

 

お菓子屋。ナッツやドライフルーツ、ハルワが前面に出ています。ほぼ中東やん。

 

これがオフリド湖

写真撮っていると「ボート?ボート?」と声をかけられます。ボートクルーズ出来るみたいですよ(他人事)。

オフリド湖からいったん離れて、山の方へ向かって住宅地を歩きます。

 

あれ?家がアルバニアのジロカストラに似てる?

14世紀末から20世紀はこの辺もオスマン帝国領になっているので、オスマン風の家も残ったんですかね。

スヴェータ・ソフィア教会(Света Софиjа)。

スヴェータ・ソフィア教会

11世紀に建造された教会らしいです。世界遺産に登録されている教会の1つ。

左側に何か気になる物でもあるんだろうか。

 

ギリシア劇場(Антички Театар)。

ギリシア劇場

ギリシア劇場

このギリシア劇場は公園みたいに開放されていて、入場料とかも無いみたいです。座席いっぱいあるし憩いの場として良いね。

家と花。かわいさを狙いに来て、ものの見事に成功しています。

 

丘の上にあるサミュエル城跡(Samuel’s Fortress)に到着。

サミュエル城跡

 

入場料は外国人60ディナール(≒119円)。

 

城壁以外はほとんど何も残っておらず、草花が咲き誇る空間になっています。

城を守るはずの城壁だけが残って、守られるべき城が跡形も無いって、なんだか皮肉ですよね。

城壁の上にのぼる事も出来ます。

丈夫そうな手すりがあるんですが、これが微妙に低くてボクの骨盤より下なくらいなので、けっこう怖いです。

城壁をうろうろ。

 

展望台と双眼鏡も設置されていますが、

 

誰かがコインを詰まらせて使えなくなっていました。

見た感じ、50ユーロ硬貨っぽいです。周りに誰もいなかったので、がんばって取ろうとしてみましたが、取れませんでした。←さもしい

歩いている時はオスマン風な住宅が目に留まりましたが、全体としてはコソボと同じ赤屋根の建物が大半を占めています。

 

あそこもオフリド湖。琵琶湖の半分だけあって広い。

 

城から出て、丘を下ります。

 

次に来たのはスヴェーティ・クリメント聖堂(Свети Климент)。グーグルマップだと聖パンテレイモン修道院って名前です。

 

入場料は100ディナール(≒199円)。

 

13世紀に建てられた聖堂。この教会に聖クリメントの遺骸があるから聖(スヴェーティ)クリメントって名前になったらしい。クリメントさんが誰かは知りません。

スヴェーティ・クリメント聖堂

 

屋根の複雑さがインパクトありますね。

あんなに複雑で雨漏りとかしないんだろうか・・・。もし雨漏りしたら場所の特定が絶望的だろうな。

レンガと石と言う、ごく普通の建材しか使ってないのに、壁や窓の周囲がすごくオシャレになっています。こういう工夫大好きです。

 

わんわーん。

オフリドは野良犬?放し飼いの犬?がよく歩いていますが、おとなしくて人懐っこいです。

入口上部にはモザイク画。

中にも入れたんですが、だいぶ真面目な雰囲気だったので写真は撮れませんでした。

 

次の教会に行く道が見つからなくてちょっと迷いましたが、ありました。林の中を突っ切って行く道

 

スヴェーティ・ヨヴァン・カネオ聖堂(Св. Jован Канео)。

スヴェーティ・ヨヴァン・カネオ聖堂

日本語のサイトでは、オフリド湖と言うと一番メインで出て来る教会。まぁ背後にオフリド湖があって写真映えするからでしょうね。

13世紀に建てられた聖堂。ビフォー・ザ・レインって言う映画のロケ地でもあるらしいです。知らないけど。

聖堂の敷地に入るのは無料、聖堂内は100ディナール(≒199円)でした。いちいちチケット買うの面倒なので、「オフリド共通パス」みたいなの作れば良いと思うんだけどな。水着禁止、短パンやノースリーブ禁止、写真撮影禁止

「こんな所に水着で来るわけねーだろ!」と思いましたが、すぐ崖下が水遊び場になってるので、ついでに来る人がいるのかもしれませんね。

 

これで一応、主要な所はぐるっとまわった感じ。昼も過ぎたし昼食食べて帰ろう。

オフリドは標高700メートルあるせいか、ここ最近まわった町で一番涼しいです。もう13時をまわっていますが歩いても苦にならないくらいの気温。

 

立ち並ぶ観光客向けレストランの中で、比較的ローカルそうなレストランに入ってみました。

 

マケドニアン・サラダ。100ディナール(≒199円)。

マケドニアン・サラダ

トマトと・・・ナス?なんだか予想外な物が来ました。これがマケドニアでメジャーなサラダなんでしょうか。トマトもナスもおいしかったです。

室内にびっしり貼られた”客からのメッセージ”に、「BEST MUSAKA!」とあったので、それをオーダー。ムサカ。250ディナール(≒497円)。

ムサカ

小さい(;ω;)

横から見ても小さい。白い塊はクリームチーズ。

ムサカ

上部は、下部はスライスしたジャガイモ、その間にひき肉と米、タマネギ、ニンジンを混ぜた物が挟まっている感じ。

クリームチーズと合わせて確かに間違いないおいしさなんだけど・・・ボクにとって料理は、“おいしさ”と”量”はイーブンな関係なので、いくらおいしかろうと量が少ないと悲しくなります。

午後の方が晴れました。朝は曇ってたのになー。

 

モスクのすぐ裏にカジノが・・・。良いのかそれ。

 

今日買ったヨーグルトはちゃんとヨーグルトでした。容器が細長いのが飲み物、ずんぐりしているのがヨーグルトらしい。

 

明日はいったん北に戻ってスコピエへ移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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