はろー!
今回はロンドンでお買い物&大英博物館に行きました!
実は昨日の話なんですけど、宿を移動してチェックインした直後にザックの肩ストラップの一部がもげました。
手で持ってるのがもげたストラップ。右に写ってるのが正しく付いてる方。これ、メインの肩ストラップはあるから平気そうに見えますが、ちぎれてるストラップはザックが身体から離れようとするのを留めるためのもの。これがちぎれるとザックが後ろにひっくり返って行ってしまう為、背負いづらいを通り越して歩行困難になります。
チェックインしてからちぎれたのがまだ良かった。移動中にちぎれてたらめっちゃ困っていた事でしょう。
ザックとは違う話ですけど、昨日は靴底も剥がれそうになりました。そっちは昨夜のうちに樹脂用接着剤(南アフリカ製)でくっつけておきました。2年を過ぎるとそろそろ道具の疲労が激しい。
と言う事で今日のミッションは3つ。
- ストラップを補修する材料を買う
- SIMカードを買う
- カメラのセンサー用クリーナーを買う
1つ目は上述の通り。2つ目は、今の宿のWi-Fiとボクのスマホの相性が悪いようで、スマホだといまいちネットに繋がらない。この宿には1週間いる予定なので、1週間スマホがつながらないのは困る・・・って事で、もうSIMカードを買おうと。
3つ目のは、最近のカメラセンサーにゴミが付いて取れない問題。センサーのゴミは今までもちょいちょい付いていて、気づくたびに掃除してたんですが、ヨーロッパに入ってからゴミがしつこいと言うか、掃除したつもりでも端に寄るだけで全然取れない。ゴミの質が違うのか、湿度とかの問題なのか。
センサーの掃除って、レンズと違って手間かかるし面倒なんですよ。毎日いたちごっこは疲れました。専用の道具が欲しい。
上記ミッションをクリアしつつ、余力があったらついでに大英博物館を覗こうかなと思って、朝から外出しました。
また公園を通り抜けて最寄り駅へ向かいます。
この公園は「ケンジントン・ガーデン」と言うらしい。広くて雰囲気が良い。ジョギングもしやすそう。
ただ、犬の放し飼いもめちゃくちゃ多いので、草地には入りたくないです。見てないけどフンだらけそう。
この木、桜っぽいような?
ケンジントン・ガーデンにはサクラの木が点在しているらしいので、その一本かもしれません。でも流石に桜が咲く程まだ暖かくないと思うんだけどな。
大英博物館の最寄り駅Tottenham Court Rd.駅で降りて、まずはSIMカード屋に行く事に。
・・・のつもりだったんですが、駅を降りていきなり違う方向に歩いてしまいました。てへぺろー!
方角が違う事に気付いて、回り道をしてSIMカード屋を目指していると、
おぉ、なんかワークマンみたいな店があった!ここでザックを補修するブツを買えそう。
Leyland SDMって店で結束バンドを買いました。2.96ポンド(≒428円)。
あ、あれ、結束バンドってこんなに高かったっけ(;・ω・)
1袋に50本入って100円とかそんなもんじゃなかったっけ・・・。最近買ってないから値段を覚えてないですが。
SIMカード屋に向かって歩いていると、チャイナタウンに着きました。
赤ちょうちんだらけΣ(‘ω’ノ)ノ
春節の祝いの残りとかですかね。それとも年中ぶらさがってるの?こんな「ロンドン!」って感じの建物を赤ちょうちんで装飾しまくるのは流石と言うかなんといか。
SIMカード屋は、そんなチャイナタウンの真っただ中にありました。
右上に出ている「3」って看板がSIMカード屋。「Three」って言う会社名なんです。
5GB(30日有効)を手に入れた!15ポンド(≒2,168円)。
SIMカードのプランリストの中から、「このプラン頂戴」って言ったら、レジに通して会計してそのまま終了でびっくりしました。手続きとかそういうのいらんの!?(; ̄ω ̄)そ
今までの国だと、たいていパスポートを渡してコピー取られて、氏名や住所などを登録して・・・って感じで、SIMカードを買うのにスムーズな国でも15分~30分、アフリカだと1時間~1時間半くらいかかってたものですが、イギリスはなんともあっさりしています。全世界のSIMカードがこんな感じで買えたら良いのに。
あとこのSIMカード、イギリスから出てもEU圏で使えるらしい。便利。
と言う事で、拍子抜けするくらいサクサクっと2つのミッションが終わって、残るはカメラのセンサークリーナーです。目を付けていたカメラ屋2軒をまわったのですが・・・
あるにはあった。49ポンド(≒7,081円)で。なんかセンサー専用の拡大鏡まで付いた、えらく大袈裟なセットでした。そんなのは求めてないんです。
実はパリでハードディスクを買いにfnac(家電量販店)に行った時に丁度良いのを見つけたのですが、洗浄液とシルボン紙と棒のセットで5ユーロ(≒628円)もしたのが納得いかなくて、その時は買わなかったのでした。今思うと5ユーロでも買っておけば良かった。
他にこの周囲にカメラ屋は見つからなかったので、今日はセンサークリーナーはあきらめることに。
名駅のナナちゃん人形を少し控えめにしたようなポーズ。
もちろんサイズは普通のマネキンです。
さて、用事が済んだので大英博物館(The British Museum)にやって来ました。
大英博物館って和訳するからには、きっと英語名は「Great British Museum」だと思ってたんですが、グレートは付いていませんでした。
ジグザグの柵がしつこいw
シーズンによってはすごい行列ができるんですかねー。今はガラガラです。
荷物検査をして入場。大英博物館は入場無料です。至る所に設置された寄付箱が「金を入れろ」と無言の圧力を放っていますけど。
なんだかすごい空間。
フードコートがいっぱいありました。
こう大きい博物館だと、入場料は無料にしてフードコートで稼ぐってのは、なかなか良いシステムだと思います。
展示はゆったりとした配置。
もののけ姫に出て来そうなキャラ。
企画展なのか、イスラム系の展示が多かったです。
びっくりしたのが、解説がめちゃくちゃ多い事。
このズラッと並んでる解説、最初はてっきり複数言語で表記されているのかと思っていたら、全部英語でした。解説するスペースの端から端まで使っているのです。
こう言う小物にも、全て番号が振られていちいち解説が付いています。
解説の無い展示品って無いんじゃないかと思うくらいの律義さ。こんなに全ての展示物にキッチリ解説が付いている博物館、多分他の国にありません。イギリス人の性格なんでしょうか。
真面目にすべての解説を読んでたら1部屋に半日くらいかかりそうです。もちろんボクは気になったのしか読みません。
皿とか装飾品はすぐに飽きてしまうんですが、近世に入ってからの道具類がおもしろかったです。これは初期のレジ。
こんな豪華なレジ、レジに使うのがもったいない(;´Д`)
時計なんかは実際に動いているので、ずっと見ていられます。
これが面白かった。
これも時計なんですが、パチンコ玉みたいな金属球が、金属板の上に彫られた溝を転がって行って、端から端まで行く時間が1分に調節されています。
よく見ると、球が通過するトンネルの上に数字が書かれていて、これで秒数が分かるようになっています。
球が端まで行くと、板がシーソーみたいに動いて反対側に傾き、また球が転がっていきます。板が動くときに、上部の時計の針が動くと言う仕組み。
貨幣コーナーには、19世紀に使われていた紙幣の印刷機が。
2010年代の偽造硬貨と、300年代の偽造硬貨。
昔から考える事は一緒なんだなぁ・・・。
エジプトコーナーもめちゃくちゃ充実していました。
エジプトの発掘品、ヨーロッパにもこんなに展示されているのに、それでもエジプトにはまだあれだけ残ってたのか・・・。
大英博物館は本当にカフェやフードコートが多く、あちこちから美味しそうな香りが漂って来ていましたが、まだ宿の冷蔵庫に昨日の鮭があるので、我慢して帰りました。
あとスーパーでインスタント味噌汁を見つけたので、買って帰りました。5袋入って1.6ポンド(≒231円)。
そんなめちゃくちゃ高くない!と言うか、1杯あたりは普通のスープよりも安いくらいでした。
粉末じゃなくて生味噌タイプ。お湯に溶かすだけで完成。
「わかめ味噌」と書いてある割には、全然ワカメ入ってませんでした。乾燥ワカメの袋を使い切って、最後に残った屑と粉を入れたのよりも少ない量のワカメでした。まぁ、ヨーロピアンって海藻なんか食べなさそうですしね。
部屋に戻って、早速ザックのストラップを補修。
ナイフで穴をあけて、結束バンド4本で留めました。やや太めの結束バンド4本も使ったらかなり丈夫だと思うんですけど、ちゃんともつかな。
明日もどこかの博物館をうろうろしようかなぁと思います。博物館系は日記として地味になるので書きづらいんですけど。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
まぁ苦し紛れの補強は理解しますが…
年度末までもたない方に100ポンド❗️
チカラの掛かる所みたいだから無理っぽいネf^_^;)
>>baumさん
え?手段としては割と悪くない方と思ってるんですがw
100ポンドは頂き(・∀・)
(`・ω・´)来年度末までもたない方に100リラ❗️
リラ大暴落中だからいらなーい (。╹ω╹。)
大英博物館のグレートコートはノーマン・フォスターの設計ですね。
いつか行ってみたいです。
フォスターの作品というと香港にある香港上海銀行、ホンハム駅舎、空港などが有名ですね。香港に住んでいた頃はよく香港上海銀行近くには行きました。日本では東京駅八重洲口側のセンチュリービルがありますね。
>>道草亭ペンペン草さん
あー、なんか有名な人の設計なんですね。
屋根のガラスの色が独特なので、なんだか奇妙な雰囲気でした。