まーは!
今回はガーナのタマレからモレ国立公園に移動しました!
朝は8時に出発。
昨夜は、窓から流れ込んでくる風がやけにひんやりしているなと思ったら、雨が降っていたようです。ていうか今も小雨がぱらついています。
タマレ中心部までの3km、歩こうかどうしようか悩んでいましたが、小雨で完全に挫けたので、タクシーに乗る事に。
なーんかここ最近あんまりタクシーに良い思い出無いんだよなぁと、全然気が乗らずにタクシーを拾うと、1台目でバッチリ止まってくれて、それがなおかつ既に人を乗せて中心部に向かおうとしているシェアタクシーで、5(万)セディ(≒120円)で中心部まで行ける事になりました。
しかもタクシーのドライバーが親切で、ちゃんと西に向かうトロトロ(乗合いのミニバスの事をガーナではトロトロと言うらしい)の乗り場に連れて行ってくれました。
モレ国立公園へは直通の乗り物が無いので、まずはここからダモンゴ(Damongo)と言う町に行きます。タマレからダモンゴへは10(万)セディ+荷物代5(万)セディ=15(万)セディ(≒360円)でした。
ここで朝飯を食べようと思っていたら、もうすぐに出発で、食べてるヒマもありませんでした。
2時間ほどでダモンゴに到着。
モレ国立公園に行きたいと言っておくと、ダモンゴの乗合タクシー乗り場の前で降ろしてもらえます。
ここからはモレ国立公園最寄りの町、ララバンガ(Lalabanga)へ行きます。乗合いタクシーはすぐに見つかって、今度はどうも客待ち時間がありそうだったので、近くの飯屋に朝飯を食べに行きました。
バンク―4(万)セディ(≒96円)
見た目はケンケと変わらないので、ちょっと身構えてしまいますが、別の食べ物。トウモロコシとキャッサバをつぶして練った物らしいです。
中身もケンケと似ています。ねちゃっとした感じ。
これも手で食べないといけないのかと心配しましたが、ちゃんとスプーンが付いて来ました。いただきまーす。
おー、確かにケンケとは味が違います。そこまで酸っぱくないです。多少は酸っぱいですが、ケンケみたいに意味不明な酸っぱさじゃありません。おいしく食べられるレベル。
スープはピーナッツ+ヤシ油のスープ。肉は牛スジ肉のかたまりみたいな肉でした。
ガーナ人は、穀物はとりあえず潰して練って丸める文化なんだなぁ・・・。
食べて戻った所で、ちょうど最後の客がやって来て出発。本当に今日はトントン拍子で進みます。ララバンガまでは5(万)セディ(≒120円)でした。
ただし、乗車率はギニア並でした。
助手席に2人乗りふたたび!なお、後部座席には横に4人並んでいます。
膝に置いたウエストバッグがジャマで見えていませんがシフトレバーはほとんどボクの腿の下です。ギニアのセットプラスよりも車の幅が若干狭いんじゃないかな。
更にボクの右側に乗って来た女性が、妙に肩肘を張って座るもんだから、ボクの上体は左のドライバーにもたれかかるような感じになり、ドライバーは右手が動かせなくなって、上体をねじるようにして左手でボクの脚の下にあるシフトレバーを操作すると言う、まるでジェンガをやっているような状態になっていました。
ジェンガ状態でしたが、幸い、ララバンガまでは15kmほどです。すぐに解放されました。
ララバンガに到着すると、「ジャパニーズ!コンニチハ!」と言って近づいて来る若者にいきなり捕まりました。
彼の言うには、ここからモレ・モーテル(モレ国立公園内にある宿泊施設)まではタクシーで40(万)セディ(≒961円)で、すごく高いんだけど、バイタクなら20(万)セディ(≒481円)だよ!っつー話でした。
が、地図で見るとせいぜい片道6,7km。タマレのタクシーなら10(万)セディで行きそうなものです。帰りに客が拾えないだろう事を考えても、往復分で20(万)セディ程度のはず。タクシー40(万)セディもするわけがない。
「高いからいらない」と、断って歩き始めるとずーっと付いて来て「モレ・モーテルまでは7kmもあるから歩いて行けない」「水も食料も高いからここで買って行かないといけない」「ゾウが出るから歩いて行ってはいけない」といろいろ言い始めます。
絶対こいつ、通常より高い料金で商売したいだけの手合いなんだよなぁ・・・。まぁ言ってる内容にも距離にも嘘は無いので、ベトナムあたりにいる輩よりも10倍はマシではあるんですけど。
なんとか振り切って見えない所まで歩いた所で、通りすがりのタクシーに声をかけられました。言ってる内容はさっきの人と同じなんですが、料金は20(万)セディで行くと言うではないですか。ほぅらやっぱりタクシーで20(万)セディだろ!
さっきの人には勢いで「歩くからタクシーはいらん!!!」と言ったものの、買い溜めした水を含めると、今日のボクの荷物の総重量は推定28kgは軽く超えているはずで、実はけっこう重さに参っていたところでした。喜んでタクシーに乗りました。
途中のゲートで入場料40(万)セディ(≒961円)を支払って、モレ・モーテルにはすぐ到着しました。
ホームページで見た印象より、だいぶ静かで寂れた雰囲気。
宿泊棟は長屋みたいな感じ。
ボクが泊まるのは1泊75(万)セディ(≒1,802円)のドミトリー部屋です。
久しぶりのドミトリーだなー。
チェックイン時に受けた注意は「部屋のカギは必ずかける事」。当たり前な注意なんですが、ここでは防犯の為じゃなくて「サルが入るから」だそうです。
サルはカギがかかっていないドアは普通に開けて入って来てしまうらしく、うっかりカギをかけ忘れて戻って来たらサルがベッドの上にいたりするらしいです。/(^o^)\ナンテコッタイ
時刻は12時半。思ったより早く着き過ぎてしまいました。今日はモレに着きさえすれば良いとしか思っていなかったので、今日やる事を何も考えていませんでした。
ちょうどほぼ同時にチェックインしたカナダ人女性2人組が、明日の朝のサファリに誘ってくれた(ジープで行くサファリは人数が多いほど割安になる)ので、明日の予定は即決まったんですが、今やる事がありません。
とりあえずホテル敷地内をうろうろ。
ホテル敷地内でも、トカゲの種類が豊富です。
トカゲ好きならホテル敷地内で半日遊べそう。
と言ってもホテル敷地内はそんなに広くないし、外は動物が出て危ないから1人で歩いちゃダメらしいので、すぐにやる事が無くなってしまいました。
幸いケータイの電波はバッチリ入っているので、景色の良い所でゲームやってました。
モレは妙に涼しいです。動くと少し汗ばむけど、木陰でじっとしている分には全然快適。
サファリは1日4回、定刻に開催されていて、午後の部は15時30分から。15時30分にインフォメーションセンターに行ってみました。
が、来たのはボク1人だけ。宿泊者は他にも6,7人いたんですが、みんなプールに行ってしまいました。みんな、明日朝のサファリだけのつもりみたいです。
1人でもウォーキングサファリならお手頃価格なので、2時間=20(万)セディ(≒481円)のウォーキングサファリに出ました。
銃を持ったガイドさんが1人付いてくれます。
と言うか、このガイドさん1人を2時間雇って20(万)セディって事は、このガイドさんの時給はもっと安いって事だよなぁ。いくらで働いてるんだろう。
タマレでも昨夜は天気が崩れていましたが、ここもけっこう雨が降ったらしいです。あちこち水没しています。
この雨の影響で動物が移動してしまったらしく、アントロープ(antelope)って言うシカみたいな動物くらいしか出て来ません。しかもアントロープはかなり距離があっても即逃げるので、写真撮ってるヒマもない(;^ω^)
1時間ほど歩いて、動物観察小屋で休憩。
マレーシアのブンブンみたいだな!ブンブンはもう少しちゃんと壁がありますけど。
動物観察小屋では、他のガイドさん達が見回り途中の休憩中でした。
この小屋の前だけ、広く開けた場所になっていて、ようやくなんとかアントロープが撮れました。
暗いし遠いので、画質が荒れ荒れです(;^ω^)
帰り道では、小川を渡らないといけない箇所があって、がんばって枝と石を踏んで渡っていたけど、最終的にはやっぱり両足とも川につっこんでしまいました。
うーん、何も見れなかった。まぁ2時間がっつり歩いて、動きたい欲求は解消されました。
ホテルの前まで戻ると・・・
イノシシおるやん。なんだか逃げも隠れもせず、堂々と歩いています。
ホテルの管理棟の前にも、草を食ってるイノシシが。
イノシシも、ホテルの人も、互いにまったく興味を持っていません。町中のネコが犬みたいな感覚なんだなー(;・∀・)
アントロープもいました。
ホテルの敷地内の方が動物見られるやん!w
ホテルの敷地内を散歩していた宿泊客(ガーナ人)がボクを見て、「キミ、昨日タマレで走ってたよね!?」と声をかけて来たのでびっくりしました。昨日の朝ジョギングしていたボクをタマレで見かけたらしいです。なんて世界は狭いんだ。
靴を洗って、シャワーを浴びて、プールサイドのレストランへ。
ホテル周囲には森しか無いので、宿泊客はこのレストランで食事するしかないのです。
ガーナ料理を食べようかと思っていたんですが、どうしてもがっつり肉を食べたかったので、グリル・チキンをオーダーしました。30(万)セディ(≒721円)
野菜に埋もれて見えないw
野菜の下には、骨付きの大きい鶏もも肉が2本。味は普通ですが、久しぶりに肉と野菜を存分に食べたような気がします。
夜は、ドミトリー部屋で宿泊者たちとトランプして遊びました。初めて見るルールのゲームでしたが、レクチャーしてもらいながら参加。けっこう盛り上がるゲームでした。
さて、今日は不発に終わったサファリ。明日はちゃんとゾウが見れるのか!?
では今回はこれにて(=’ω’)ノ
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