ボクは諸事情によりタマンヌガラ(クアラ・タハン)に5泊もしてしまい、4つの宿泊施設に泊まりました。せっかくなので泊まった宿泊施設を紹介します!クアラ・タハンの宿泊施設はマレーシアにしてはやや高めの値段設定で、エアコン無しファンのみの最安値で40リンギットのようでした。
DurianChalets(ドリアン・シェリー)
- 部屋:個室、バスルーム付き、ファン付き1泊40リンギット※Wi-Fi届く部屋は50リンギット
- Wi-Fi:クアラ・タハンの中では好調な方だが、部屋によっては一切電波が届かないのでチェックイン時に希望する事
- 衛生・虫:掃除はされているが、夜にドアの隙間から羽虫が入って来る。庭はすごく蚊が多い。ベッドには蚊帳がある。
- シャワー:温水シャワーなし。水シャワーのみ。
- 共有スペース:外に椅子が置いてあるが、蚊が多いのでちょっと使えない
- 立地:あまりよくない。最寄りの売店・飲食店まで森の中の舗装路を300~400m程
- その他の部屋タイプ:シングル、ダブル、ファミリーなど
- オススメ度:★★★★☆
クアラ・タハンの飲食店や売店が集まる地域から、300m~400m程森の中を進んだ所にある宿泊施設。1部屋ないし2部屋ごとにコテージのようになっており、周囲の人間が出す音は全く気にならない。虫の声と鶏の鳴き声はかなり聞こえる。部屋はこんな感じ。Wi-Fiが届く部屋が限られており、希望するとこのファミリールーム?があてがわれた。電波さえ届けば、クアラ・タハンで泊まった中では最もマシなWi-Fiだった。なお、クアラ・タハンのレストラン等にいても蚊はほとんど気にならないが、ここの宿泊施設の庭はジャングル並みかそれ以上に蚊がいるので、外出時の蚊避けスプレーは必須。夜はドアの隙間などからちょいちょい虫が入って来るが、それでもなお泊った宿泊施設の中では最も虫が少なく快適。クアラ・タハンでは虫の侵入は仕方ない様子。立地はけっこう不便で、日が沈むと森が暗くてちょっと外出する気にはなれない。宿泊施設にジュースの販売も無いので、買い物は日が暮れる前に済ませておく必要がある。割と悪い面ばかり書いてしまったが、虫の少なさとWi-Fiの良さを考えると、立地の不便さを差し引いてもクアラ・タハンで泊まった中では最も費用対効果が優れた宿と思う。地図はこちら。
TahanGuesthouse(タハンゲストハウス)
- 部屋:個室、バスルーム付き、ファン付き1泊40リンギット
- Wi-Fi:いまいち。クアラ・タハンの公衆電波を拾っており、受付で希望するとIDがもらえる
- 衛生・虫:ぼちぼち掃除はしているようだが、夜にうっかりバスルームの照明を付けっぱなしにすると、朝には巨大な羽虫だらけになる。部屋にもどこからか巨大羽虫が入り込む
- シャワー:温水シャワーなし。水シャワーのみ。
- 共有スペース:なし。洗濯物を干すワイヤが建物周囲に張り巡らされているのはありがたい
- 立地:悪くはない
- その他の部屋タイプ:シングル、ダブル、トリプル、ファミリーなど
- オススメ度:★★☆☆☆
ダブル以上の部屋でも40リンギットなので、2名以上の旅行には嬉しい値段設定。やたら大きい羽虫が多く、夜にうっかりバスルームの照明を付けていようものなら翌朝悲惨な事になってしまう。最強の省エネ啓発だと思う。外の通路にはほうきがぶら下げてあるので、羽虫は自分で掃き出す事ができるのがせめてもの慰め。受付では水(1.5L)を2本セットで3リンギットで販売してくれる。クアラ・タハンは物価が高く、下手すると水(1.5L)1本で3リンギットもするので、この水販売はありがたい。建物外周はぐるっと洗濯物を干すワイヤが張り巡らされており、日もよく当たるのが嬉しい。最寄りの売店やレストランまでは200m無いくらい。ギリギリ森の中ではないので、その気になれば日が暮れても外出できる。Wi-Fiが公衆Wi-Fiを使っているせいで不安定な上、電波の状態もよくない。受付でもらえるIDは同時に2つ以上のメディアで使用する事ができず(パソコンとスマホ同時に接続できない)、一定時間でログアウトされるので結構ストレスがたまる。地図はこちら。宿の名称が違うが、これは地図の方が間違い。DelimahGuesthouseは道の向かいにある宿。
名称不明・・・
外観写真撮り忘れ;
- 部屋:個室、バスルーム付き、ファン付き1泊50リンギット
- Wi-Fi:パスワードを教えてもらったが使えず・・・部屋での電波状態もいまいち悪い
- 衛生・虫:多すぎて掃除をあきらめてしまったような状態
- シャワー:温水シャワーなし。水シャワーのみ
- 共有スペース:1階の受付前に机と椅子がある
- 立地:良い。売店とレストランが目の前にあるし、川へも降りやすい。
- その他の部屋タイプ:不明
- オススメ度:★☆☆☆☆
とにかく虫が多い。廊下は羽虫の死骸であふれかえっているし、部屋の四隅からは一日中蟻が出入りしている。一応廊下については掃除しようとしている雰囲気は見られたが、あまりにも溢れかえっているのであきらめてるようにも見える。蟻は部屋の隅をずっと行進しているが、食べ物などを置かない限りは人の動線にはやってこないので、気にしなければ気にならない。地図はこちら。地図上は宿泊施設じゃありませんが、場所は間違いなくここです。
ブンブン・クンバン
- 部屋:12人部屋ドミトリー、ファンなし、ドアなし、1泊5リンギット
- Wi-Fi:なし。電気もなし。
- 衛生・虫:ハチが多い
- シャワー:なし。トイレのみあり(水洗機能は壊れている)
- 共有スペース:動物観察窓
- 立地:とても悪い。クアラ・タハンから12kmジャングルを歩く※
- その他の部屋タイプ:クアラ・タハンに近い所にブンブン・タービンがある
- オススメ度:計測不可
一応宿泊施設として掲載wクアラ・タハンの宿泊施設で、というかおそらくマレーシアで実質の最安値宿。ジャングルの中なので、Wi-Fiどころか水も電気も通っていない。水は、雨水を利用してトイレを流す装置が置いてあるが、2017年現在は止まっている模様。ジャングルの中でドアも窓ガラスも無い開放的な造りにもかかわらず、虫は案外少ないし清潔な状態だと思う。ただし、近くにハチの巣があるのかハチはやたら多いので注意。歩いて行けると書いたが、2017年5月現在、橋が落ちているので歩いて行くことはできない。川の水量が少ない時期であれば、別ルートから行く事も可能(川に入ってジャブジャブ渡っても死なないよという意味)らしい。橋が落ちている事実を公園管理側も知らず、がんばって歩いた時の記事はこちら。[日記]いざブンブン・クンバンへ!宿泊予約は、クアラ・タハンから川を渡ったところにある公園管理事務所で申込む事ができる。地図上には載っていないので、行きたい方は公園管理事務所で地図をもらって下さい。タマンヌガラ(クアラ・タハン)は山の中とあって安宿探しには苦労しますが、参考にしていただけたらなーと思います。なお、エアコン付のすごくキレイそうなゲストハウスは1泊80リンギットでした。80リンギットくらい出せるのであれば、そういう所へ泊まるともっと快適に過ごせるんだろうなと思います。そんな感じで、クアラ・タハンで泊まった安宿まとめでした!他、マレーシアのまとめ記事はこちら[リンク]旅行に役立つ!マレーシア基本情報まとめ[リンク]これがうまかった!マレーシア料理5選[リンク]タイ・バンコクからマレーシア・タマンヌガラへ鉄道とバスで行く方法
コメント
お疲れ様、ありがとん(›´ω`‹ )
めっちゃ笑った旅日記ですぞw
>>安田さん
そういってもらえるとやった甲斐がありますw
本旅行最初のおもしろイベントでした(›´ω`‹ )