「がんばらないバックパッカー」のレバノン旅行総費用

中東の緑豊かな小国レバノン!

今回はがんばらないバックパッカーがレバノンで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!

 

レバノン旅行総費用と内訳

※滞在日数は11日です。
※レートも物価も2019年1月時点のものです。
※2019年1月時点で1レバノンポンド≒0.72円です。

  • 飲食費計: 161,250ポンド (11,610円)
  • 宿泊費計: 247,905ポンド (17,849円)
  • 交通費計: 69,500ポンド (5,004円)
  • 観光費計: 49,750ポンド (3,582円)
  • その他計: 29,500ポンド (2,124円)
  • 合計: 557,905ポンド (40,169円)

これを円グラフで表すとこうなります。

レバノン旅行費用内訳

1日の平均は50,719ポンド(≒3,652円)になりました。行く前は物価がべらぼうに高いんじゃないかと心配しましたが、それなりの出費に収まりました。




レバノン旅行費用の分析&考察

食費について

食費は1日あた14,659ポンド(≒1,055円)になりました。

割と最初のうちは、どういう物が安いのかがさっぱりわからず、高い物ばっかり食べてたような感じです。朝はピザなんかが安めでオススメです。あとサンドイッチならファラフェル(豆コロッケ)が安くておいしいのでオススメ。

 

宿泊費について

宿泊費は1日あたり24,791ポンド(≒1,785円)になりました。

レバノンはつい最近まであまり旅行者が来ない国だったせいか、安宿が少ないです。ベイルートだと17USドルくらいが底値。トリポリには10USドルの宿がありました。

ちなみに宿泊費の合計金額の下三桁が中途半端な数字(905)になっているのは、Bookin.comで予約したドル払い分をレバノンポンドに換算したからです。レバノンの通貨の最小単位は250ポンドですので、中途半端な数字には普通なりません。

 

交通費について

交通費は、物価や宿泊費と比べるとかなり安めです。市内の移動ならバスで1,000ポンド、乗り合いタクシーで2,000ポンド。ベイルート⇔トリポリ間はうまく移動すると片道2,000ポンドで行けてしまいます。

ただし、長距離バスの移動が安いのは地中海沿いのみ。レバノンの大きな都市のほとんどが地中海沿いにあって、人の移動が多いからです。内陸部へ向かうバスは海岸沿いに比べるとかなり高い値段設定で、ベイルートからバールベックで10,000ポンド、トリポリからブシャリへは5,000ポンドでした。

 

観光費について

観光費は、物価と比べると高くもなく安くもなくと言う感じです。円グラフの中の割合が大したこと無い事からもわかると思います。

世界遺産で一番入場料が高いのはバールベックの15,000ポンドですが、バールベックにはそれに見合う価値がありました。

 

その他について

その他は、SIMカード関係の出費です。レバノンの通信費は高いですが、しばしばWi-Fiの無い宿や有料Wi-Fiしかない宿があるため、ベイルート以外にもあちこち行く予定がある人は購入しておいても良いと思います。

 

レバノンの物価目安

旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2019年1月時点。変動する可能性あり。

 

レバノンの特殊事情~なぜか流通しているUSドル

レバノンでは、なぜか普通にUSドルが使えます。相場は固定で1USドル=1,500レバノンポンドです。

庶民の間でもちゃんと流通していて、こちらがレバノンポンドで払ったのにUSドルでお釣りが来る事がありますし、その辺の立ち食いピザ屋で1,500ポンドのピザを1USドル札で買っているレバノン人も見かけました。個人商店のレジの中が、ポンド札とドル札がぐっちゃぐちゃになっていて、店員が苦労していることもあります。お金はちゃんと整理しろ

なお、首都ベイルートの空港にあるATMは引出し手数料がクッソ高い(確か7,500レバノンポンド)ので、USドル(小額紙幣)を持ち込み、レバノンに到着したらまず市内までドル払いで移動するのが賢いやり方だと思います。市内のATMはたいてい手数料無料でした。

 

レバノン旅行費用まとめ

レバノンは物価はさほど高くありませんが、宿泊費だけが高いです。今後レバノンに旅行者が増えて来ると、もう少し安くて良い宿が増えるんじゃないかなぁと思います。

以上、「がんばらないバックパッカー」のレバノン旅行費用まとめでした!

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