はろー!
今回はナミビアの首都ウィントフックの街歩きツアーに参加しました!
今のナミビアは、日中は日差しが強くて半袖でも過ごせるのですが、日が沈むと一気に気温が下がります。体感で言うと10℃くらいでしょうか。
なおボクはテント泊に適した温度は5℃~10℃と思っているので、非常に快適な環境です。ボクの手持ちの寝袋じゃちょっと暑すぎるくらいですけど。
ウィントフックに滞在している目的は、前に日記で書いたような書いてないような、よく分からなくなったので書いておくと、ナミビア各地の見どころに同行させてくれる仲間探しの為です。
ナミビアの見どころは砂漠や人里離れた場所が多いため、行くには旅行会社のツアーに参加するか、レンタカー等で自力で行くかの二択になります。ツアーは高いしボクが一番行きたい所が含まれていないので、レンタカーを運転できる旅行者に連れて行ってもらうのが一番理想。と言う事になります。
また、ナミビアのレンタカーはけっこう高い為、レンタカーを運転できる人もたいていシェア仲間を集める事になります。
そう言う方に運良く会える事を期待して、ウィントフックで一番外国人旅行者が集まる宿にだらだらと滞在しているのがすなわち今のボクです。
この日は「クリーンアップシティツアー」なるものがあると、数日前から宿併設の旅行会社の人に誘われていたので、朝9時からそれに参加する事に決めていました。
朝7時過ぎに朝飯を食べていると、昨日来た日本人の1人サイトー君(確か25歳くらい)がやって来て、ウィントフック内にある別のバックパッカー宿に、車を運転できる日本人旅行者がいて、朝8時に話しに来てくれると教えてくれました。アポイントメントを取ってくれたようです。
期待しながら、8時にその方がやって来て話し合いしてみると、その方はあんまり調べずに来てしまったようで自分でテントその他の装備を全く持っていない事が判明。(ボクら同乗したい組は妙にしっかり持ってるw)
しかもその方は28日朝出発のボツワナ方面のバスの予約や、その先の宿泊予約もしてしまっているので、27日の夜にはウィントフックに帰ってこないといけない事が判明。ナミビアは広くてあちこちに見どころが散っているので、レンタカー旅行する人たちは7~12日程度の行程で行くのが一般的なのです。
今日は25日なので、もし今日準備して午後に出発できたとしても2泊しかできず、どこか1箇所に行ってトンボ返りするくらいしか出来なそうです。
ボクら同乗したい組が消極的な感じになっていき、また2泊程度の弾丸ならツアーの方が確実でそんなに値段が変わらない事が分かって来たので、車運転できる方は旅行会社の方のツアーに心が傾き話は見事に流れてしまいました┐(´ー`)┌
仲間探しって難しいですねー┐(´ー`)┌
9時になったので、宿の門近くに集まって「クリーンアップシティツアー」とやらに出発。
「クリーンアップシティツアー」がよくわかっていなかったのですが、どうやら今日5月25日はナミビアの祝日で、一応「クリーンアップの日」となっているみたいです。
で、クリーンアップ活動に参加するだけじゃなく、車でウィントフック市内のあちこちに連れて行ってもらって、最後にクリーンアップして終了!と言うツアーらしい。ガイドさんがしっかり車で連れてってくれるけど無料と言う、とても嬉しい内容のもの。
宿の滞在者が集まって、6人×2台くらいで出発。
最初にルーテル教会にやって来ました。
普段は中に入れるらしいのですが、今日は結婚式の準備中で入れませんでした。
ナミビアはドイツの植民地だった時代があり、この教会はそのドイツ植民地時代にドイツ人によって建てられたらしいです。何故か入口付近だけイタリア製だそうですが。ガイドさんによると、市内にはドイツ人が建てた古い建物がたくさんありました。
最近めっきりアフリカの歴史に強くなっていってるボク。アフリカを出る頃には半分くらいの国の宗主国を言えるようになりそうです。
手前にあるのは初代大統領の像。奥にある大きな建物は博物館らしい。
博物館は変な形してるなーと思ったら、コーヒーメーカーをモチーフにしたデザインらしい。あぁまぁそう見えなくもないかも。
ぼく「ナミビアってコーヒー産業が有名なの?」
ガイドさん「いや、全然w」
ぼく「なんでコーヒーメーカーなの?w」
ガイドさん「わからない、北朝鮮の建築家がデザインしたwww」
ぼく「wwwww」
ガイドさん「wwwww」
北朝鮮の建築家がデザインしたのは(政治的な裏がある気もするけど)まぁ気にしないとして、その由来をナミビア国民が把握してないってどういう事だ・・・。北朝鮮がコーヒー有名なわけでもないのになぁ。建築家の個人的な趣味ですかね(;^ω^)
教会の近くには公園。
週末には地元民が憩うらしいです。
次は市場へ。ウィントフックで一番大きい市場らしいです。
目の前に見えてるお店は乾物屋なのですが、
この黒くて平たいかたまりは、なんと乾燥させたホウレン草。
食べる時は、お湯で戻してから調理して食べるらしい。言ってみれば冷凍ホウレン草の代わりって所でしょうか。冷凍の技術が無い時代にホウレン草を保存する知恵ですねー。
そしてこちらも乾物。
えぇ、イモムシの乾物です。
これも一回お湯で戻してから、フライにして食べるのがおいしいらしい(ガイドさん談)。
アフリカに来てから意外とゲテモノ系食材に出遭わないな~。巨大カタツムリだけだったな~。と思っていましたが、ようやくイモムシが出て来ました。
同じくツアー参加していた、東アフリカから旅行して来たサイトー君とモコさんに訊くと、東アフリカでは同じようなイモムシの干物が売られているのを見たらしい。なるほど、東側はそんな感じなのか・・・。どこかで食べる機会あるかなぁ。ベトナムのイモムシと比べてみたいような気もします。
なんと、市場の中にどーんと焼き肉エリアがありました。
まだ午前だと言うのに、地元の人(主に20~40歳前後くらいの男)がたくさん群がって、肉が焼けたそばから自分でトレイに取って食べています。ちなみに素手で取っています。そんな焼き肉網の近くに手を近づけたら絶対熱いよね?
ちょっとシュールなのが、焼き肉屋の後ろが肉解体場。
焼き肉網の1.5メートルばかり後ろで解体された肉をそのまま焼くってなんて贅沢な焼き肉なんだ。なお更にその後ろでは、もっと大きなかたまり(牛の形が分かるくらいのやつ)を解体しています。
ちなみに、これらは全て牛肉らしいです。ナミビアはやっぱり牛が一番手に入りやすいのかな。
なんと、ガイドさんが焼き肉とその他付け合わせを買ってくれました。ツアー客でつつきます。
左のトレイに入ったのが焼き肉、右のトレイに入った赤いのはトマトとタマネギのマリネみたいなの。
肉はちょっと固いけど、オレンジ色のミックススパイスがめちゃくちゃ良く合っておいしい!さっぱりマリネも肉とのバランスが取れてちょうど良いです。
そして真ん中のこやつ。マハングって言うらしい。
マハングって言う穀物を粉上にして水で練った物・・・らしい。なんかまたガーナに戻って来た気分だよ。
プラカリやケンケ等のインパクトある食べ物のおかげで、こう言う系はけっこう警戒してしまうのですが、マハングは普通に食べられるお味でした。マハングを肉と一緒に食べるのが一般的みたい。マハングそのものはまずくはないけどおいしくもない。と言うかほとんど味が無い。
市場の外では、子供たちがタイヤで遊んでいました。
半分地面に埋めて、固定されたタイヤです。
どうやって遊ぶかと言うと、こう。
もう跳ぶ跳ぶ。小学校低学年くらいから、中学生に入るかどうかくらいの子まで、とにかくみんな助走をつけてタイヤを踏み台にして跳ぶわ回るわ。
実はボクらが市場に入る前から遊んでたんですが、市場から出て来てもまだやっていました。めちゃめちゃ楽しそうに遊んでいます。スゲーと思うんだけど飽きはしないのかな?(;^ω^)
ところで、ウィントフックは世界で2番目にキレイな都市に選ばれた事があるらしい。
実際、大通りには全くと言って良いほどゴミが落ちておらず、「ここをどうクリーンアップするの???」と言う感じ。
車から降ろされたのは、街からも郊外の住宅地からも更に離れた、もう平原に入りかかったような場所。
未舗装路の道端には、ゴミがたくさん落ちていました。ていうか人糞が大量に落ちていました。ここはトイレですか?世界で2番目にキレイな都市の裏側やな。
草むらの人糞は無視して、道路沿いのカン・ビンを拾い集めました。
30分程度?で1人1つ持ったゴミ袋が5割~満杯になるくらいゴミが集まりました。意外と落ちてた。
観光もクリーンアップも終わったし、このまま帰るのかと思ったらもう一ヶ所寄りました。
ナミビアは空気が乾燥しているからか、連日空が青いです。
土産物屋でしたが、デザインも色も非常にセンスが良く、値段もそんな高くないので、非常にお手頃感がある土産物屋でした。(買わんけど)
土産物屋の外は、ダム湖でした。
ウィントフックの水はこの湖から引いているらしい。
ウィントフックは雨が少ない気候で、今の季節は1ヶ月に1日降るかどうか。一番雨が多い季節でも、梅雨の東京の半分くらいしか降らないと言うデータです。このダムが、雨の少ないウィントフックを支えてるのか~。
ツアーは、てっきり1,2時間で終わる軽い物と思っていたら、なんと宿に戻ると12時半。3時間半もかかりました。でも無料で満足度は高かったです。ウィントフックの様子もけっこう分かりましたし。
宿に戻ってからは、また「野菜もりもり食うぜ炒め」を作って食べました。毎日調味料を変えているので、微妙に味付けは違うのです。
さて、明日の予定は特にありませんが、今日外観だけ見た博物館にでも行ってみようかなぁと思っています。では今回はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
>マハング
なんとなく名前的にドラクエのマタンゴとか連想しちゃった(´・ω・`)
アフリカに入ってキノコ類を見てない気がするんだがそのへんどうなの?
ナミビアの食文化をぐぐったらお肉が美味しそう(〃゚д゚〃)
>>匿名さん
雰囲気は分かるw>マタンゴ
キノコはそういえば西アフリカでは見なかったです。山には生えてましたけど・・・。
ウィントフックのスーパーにはキノコたくさんありましたよ!
ナミビアは肉天国みたいですね~。生活感が無いくらい街の中心部にいるせいで、ケンタッキーくらいしか飲食店を見ていませんが・・・。
ところ変われば遊び方も色々なんだなぁ^ ^
まさかあのタイヤでジャ〜ンプするとは…中々やるな!
日本じゃ跳び箱代わりに跳ぶだけだもんね。絶対そっちの方が面白いでしょうネ❗️
>>baumさん
すごく楽しそうに遊んでましたよーw
タイヤ1つであんなに遊ぶなんてすごいなぁと思いました。
ウィントフックってきれいなところですね。物価の高さと街のきれいさは比例してるなかな。クリーンアップのボランティアがあるってのは民度が高いってことだと思いますよ。しかし郊外にいくとそんな中で人糞があるのがちょっとびっくりだけど。。。誰ですか!そんなところでシテルのは( *`ω´)
ここでも北朝鮮が進出してきてるんですね。銅像の写真見た瞬間に北朝鮮かなって思ったら当たってました!
>>Tomさん
ウィントフックきれいですよ~
郊外の人糞は・・・なぜ屋外でする??と言う疑問が残りますw
銅像だけで北朝鮮が浮かぶとは、勘が鋭いですね・・・!