みんがらばー!
今日はタウングーからミャンマーの首都ネピドーへ移動しました!
・・・
「あれ?」って思った方いませんか?特にミャンマーを「ビルマ」って呼ぶ世代の方とか。
ミャンマーの首都は、2006年にヤンゴンからネピドーに変わりました!ミャンマーが軍事政権から民主政権になったのは2016年の頃なので、軍事政権時代に移転させた事になります。
首都移転の理由はいろいろな説がありますが、「有事の際に内陸の方が防衛しやすいから」「国際化が進んだ事で、海外で知見を広めたヤンゴン市民の反乱が怖くなった」「占星術の結果」等、ろくでもない理由ばっかりですね。有事の際って、海外と戦争でも始める気だったんでしょうか。
そんなわけで、軍事政権時代に移転された首都ネピドーですが、ハコは作ったもののいまいち中身が追いついていないらしく、ちょっと異質な首都になっているようです。政府の建物はネピドーに移転したものの、それ以外の環境が不便すぎるからと、海外の大使館や商社はいまだにヤンゴンから移転していない所も多いらしいです。
と言うことで!気になり過ぎる首都ネピドーに行ってみる事にしました!
あと、「軍事博物館」がかなり大規模らしいので、それを見るのが目的です。
朝は7時過ぎに宿を出ました。宿の人に「ネピドーに行く方法わかります?」と聞くと、ちょっと考えて「とりあえず駅に行けばいいと思う!」との事。とりあえず駅へ向かってみる事にしましたw
2.5kmほど歩いてタウングー駅到着。何気に朝飯がまだなのでちょっと元気が出ません。
時刻表が・・・時刻すら読めねぇ
ミャンマーは数字もビルマ文字を使う事が多いので、ちょっと不便ですw時間をかけるとようやく数字は読めるようになってきました。
窓口で聞いてみると、「ネピドー行きは12時出発だよ」と言われました。現在まだ8時前。最悪電車でも良いとして、バスを探してみる事に。
人に訊いて回ってみるも、基本的に英語が通じないので、ボクがネピドー行きのバスを探している事くらいは相手に伝わっても、どこからバスが出ているかなんて言う細かい事が伝わって来ません。人に訊く度に指さされた方向に歩くのですが、これが結構時間がかかるし疲れます。人によって違う方向指したりしますし。
結局、サイカーと言う、バイクにサイドカーが付いた物で連れて行ってもらう事に。タウングーではバイクタクシーよりサイカ―の方が多い気がしました。バイタクと似たようなもんですが、より多く荷物を積む事ができます。
連れて行ってもらったのは多分この辺・・・肝心の場所があやふやですが、国道沿いの駅より北側です。
ここに小さいバス会社がありました。
ここでも相手の英語が微妙で、
wolt「出発時刻は?」
バス受付「ナインアワー!」
9時って言いたいんだろうか・・・
wolt「ナインAM?」
バス受付「ノーノー!ナインPM!」
ちょっと待って、夜行で行く距離ちゃうやろw
wolt「イブニング?」
バス受付「ノーノー!モーニング!」
ええかげんにせえよ(;^ω^)
結局、スマホのグーグル翻訳アプリに頼りました。ミャンマー語もばっちり網羅されています。まぁ、精度はいまいちっぽいですが、伝わるのでかなり助かります。
やっぱり出発は朝の9時でした。あと40分くらいで出発です。ナイス!
近くのカフェっぽい店を覗くと満席だったので、バス会社の横の売店でパンを買いました。
身体に悪そうなクリームに、紙みたいなパンwww
もう一個、なんか揚げ菓子を買いましたが、油っこ過ぎて1個しか食べれませんでした。
8時40分くらいにバス乗車。なんで入口横にタイヤあるねんw
長距離バスだから、また観光バスみたいなのかと思ったら、路線バスみたいなバスでした。
座っていると、物売りのおばちゃんが来たので、
うずらの卵を買ってみました!1袋5個入りで200チャット(≒17円)
これが相場からして安いのか高いのかよくわかりません。中身はゆで卵でした。
良かった良かった、生卵だったら裸足のゲンみたいにして食べるのかと思いました。味は付いていませんが、案外おいしく食べられます。
子供の物売りも来ました。
しかし・・・もう卵は買っちゃったんだよなぁ。ごめんなぁ。
バスはやっぱり遅れて9時20分に出発。ひたすら田舎道を走りました。
不運な事に、ボクの前の席の人がドリアンを持ち込んでいて、ドリアンの臭いが大嫌いなボクは発狂しそうでした。バスに空調が付いていなくて、ほぼ全ての窓が全開だったのがせめてもの救いでした。
休憩は無く、約3時間後の12時過ぎ頃から、ネピドーに入りました。
ボクは乗車中にスマホでネピドーの宿を調べていて、どうやらネピドーに安宿がほぼ無さそうな事、ネットで予約するとかなり安くなりそうな事がわかり、バスの中で予約を済ませていました。ネットでの宿泊予約はこれで4回目くらいです。
で、このバスはネピドーのどこに着くんやろなーと思って地図を見ていると、どんどん東の方へ逸れて行きます。
バスの乗務員にスマホを見せて、「ここに行きたいんだけど」と言うと、「ここに行くなら、もっと手前で降りなきゃだめだよ!」(※ビルマ語なので推測)と言われました。
このバスには最後まで乗っていてはダメなようです。
とりあえず降りてバイタクを捕まえたのですが、地図を見せてもどうもわかっていません。仕方なく指示しながら走ってもらうと、今度はタイヤがパンクするって言うw
仕方ないので、別のバイタクを探す事に。
道路がめっちゃ広くて人が少ない。片側5車線くらいありますね。
有事の際に、戦闘機が離着陸できるように広い道路を整備したという噂がありますが、ボクが今日見た範囲の道路は、割と弱そうで既に路面がガタガタしていたので、本当に滑走路として使えるかどうかは怪しい気がします。
またバイタクを拾って地図を見せたのですが、また場所がわかってもらえない。
目的地周辺にある、もっと大きなホテル名を読み上げて行って、ようやくわかってもらえました。
で、14時くらいにようやくホテル到着。Myat Thinzar Hotelと言います。
なんだこの白くて綺麗な雰囲気はΣ(゜゜)
ネット予約で、ネピドーで最安値の1泊1,800円くらいのホテルを選んだので、あんまり期待していなかったのですが、南国のプチリゾート感があります。
中に入ってチェックインすると、ウェルカムドリンクが出て来てさらにビビりました。ただのオレンジジュースでしたが、暑い中うろうろして来たのですごくおいしかったです。
国道が近いのに、通る車が少ないので辺りは静まり返っています。
ゲームの世界かなんかに入り込んだみたいです。
踊り場が広くて本当に踊れそう。
1,800円の部屋はどんなものか・・・
おっふ・・・広い!
充実のアメニティ
この水は無料らしい
冷蔵庫もあります。
トイレには電話が!!
「トイレットペーパー無くなりました」って電話したら怒られるのかな。
1泊の値段は、ミャンマーに入ってから泊まった宿の2倍以上しますが、クオリティは5倍くらい良いです。なにこのすごいコスパ。
バイタクで見た限り周辺には飲食店も何もなかったので、ホテルのレストランで食事してみました。
なんだこの優雅さ・・・ミャンマーにいるとは思えません。
奥の皿は、ヤンゴンでも食べたお茶の葉サラダ「ラペット」
スパイシーさも油も無くて食べやすいぃぃぃ
手前の皿はどんな料理かまったくイメージできないまま頼んだのですが、
これは完全に中華飯ですね!ややとろみが少ないです。
油分が無いってなんて食べやすいんだろう。
1品1品の値段は忘れましたが、料理2皿とライムジュースで7,450チャット(≒616円)でした。ミャンマー飯としては高いですが、ホテルレストランでこの価格は素敵です。
部屋に戻ろうとして、裏山に登る階段を見つけました。
当然登ってみました!良い眺め。
遠くに、ネピドーのシンボル的な金色のストゥーパが見えます。
なぜか裏山のてっぺんには守衛小屋みたいな物があり、おっさんが座っていました。何を見張っているのか・・・
さて、実は一番見たい軍事博物館は、日曜と月曜が休館らしいので、ネピドーには3泊します。この静かすぎる異様な雰囲気のネピドーを楽しみたいと思います!では今日はこれにて(=’ω’)ノ
コメント
(´・ω・`)ホテルも食事も良さそうだね。
んで、グーグル先生最強。
なんとなくだけど、食事に油がおおいのは保存のためかもね。
香辛料も保存に効くし。
こんな贅沢なホテル泊まると、この先大丈夫ですか?子供の顔も根性ありそうで良いですね。軍事博物館どんなんでしょうかね。楽しみです。
>>ログボさん
ホテルも食事もやたら良いです。
朝食まで付いていて、感覚的に日本だと1泊7,000~8,000円レベルなので、お得感がすごいですbb
油っこいのは保存の為、って理由は納得できますね!
あと、もしかして少ない食材でお腹いっぱいになる為?と思ったりします。ミャンマー飯だと1日1.5~2食で余裕で事足ります。
>>y.kujimeさん
贅沢で我ながら心配です^^;
軍事博物館が無ければネピドーは素通りのつもりでした。軍事博物館楽しみです!(月曜休みなので明日ですけど)
ttps://www.tripadvisor.jp/Restaurants-g2036450-Naypyidaw_Mandalay_Region.html
こんなの見つけたけどそれだけの料理でるならいく必要なさそうだねぇ
>>ログボさん
あー・・・もうホテルのレストランは使うつもり無いです^^;
お得感あるってもやっぱ高すぎるんで・・・
今日はいつも通り道端のローカル飯でした(๑•̀ㅂ•́)و✧