パミール高原3日目!やっとムルガブ到着(2017年9月29日)

さろーむ!

今日はようやくパミール高原のムルガブに到着しました!

まだここw

3日目

 

昨夜はどう考えても今までで一番寒い環境での野宿になると思ったので、ありったけの防寒着フル装備で寝ました。上はシャツの上にファイントラックのミドルウェア、フリース、ダウンジャケット、アウター。下は薄手のズボン下、ズボン、ダウン、レインウェアと言う構成でした。靴下は2枚重ねしたものの、カラクール湖の野営の時点で既に足元が寒かったので、今日は靴を履いたまま寝る事にしました。大きめのビニル袋に靴ごと足をつっこんで、その状態で寝袋に入る感じです。

寝袋の外側にもシュラフカバー(シュラフを水濡れから守る目的の物だけど、保温機能もそこそこある)装備。これで寒かったらもう打つ手がありませんw

晩飯のチリが効いている最初の数時間はほかほかして気分良く寝る事ができましたが、その後はギリギリ寝られるくらいの状態でした。1時間寝て、30分起きてみたいな睡眠を繰り返す事に。

それでも靴を履いたまま寝ると言うのは予想以上に効果があって、足元はさほど冷たさを感じなかったのが幸いでした。また寒い野営の時はやろう。

夜中トイレに起きた時、めちゃ星がキレイだったんですが、正直寒すぎて星を見てる場合じゃなかったです。寒い中天体観測したり星を撮影する人たちは、よほどの情熱があるんだろうなぁと思います。ぼくにはとてもできない。

 

ようやく朝だー(›´ω`‹ )

一応、自分の近くに置いてある腕時計の温度計では0.6℃が最低でしたが、ちょっと体から離して置いてあった飲み水は、朝には3割くらい凍っていましたし、屋外に出してあったフランス御一行の飲み水ボトルは、ほぼカチンコチンに凍っていました。水1Lくらいが1晩で凍るってのは、かなりがっつり氷点下だったみたいですね。

日が昇ると一瞬で暖かくなりました。

夜中、かなり風が強かったようで、車がわさわさ揺れたと言っていました。テントは車の陰に張らせてもらっていたので、時々「あ、風強いなー」って思う程度でしたが、吹きっさらしだと温度的にヤバかった気がします。

 

朝はパンとコーヒーでのんびりしていました。が、ボクは高山病のせいなのか、2日連続の寝不足のせいなのか、頭痛と食欲不振になっていて、パン1切れしか食えませんでした。

朝9時過ぎにまったり出発。

「ムルガブまではあと60kmだから、あと3時間くらいだね~」と言われました。やっぱり時速20km計算やねんなw

 

ムルガブまでの道は途中から割とマシな道になったので、結局2時間くらいで到着しました。

ムルガブ

ムルガブは標高3,600mだから、かなり息が楽だなぁ。と、思った直後に「でも富士山と同じくらいやん」と言う事に思い至りました。スケールが違うなぁ・・・

フランス人御一行は、ムルガブで両替したり、ガソリンや水、食料を確保したりといろいろしていました。ボクは車から見えたゲストハウスを見て来て、今日はもうここに滞在する事にしました。本当は先に進みたい所ですが、ちょっと今日はゆっくりしたいです。

フランス人3人組の内、仏頂面ドライバーは「ドゥシャンベ(タジキスタンの首都)まで一緒にどう?」と仏頂面のまま誘ってくれました(やっぱり一番優しい)。旅人3人が半年過ごしている、ガラクタとロマンが過積載の車はなかなか居心地よかったですが、やっぱり時速20kmではボクのウズベキスタンビザが切れてしまうので、ここでキリ良くお別れする事にしました。彼らは今日も時速20kmで走れるところまで行くようです。

 

と言う事で、パミール3日目にしてようやくムルガブ到着!

実は1日目にオシュから乗ったシェアタクシーはムルガブまで行くやつだったので、カラクール湖で降りなければ、1日目の夜遅くにはムルガブに着けたのでした。軽い気持ちで降りてしまったばっかりに、いきなり1.5日遅れてしまいました。

 

少し標高が低くなったおかげで空腹になってきたので、さっそく飯を探しに外に出ます。

なんかアフガニスタンみたいな町だなぁと言うのが第一印象。行った事ないですけど。

日差しと風が強くて砂埃がひどいw

歩き始めて気づいたんですが、ボク歩く速度めちゃ遅ぇ

高度のせいなのか、2日間の寝不足のせいなのか、よく考えたらオシュ出発日からろくにカロリーとっていないからか、原因が思い当たりすぎて特定できませんが、全然足が前に出ません。今なら杖ついた老人にも負ける自信ある。

しかも飯屋らしきものがどこにも見当たらず・・・。行けども行けども何か機関の建物か、民家がずっと並んでいます。


おぉ、インターネットのマーク発見!

一瞬空腹を忘れて喜び勇んで入りましたが、中は大半使われて無さそうな部屋ばかりで、唯一使われてそうな部屋にもカギがかかっていて誰もいませんでした。残念・・・。

もしかすると開いている時間帯もあるかもしれないので場所を説明しておくと、バザールの前の大通りを西(アリーチャ方向)に向かって数百メートル、道路右手に立っている↓の写真の像の向かって右背後にあります。

ムルガブで藁にも縋る思いでネット環境を探している方は探してみて下さい。

かなりがんばって歩き回ったのに結局何も見つからず、宿の近くの売店でタマネギと卵を買って来て(それ以外まともな食材が無かった)、非常食として持って来た袋ラーメンを作る事にしました。

売店でマッチを買って来たから、今日はちゃんと火が付くのだ( ・´ー・`)

ちょっと目を離したせいで汁が無くなりましたが、タマネギと卵入りラーメン完成!

卵はあれです約47時間ぶりのタンパク質です。出発日にマスタバ(キルギス風お粥)に入ってた、細切れの肉が最後でした。卵が大事なタンパク質って、裸足のゲンみたいです。

ただ、宿の宿泊に晩飯と朝飯が付いてるらしいので、今日はそれに期待です。

 

宿は普通の民家みたいな感じ。ここはティールーム。

寝る部屋。

布団は自分で敷けって事なのかなーと思っていたら、後で宿の人が別の場所から布団を持って来て敷いてくれました。ここにあるコレは何?

トイレは1つだけで家の外。別で小さい建物があります。昔の日本の家屋みたい。

便器の代わりに、板に穴があいてるだけw

穴が2つ並んでるのは謎です。ここが既に個室だから2人で並ぶわけでもないだろうし・・・。まさか大用と小用(((;゜Д゜)))(違うと思う)

穴の中は暗くてハッキリ見えませんが、どうも溜め置きになってる感じではなさそうで、ただのだだっ広い空間が広がっているように見えます。底はかすかに岩肌が見えてるような。旅行者の数も知れてるから、自然分解でどうにかなるんだろうか・・・。

意外な事に臭気は微かです。乾燥した気候のせいでしょうか。臭う前に乾いてしまうイメージ。このトイレよりインドの飯屋前の方がよっぽど臭いと思います。

 

宿、雰囲気は良いんですが日暮れ前なのに既に寒くて不安です。暖房器具のような物も見当たらないし、夜は本当に暖かく寝られるんだろうか・・・。寝不足続きの今日なら、凍死ラインの気温でも寝てしまえそうで怖いです。

 

期待した晩飯はこんな感じ。

「この料理の名前何?」と訊くと、ちょっと困ったように「芋を・・・(ジェスチャーして)炒めた物」との事でした。特に名称は無いらしいですw

右のはジャガイモと少量のキャベツ、タマネギを炒めた物でした。まぁまぁおいしいんですが、大半ジャガイモなので後半飽きてきます。

左にちょっと見えている小皿は「サラット」と言われましたが、サラットは単にロシア語で「サラダ」を表す単語なので、こっちも名称不明です。刻んだキャベツやニンジン、トマト、パプリカ、タマネギなどを、甘酸っぱく漬け込んだ物でした。

サラット(教えてもらったからにはそう呼ぶしかない)は、大人の片腕がギリギリまわるくらいの巨大なビンに詰められていました。サラダと言うより、野菜が貴重なこの土地の漬物・保存食って感じだと思います。

 

さて、明日はさっさとムルガブから移動しないと・・・。それでは今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント一覧

  1. y.kujime より:

    高所では疲労が溜まるばかりで抜けないって聞いています。そのため時間かけてゆっくり登るんだとか、コーヒーとか茶の効果は疲労回復になるでしょうか。

  2. wolt より:

    >>y.kujimeさん
    コーヒーとかお茶のカフェインは、疲労物質を排泄するから疲労回復には良いと聞いた事はありますが、高所との関係はよくわかってないみたいです^^;
    本当は3,000m付近から日数をかけて徐々に上がるのが良いのでしょうが、パミールハイウェイはキルギス側の方が高いですからねー><

  3. ログボ より:

    北海道の住宅は室内の保温のために二重窓なのは知られてますが、
    その窓と窓の間にコーラの1.5リットルのペットボトルが若干凍りました(´・ω・`)

    糖分があるので凝固点降下で凍る温度(凝固点)は低くなるはずですが、
    それでも凍るんです(´・ω・`)

    凝固点降下:
    https://ja.wikipedia.org/wiki/凝固点降下

  4. baum より:

    あのブンブンクンパンとは違う種類だけど…やっぱりサバイバルゲームっぽい❗️誰が生き残るか?みたいな。早く身体が適応したらいいですねo(^_^)o

  5. wolt より:

    >>ログボさん
    へぇ~糖分あると変わるんですね。
    って、その凝固点効果のお話で、「標高高いと沸点が変わるけど、気圧で凝固点も変わるんでは?」と思って調べたら、高地だと凝固点は上がりそうですね。
    水の三相図の凝固点の傾きが垂直に近いから、沸点に比べると変化は微量そうですが・・・
    ボクが見た水は、数℃程度凍りやすくなってたわけですね(๑•̀ㅂ•́)و✧

    >>baumさん
    楽しんでるだとぅΣ(‘ω’)
    最終的に適応したかどうかは結局わからんです^^;

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