基本情報
ビザ
日本パスポートの場合、15日以内の観光目的の滞在であればビザ不要です。(2017年3月時点)欧州の一部の国ではビザが必要で、国境越えの際にはアライバルビザを取得する人が多数ですが、日本人はビザ不要ですので周囲に流されて間違えないようにして下さい。
言語
共通語はラオ語です。観光地では簡単な英語を話す人がそれなりにいますが、全然話せない人も多いです。カンボジアやベトナムと比べると英語達者な人は少ないように感じます。また、日本語で話しかけて来る人は(日本人と親族とかでない限り)ほとんどいないのも、ベトナムやカンボジアとは違うなと感じました。
お金・物価
通貨は「キープ」。キープ紙幣1,000キープ=14円です。(2017年5月5日時点)アメリカドルはほとんど使えません。入国前に両替しておきましょう。その代わり、タイバーツはホテルや大きめのカフェ、旅行会社では使うことができるようです。(ボクはタイバーツを持っていなかったので使っていませんが)アメリカドルやタイバーツに関しては、街中の両替商はレートが良いことが多いです。むしろ儲けが出てるのか疑問になるくらいの所もあります。物価は宿泊費を中心に安いですが、外国人が泊まるホテルがある地域に安食堂があまりなく、外国人向けのレストランに入ると日本で食事するくらいの費用がかかってしまいます。以下に一例を示します。(2017年4月時点の物価。変動する可能性あり)また、都市部や観光地にはたいていある「M-point Mart」というコンビニチェーン店がかなり良心的な価格で商売しており、下手に個人商店で買うよりも安く上がるのでオススメです。赤い看板が目印。ルアンパバーンでは茶色だったかな。
食べ物
詳しくは別記事としてまとめたので、こちらをご覧下さい↓↓[レポート]これがうまかった!ラオス料理5選ベトナム料理系のパクチーを使った料理と、タイ料理系のスパイシーな料理がありますが、どちらも控えめです。ラオス料理の一番の特徴はカオニャオ(もち米)でしょう。もちもちした食感が好まれているらしく、パンやとうもろこしまでもちもちしています。日本人としてはこのもちもちが一番うれしいかもしれません。
移動手段
街中の移動では上の写真のような、8人~十数人乗れる大型のトゥクトゥクが主流です。基本的に乗り合い。料金はカンボジアの4人乗りトゥクトゥクよりも高めです。都市間の長距離移動は飛行機か、ツアー会社のバスがメインです。ツアー会社の長距離バスのタイプには、Sheet、Sleeping、VIPの3種類があります。Sheetは普通の座席。Sleepingは中国やベトナムでも見かける寝台バス。VIPは畳一畳くらいの広さに2人寝るバスです。起きて半畳、寝て一畳って言葉が日本に有るって知ってる?とつい言いたくなりますが、空席が多くて1人で寝られるとかなり快適でしょう。公共の市バスは首都のビエンチャンにしか走っていないようでした。市バスに関する日記はこちら。バスと言い、トゥクトゥクと言い、一人旅にはちょっと向かない交通事情でした。
治安・街の雰囲気
首都及び観光地は、治安はとても良いです。ビエンチャンやルアンパバーンにはナイトマーケットがあり、女性や普通の若い子が暗くなってから歩いている光景も目にします。安心してナイトマーケットを楽しみましょう!道路を横断する際ですが、ベトナムのように「一定速度で歩けば避けてくれるだろう」感覚でバイクが来ている中渡ってしまうとドライバーがあきらかに動揺します。ベトナムのように交通量は多くないので、車が途切れてから渡るようにしましょう。
宿
詳しくは別記事としてまとめたので、こちらをご覧下さい↓↓[レポート]ラオスではここに泊まりました!安宿レポートドミトリーは1泊30,000~50,000キープ程度です。宿にもよりますが、部屋の掃除はそこそこOKです。たまたまかもしれませんが、水回りのトラブルもありませんでした。エアコン付の部屋に泊まるとドミトリーでも倍の値段するので、暑さが苦にならない人はエアコン無しの部屋を希望しましょう。
トイレ事情
多くの途上国と同じく、紙を流してはいけません。備え付けのごみ箱に捨てましょう。紙が備え付けられていないトイレもよくありますので、ポケットティッシュは持っておきましょう。
人柄
温厚で親切な人が多いです。首都ビエンチャンの人々はとても親切で、良い意味でまったく首都らしくありません。「世界各国、首都の人の温かさランキング」を付けたら、ラオスはきっと10位以内に入ります。ルアンパバーンは悪い意味で少し観光客慣れしていまっている感がありますが、ベトナムやカンボジアと比べると良い方だと思います。しつこい客引きもほとんど見かけません。普通に断ると普通に引いてくれます。以上、旅に役立つ(と思われる)ラオスの基本情報まとめでした!ぜひラオスで自分に合った旅行を楽しんでください。
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