【メキシコ】メリダのユカタン美術博物館と鉄道博物館へ。鉄道がアツイ(2020年1月29日)

オラー!

今回はメキシコのメリダでユカタン美術博物館と鉄道博物館に行ってきました!



の・・・・

喉が痛い!!!

昨夜から喉が変だったのでヤバいなーヤバいなーとは思ってたんですが、やっぱり起きてみると喉が痛くなっていました。あと鼻水が止まりません。完全に風邪です。それに関係あるんだか無いんだか、夜中は何回も目が覚めたので昨日に引き続き寝不足感もあります

7時にいったん起きて昨日と同じ朝食を食べた後、再度ベッドにごろん

 

10時半くらいに起きるといくぶん元気な気がしたので外出。

今日はメリダ観光最終日。メリダの中心部を見ないままメリダ滞在を終わらせるわけにはいかないですからね。

初めてまともにメリダの中心部に来ましたが、庶民的なショッピング街でとても活気があります。人も多い。

 

たぶんメリダで一番中心の広場。

 

広場を臨む大聖堂は定番。

 

体調的にあんまり人が多い所に長居したくはないので、中心部から離れてユカタン美術博物館(Museo de Arte Popular de Yucatan)へ。


 

入場料無料なのに、えらく立派なパンフレットをもらいました。

紙がやたらと良いし、中身も綺麗で、ちょっとした美術資料を見ているよう。これは保管しておこう。

展示はメリダのあるユカタン半島の伝統衣装や伝統の織物などがメイン。

 

お面などもあります。

 

建物自体も歴史があるみたいで、昔のバスルームにはなぜかヒョウの置物が2体置かれていました。どうしてそうなった。

 

外に出るとなんだか雲行きが怪しいですが、本日のメインに向かいます。

 

本日のメイン、鉄道博物館(Museo de los Ferrocarriles)


 

入口が少し引っ込んでいて、どこかちょっと廃れた感もあるので、通り過ぎてしまう所でした。

ここは入場料20ペソ(≒117円)

どんな鉄道博物館かまったく予想がついていなかったのですが、ギリギリ手入れされている空き地に古い鉄道車両がただひたすら並んでいる鉄道博物館でした。野性味があって良いですね

 

トイレにまで鉄道車両が流用されています。

 

だいたいどれも1900年~1950年製で、主にユカタン半島を走っていた車両らしいです。

 

ステキなのは、これらのほとんどの車両を好きに散策して良いと言う事。

 

入れる場所には入って良いし、開けられる扉は開けて良いし、触れる物は触って良い。ただし足元には気を付けてね。自己責任だよ。みたいな。

 

修繕のされ方が中途半端なぶんリアリティがあり、洗面台がすげぇ汚かったり、あとトイレが若干小便臭かったりします。

 

この辺に並んでいる扉も、開けられる所は開けて良いみたいです。

 

中身も完全にそのまんまなんですよね~。酸化した機械油の匂いが鼻をつきます。

あまり手が加えられてないのがむしろ功を奏しています。これは俄然楽しくなってきた

運転席もそのまま。

計器類までそのまま嵌ってるのは、結構レアです。でも昔の計器類って水銀いっぱい入ってたりするけど、大丈夫かな。水銀漏れたりして来ないのかな

外装はけっこう塗り直されているようです。

 

造られた年代がそれぞれ違うせいか、中身が車両によって違うので、1つ1つ見て行っても飽きません。

 

蒸気機関車も1台。

 

たぶん石炭をくべるところ。

こんなにしっかり内部を見たのは初めてかもしれない。だいたい閉まってるか、開いていても暗くて見えませんからね。

この辺はディーゼル車かな。

 

時々、屋根の上にのぼれる車両もあります。

1930年くらいの車両の屋根にのぼって”バッカーノ!”ごっこが出来ますよ!

外側が塗り直されてない車両はボロボロ。

これはこれで良いと思うんですよね風情があって。劣化が激しくなりそうなのが悩ましいですが。

車両にのぼる階段なども整備されておらず、鉄道に元々ついているこういうタラップみたいなのを上り下りするので、全部の車両で上ったり下りたりを繰り返しているとけっこう体力を消耗します。

 

この客車はどうしようもなく朽ち果てて廃墟みたいになっています。

よく見たらこの客車だけ1890年代の物でした。130年も経てばそりゃ朽ち果てるわな。

朽ち果てた客車にはさすがにロープが張られて入れなくなっていましたが、こんな感じで階段が錆びて半分無くなっているくらいの車両なら普通に入れます。自己責任で。

 

1つ妙にキレイな車両があるな、と思ったら、入ってみたらキッズスペースでした。

しかもけっこう充実してる!親が鉄道にテンション上がって子供の事をほったらかしても大丈夫になってるわけですね。

この車両も比較的スッキリした内装。

 

・・・なぜかパソコンデスクとスキャナとキーボードが。

博物館の事務所にでもしてたのかな。外観からは中が想像できないワクワク感も刺激的です。

ここは、いろんな映画やアニメのごっこ遊びが出来そう。

「早くこっちに飛び移れ!」みたいなやつ。

急に強い雨が降り出したので、さっきのキッズスペースの車両に退避。

ここには座れる椅子がある事をさっき確認してましたから。あれ、タンピコへの便もあったのかな

15分くらいで雨が弱まったので、散策再開。この車両は趣向が変わって、鉄道ジオラマが設置されていました。

 

まだ作りかけみたいで、奥の方1/3くらいには何もありませんでした。

 

小物展示用の車両も。

博物館の中に車両が展示されてるんじゃなくて、車両が博物館になってるのが粋。

この辺はもう比較的新しい車両。

 

これはデンマークの鉄道博物館でも見たな。人力で線路上を走る整備車。

 

いやー、楽しい鉄道博物館でした。今まで行った鉄道博物館の中でもかなり上位に来ます。超オススメ。ただ営業時間が14時までなので注意。

 

・・・しんど。テンション上がってちょっと体力使いすぎたかもしれない。晴れて来て暑いし。

 

それぞれ2階の窓から綺麗な柄の布が垂れ下がってるのがオシャレ。

意図して飾ってるのか、それとも単に室内の敷物を乾かしているだけなのか見分けがつきませんけど。

もう14時過ぎなのに腹が減らないと言うか、風邪のせいか腹まで痛くなってきました。体調が悪いと食べたくなるのがカップ麺ですよ。

南米でよく食べた、マルちゃん正麺のカップ麺。南米より圧倒的に安い6.6ペソ(≒38円)でした。例によってツナ缶を投入しています。

中南米のカップ麺って基本的にスープまで飲む前提で作られているので、あっさりしていて食べやすい。体調悪い時にぴったり。

カップ麺だけだとさすがにアレなので、リンゴ。

メキシコに来てから、かれこれ7つほどリンゴを食べていますが、どれも安いのに美味しい。高地があるから美味しいリンゴが育つのかな。

あとなんとなく喉ごしが良い物を食べたくてゼリー。

いやー、風邪っぴきのままアラスカに行きたくないので、次のカンクンでなんとしても完治させたいです。

体調悪い状態でいきなり極寒の地(マイナス25℃)に行くのが嫌なのはもちろん、新コロナが大活躍中の今、体調の悪そうなアジアンなんかが空港を歩いていたら問答無用で隔離されかねない。アメリカなら全然やりそう。

 

明日はカンクンに移動します。カンクンには5泊滞在予定なので、体調次第では数日おとなしく過ごします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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