南米の中では物価が高いイメージのチリ!!
今回はがんばらないバックパッカーがチリで結局いくら使ったのか?を大公開&分析!
チリ旅行総費用と内訳
※滞在日数は27日です。
※レートも物価も2019年12月~2020年1月時点のものです。
※2019年12月時点で1ペソ≒0.1432円です。
- 飲食費計: 172,078ペソ (24,642円)
- 宿泊費計: 257,036ペソ (36,808円)
- 交通費計: 194,250ペソ (27,817円)
- 観光費計: 31,000ペソ (4,439円)
- その他計: 23,693ペソ (3,392円)
- 合計: 678,057ペソ (97,098円)
これを円グラフで表すとこうなります。
1日の平均は25,113ペソ(≒3,596円)になりました。1日3千円は超えましたが、体感の物価の割には安く滞在できたなぁと思いました。
チリ旅行費用の分析&考察
食費について
食費は1日あたり6,373ペソ(≒913円)になりました。
食事は自炊がメインで、たまに外食する時は思い切って8,000~12,000ペソくらいの物を食べていました。どちらかと言うと、けっこう節約した方だと思います。
自分の場合はキャンプ(トーレス・デル・パイネ国立公園)では6日間、食糧全て持参の完全自炊でした。国立公園内で外食すると当然、街中で食べるよりはるかに金がかかります。ここをどうするかは割と大きいです。
また、外食するとたいてい、会計時に10%程度のサービス料が上乗せされます。表の看板に8,000ペソと出ていれば、会計時はたいてい8,800ペソと言う感じ。稀に無い店もありますが。最初はビックリするので心の準備をしておきましょう。
宿泊費について
宿泊費は1日あたり11,175ペソ(≒1,600円)になりました。全てテントもしくはドミトリーなのですが、ボクはチリ滞在の大半をパタゴニアで過ごしたので、宿泊費はかなりかかっています。
パタゴニア以外(サンティアゴ、バルパライソ)ではドミトリー1泊4,200~5,600ペソ(600~800円)と、とても安く滞在できます。パタゴニアは体感2.5~3倍くらいの価格で、おそらくパタゴニアとそれ以外の地域での価格差がもっとも激しいのが宿泊費でしょう。
なので、チリ滞在の予算を考える時は、パタゴニアとそれ以外の地域で別々に予算を計算した方が良いです。
交通費について
交通費は、パタゴニアはとにかくバス代が高く、それ以外の地域ではさほどでもない感じ。また、国境をまたぐ国際バスは値段が高い傾向にあります。ボクはパタゴニア滞在がメインだった(たいてい国際バス)ので、バスチケットを買うたびに血を吐きそうでした。プンタアレーナス⇒ウシュアイア(アルゼンチン)が片道35,000ペソ(約5千円)とか。
なお、夏季は首都サンティアゴからチリ側パタゴニア(プンタアレーナス、バルマセダ)へ片道2,400円~3,600円程度のフライトが出ていますので、パタゴニアへは飛行機を利用するのが圧倒的にお得です。※預け荷物+1,200円
観光費について
観光費は、トーレス・デル・パイネ国立公園の入場料と、マーブルカテドラルのツアー費のみでした。プンタアレーナスでペンギンツアーとかに参加するともっとかかりそうです。
その他について
その他費の半分以上が、トーレス・デル・パイネにトレッキングに行くにあたっての、宿への荷物預け代と、帰って来てからのランドリー代です。安い所を探す精神的な余裕が無く宿で頼んだので、どっちもそこそこの値段しました。
あとはキャンプのバーナー用のガスや、衛生用品。ただし、バーナー用ガス以外の物はアルゼンチンの方が安いので、日用品は出来るだけアルゼンチン側で買うようにしていました。バーナーだけはプエルトナタレスで2,500ペソ(350円くらい)と、アルゼンチンの半額以下でした。
チリの物価目安
旅行していて、大体こんなもんだったなーと言う感じで物価をまとめてみました。※2019年12月時点。変動する可能性あり。
記憶に新しいサンティアゴの暴動のきっかけになった地下鉄の運賃ですが、ボクは値上げ後に行ったんですが十分安いです。ただし、乗る時間帯によって値段が違い、朝夕の通勤ラッシュ時が最も高い値段設定になっています。混雑も酷いので旅行者はラッシュアワーは避けた方が良いです。
チリ旅行費用まとめ
チリは南米の中では物価が高いですが、質も良いので、上手に買い物すれば満足度の高い滞在になります。バックパッカー的にはずっと外食は無理な物価なので、上手に自炊を織り交ぜて行きましょう。
以上、「がんばらないバックパッカー」のチリ旅行費用まとめでした!
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