オラー!
今回はチリのプンタアレーナスからアルゼンチンのウシュアイアに移動しました!
今回の移動。640kmくらい。
朝飯を食べて、宿を7時15分に出発。
なんか怪獣の頭みたいなカットの木。
7時25分、昨日チケットを買ったBus Surのオフィスに到着。よく見たら待合室の椅子がバスの座席。
7時40分くらいから荷物積み込み開始。
バスは8時10分に出発。眠かったのでボクはすぐに寝てしまって、バスが停まった気配で起きると9時。カフェが併設されたガソリンスタンドで休憩との事。
あれ?1時間で休憩?と思っていたら、間もなく他のバスが入って来て、乗客が10人ほど、わらわらこちらに乗り換えて来ました。
たぶん、他の町から出て来たバスで、ウシュアイア行きの人はここで乗り換えなんでしょう。ここで乗客が一気に増えましたが、席はまだ3割ほど空いていました。乗客はほとんど外国人旅行者。
10時40分、またバスが停車し、ドライバーが客席の方に来て「全員降りて、歩いてフェリーに乗ってください」と言いました。あぁそう、とボクは立ち上がりましたが、ボクより前に座っている15人ほどは誰も動こうとしません。
ドライバーが後ろの方に来ながらまた「全員降りて、歩いてフェリーに乗ってください」と言ったので、降りようとすると、一番前の座席の乗客に引き留められました。
乗客「あなた英語話せる?」
ぼく「はい」
乗客「私たちはこれから何をするの?」
ぼく「バスから降りて・・・歩いてフェリーに乗る」
乗客「また同じバスに戻ってくるの?」
ぼく「そう」
乗客「フェリーは料金がいるの?」
ぼく「それは知らん」
もしかしてあれか、乗客のほとんどがスペイン語分からないのか・・・。
今までの南米は、外国人旅行者でもたいていスペイン語話せるか、同じグループの人のうち1人は話せるか、って感じでしたが、パタゴニアにはスペイン語をまったく話せない人も来るのかもしれません。
バスを降りると、南米でよく見る“車の積載スペースが船の大半を占めるタイプ”のフェリーが着岸したところでした。
ただし、今まで見てきた同タイプの中では一番立派です。ちゃんと屋根と壁に囲まれた、人が座るスペースがあるし、軽食バーや両替窓口もありました。ちなみにバスの乗客は船賃は要りませんでした。
狭いですが高い所にも上れます。
フェリーはすぐに出発し、20分くらいで対岸に着きました。
チリ側のイミグレーションには13時10分くらいに到着。出国審査自体は楽々通過しましたが、人数に対して窓口が少なすぎるので30分くらいかかりました。
再度バスに乗車して、更に30分ほど走ったらアルゼンチン側イミグレーション。こちらも窓口少なめで時間かかりましたが、無事に通過。前回の出国スタンプとかそんなん見てなかったです。何も質問されないし、すごくテキトー。
ちょうど15時くらいにアルゼンチン側のイミグレを出発すると、軽食が配られました。
え・・・このタイミングで軽食が配られるって事は、食事休憩を取らないってことですか・・・!?朝宿で食べたっきりなので腹減ったんですが・・・。
げんなりした気持ちでバスに乗っていたら、17時にベーカリーカフェで休憩がありました。
サービスエリアでもなくガソリンスタンドでもなく、町の中のベーカリーカフェです。なかなか変わった休憩場所です。
エンパナーダ。肉と、チーズ&玉ねぎを1つずつ。各50ペソ(≒92円)※ここからアルゼンチンペソ
肉は普通でしたが、チーズの方はなんかもうあり得なくチーズが入っていて、中身がほぼ全部チーズでした。玉ねぎにももう少し主張してほしかったですが、これはこれで幸せ。
チュロス。1本50ペソ(≒92円)。
外側がカリッとしていて、中にドゥルセデレチェのクリームが入ってておいしい。
カフェ内にあったビーバーの像。絶妙なリアルさでシュール。
フリーのお湯サーバー。
下に描かれた絵を見ると、マテ茶用のお湯サーバーである事がわかります。あぁアルゼンチンだなぁ。
19時10分、ウシュアイアに到着。
トータル11時間。4日後にまたこれと同じバスで戻るの憂鬱で仕方ない。
小雨がパラパラ降る中、宿に向かいます。
宿は、普通の住宅の庭にプレハブ小屋が建ってるような宿でした。このドアの取っ手すらない倉庫みたいなのがドミトリー部屋。
スーパーのパンコーナーが一気に貧弱になってしょんぼり。チリのスーパーのパンコーナーは安くておいしくて種類豊富だったんですけど。
やれやれ、深夜フライトの翌日に11時間バスは気分的にしんどかった・・・。
明日はツアーの申し込みをしたり町歩きしたりします。では今回はこれにて(=’ω’)ノ