【チリ】サンティアゴからプンタアレーナスへ飛行機移動。パタゴニア入り!(2019年12月19日)

オラー!

今回はチリのサンティアゴからプンタアレーナスに飛行機で移動しました!

今回の移動。2千kmくらい?遠すぎてよくわからん。

 

よくわからんので日本列島と重ねてみました

北海道から鹿児島本島では全然足りません。知床半島をサンティアゴに合わせると、プンタアレーナスは屋久島と奄美大島の間くらいに来ます。遠い。⇒使用サイト:The True Size




さて前回の続き。サンティアゴ空港内のダンキンドーナツでパソコンを広げ、くそ甘いラテ1杯でずるずる居座っていたボクでしたが、0時をまわったあたりで急に混雑し出したのと、迫りくる尿意に勝てなかったため退散。

その後は着替えたり、歯磨きしたりなどの雑用を済ませて、床に座って待機。

ボクのフライトは午前3時55分。国内線だからチェックインカウンターが開くのは2時間前、1時55分くらいかな?と思っていたら、1時をまわったあたりから人が並び始め、どんどん列が長くなっていっていたので、ボクも1時30分くらいから並び始め

列はどんどん伸び続け、ボクがちょうど中間あたりになりました。いや・・・人多くねぇ?

2時にチェックインカウンターが“一応”開いてリアルタイムでツイートしていたんですが、こんな状態。

プライオリティが全然プライオリティされてないって言う。いや、ボクは一般のレーンだから関係無いんですが、あきらかに隣のレーンから困惑が伝わって来てかわいそうになりました。

とりあえず仕方ないので並び続けますが、30分経ってもボクが一歩も進まない。だって唯一開いてるカウンターに、問い合わせ客が横からバンバン殺到していますもん。あれじゃ何も進まんでしょう。

フライトの1時間20分前、新たに4名の職員がやって来てようやく列が進み始めました。それでも行列が長いのでまるで間に合いそうに見えません

フライト50分前になってやっと10箇所くらいあるカウンターがフルオープン。それと同時に「プンタアレーナス!プンタアレーナス!」と呼ぶ声が聞こえてきました。おい、後発便の客が混ざっとるんかいこの行列!!!(|||´Д`)そ

ボクと、同じ便の人が列のあちこちからパラパラ抜けて、列をすっ飛ばしてチェックイン。ここで抜けてきた同じ便の人は10人もいないくらいでした。後発便が何時か知らんけど、ジャマ過ぎやん。ボクは国内線に1時(3時間前)から並ばないといけなかったのかい???

なんとかボーディングパスをゲット。レシートみたいにペラッペラで、乱雑に扱うと破れそうです。

 

幸いその後はとんとん拍子に進み、40分前にチェックイン完了30分前に荷物検査通過、ゲートが遠かったらちょっと嫌でしたが、ゲートは目の前だったのでちゃんとボーディング開始前にゲートに着きました

まぁいろいろ対応はあれですけど、荷物代込みで4,800円の航空券に文句は言えません。ていうか、今ここに悠々と座っている人たちは、3時間前にチェックインカウンターに並んでいたんだろうか。ここではそれが普通なんだろうか。

乗客の靴がゴツイあたり、あぁこれはパタゴニア行きの便なんだな、と言う事を実感します。2人に1人くらいの割合で登山靴かトレッキングシューズです。

 

パタゴニアとは

アウトドア用品のメーカー名にもなっているので言葉自体は一度は耳にした事があると思いますが、パタゴニアは南米大陸の南緯40度あたりからそれ以南の地域を指しています。

チリとアルゼンチン両国にまたがっており、国境はアンデス山脈です。世界遺産にも指定されている独特の自然と景観が広がっており、トレッキングも盛んです。山好き憧れの地がパタゴニアと言うわけです。ボクも本旅行で一番楽しみにしていた地域でもあります。

 

ちゃんと予定時刻までに搭乗も完了。国内線はまぁどうにかなるもんですね。出発は少し遅れて4時5分。もうほぼ朝やん。ようやく寝れる・・・。

 

 

起きると6時40分でした。

到着予定時刻が7時25分だから、出発の遅れを考慮するとちょうどあと1時間くらいで到着かな、なんて考えていたら、すぐに着陸態勢に入りました

7時10分、プンタアレーナス空港に到着

10分遅く出てなぜ15分早く着くのか。こっちとしてはもっとゆっくり飛んでほしかった(もうひと眠りしたかった)。

荷物受け取りレーンで常に最後の方に出て来るボクのザックは、今日はなんと3つ目に流れて来ました。こんな事、本旅行に限らず、今までの一人旅で初めてじゃないかな。

 

プンタアレーナス空港から市内までは20km。移動手段を何も調べていませんでしたが、インフォメーションで尋ねるとミニバスがあるとの事だったので、空港建物から出て右の方にあったミニバスに乗車。

出て左の方には、ここより北のプエルト・ナタレス行きの大型バスが停まっているのが見えました。ダイレクトで行けるみたいです。

プンタアレーナス市内までは一律5,000ペソ(≒725円)。

ちょっと割高な気もしましたが、出発前に乗客全員の行き先を聞いて、それぞれの目的地まで送ってくれるサービス付きです。中心部から離れた自宅の真ん前まで送ってもらってる人もいました。中心部以外の場所に行く人にはお得だと思います。ボクの目的地は中心部なのでいまいちお得感がありませんが。

と言う事で、ボクも目的地のホステルの真ん前に降ろしてもらえました。時刻は8時ちょうど。

・・・腹も減ってるし、いきなり宿の真ん前に降ろされても困る←町のバスターミナルとかで朝食食べるつもりだった人

ザックを持ったまま数分歩くと、もう開いているパン屋があったので、そこでエンパナーダを購入。1,300ペソ(≒189円)。

 

レンチンしてくれたから温かいけど、外側がしなっとしてしまってるのが残念。中身はひき肉と玉ねぎ、ゆで卵、塩漬けオリーブ。

 

外は寒かったので、宿に戻って中に入れてもらいました。まだ部屋は開けてもらえないので共有スペースでしばしツイッターを眺めて、疲れたのでひと眠りしようとしましたが・・・・・・あかん、心配で寝れない

実は、まだ明日の「プンタアレーナス⇒ウシュアイア」のバスが確定していないのです。1週間前にバス予約サイトで予約しようとしたら、チリ以外で発行されたカードを使おうとすると550円くらい加算されるシステムになっていたので、「残席数がヤバくなったら予約しよう」と先延ばしにしたところ、17日夜の時点で乗りたい便が表示されなくなっていたのです。

満席になったのか、あるいはシステム上の理由で直前の便は表示されなくなっているのか。毎日出ているバスではないので、明日(金曜日)のバスを逃すと次は月曜日。年始までの宿を予約してしまっている身としては、なんとしても明日のバスに乗りたい

と言う事で、眠いのに心配で寝れなかったので、バスチケットを買いに外出。

う、寒い。寒いし風が強い。季節は夏なんですけど、体感的には秋の終わりみたいな寒さです。空もまるで冬空みたいな透明感。

BUS SURと言うバス会社にやって来ました。


 

席が残っている可能性は半々と踏んでいましたが、ちゃんと席は残っていました。ウシュアイアまで35,000ペソ(≒5,077円)。

検索サイトで知ってはいたけど、高い。なんなら、今日乗ったサンティアゴからプンタアレーナスの飛行機より高い。でもこれでようやく安心しました。買えなかったら600km超えのヒッチハイクも想定していました。

 

このまま宿に戻るともう外出したくなくなるだろうな、と思ったので、少し町を散策。

小さい町かと思っていましたが、想像よりずいぶん都会でキレイです。

アフリカの街ってたいてい「想像>現実」でしたけど、南米の街はだいたい「想像<現実」です。ボクの想像が貧弱なだけかもしれませんけど。

5月21日通り(21 de Mayo)がプンタアレーナスで一番の大通りのようで、この通りに銀行が集中していました。

 

うみーぃ!٩( ‘ω’ )و

海沿いは特に風が強くて寒いけど、日差しはまぁまぁ強いです。でも天気悪いとかなり寒いだろうな。

海沿いの遊歩道には・・・船の一部?

 

どうやったらこんなに軸が曲がるんだろう。

 

昼は、エストファードと言うチリ料理、のレンチン版。

 

汁っぽくて味薄めの肉じゃがと言ったところ。

宿の電子レンジが超絶ヘナチョコで、最大出力なのにこれを温めるのに15分かかりました。コンロでお湯沸かして湯煎の方がまだ早かったろうな。

パタゴニア南部の地図

島の細切れ感がすごい。あの1つ1つの島はどうなってるんだろう。

 

さて明日はアルゼンチンのウシュアイアに移動します。前回の出国スタンプが無いので一抹の不安がありますが。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

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