【ボリビア】ワイナポトシツアー1日目!雪山練習日(2019年10月21日)

オラー!

今回はボリビアで2泊3日のワイナポトシツアー参加!1日目です!

 




 

出掛ける前に自前の朝食。11ボリビアーノ(≒173円)のツナ缶と1つ0.5ボリビアーノ(≒8円)のパン。

ツナ缶高過ぎだしパン安過ぎ。

ドアの向こうが気になるけど出ようとはしない宿ネコ。

 

ツアー会社に8時45分集合と言われていたので、ボクは8時30分に行き、持って行く荷物と置いて行く荷物を仕分け。

大きなズタ袋を貸してくれたので、置いて行く荷物は全部その中に入れて、ツアー会社の奥の倉庫に置かせてもらえました。

今回同じグループになったメンバーはこんな人たち。

  • ニコラス・・・フランス人大学生。英語、スペイン語、ドイツ語まで堪能。ほぼ通訳係になっていた。
  • カタルーニャ・・・本名忘れた。ガイドなどから「彼スペイン出身」等と紹介された時に必ず「カタルーニャだ!」と訂正するのでもう皆カタルーニャと呼んでいた。
  • イギリス人2人組・・・名前忘れた。内1人が何かとだらしないのであんまり好きではなかった。

ボク含めて5名。やっぱり2泊3日なので、キリマンジャロの時と違っていまいち仲間意識が芽生えないというか。まぁこんな感じのメンバーでした。

 

9時に駐車場に行き、荷物などを積み込み。

・・・が、イギリス人2人組がまだ来ないとかで、20分ほど待たされました。

車はハイエース。シートに全部ビニルがかぶせてあるあたり、さすが登山ツアー用の車だなと思いました。

 

9時20分に出発し、途中で薬局に寄ったり、商店に寄ったりしました。

ボクは買い出しは済ませていたので何も買わず。

途中、ちょっと道端に降りて「あれがワイナポトシね」と説明されました。

標高6,088メートルの山のくせに、えらく近く見えます。まぁ既に立っている場所が4,500メートルですからね。相対的に言うと1,600メートルの山みたいなもんです。

赤い湖の横を通過。

 

のんびり車で2時間走って11時15分、本日泊まるベースキャンプに到着。

標高4.800メートルです。ここまで車で来るなんてなんだかズルしているような気分です。

ベースキャンプと言いつつ、泊まるのは2階建ての立派な山小屋。

2階が寝室になっていて、マットレスがいっぱい並んでいます。人が多いとしんどそうですけど、幸い今晩はボクらのグループだけで広々と使えました。

1階のリビングも広くてゆったり。

 

12時に昼食。お弁当を温めて皿にひっくり返しただけみたいな。

チキンが・・・パサパサ!

 

本日はもうこれ以上進まないのですが、その代わり山小屋から少し先に行った所で雪山練習があります。12時半にガイドに連れられて出発。

1時間前まで晴れていたのに、いつの間にか霧に覆われています。

20分ほど歩いて雪・・・と言うかシャーベットみたいになった氷の斜面に到着。

茶色いので地面みたいに見えますけど、氷のかたまりです。

ここでクランポンを装備!

日本ではアイゼンって呼称の方が馴染みがありますけど、クランポン(もしくは複数形でクランポーネス)が世界共通語みたいです。

ちなみにボクは雪山装備は初めて。この雪山練習がしたいのもあって、ワイナポトシツアーに参加したのです。

クランポンを装備した状態で、しばらく氷の斜面をザクザク歩く練習。

 

次に氷の壁を登る練習。両手にピッケルを持って、7,8メートルほどのほぼ垂直な壁を1人1回登ります。

ロープに吊られてはいるのですが、落ちそうにならない限り引っ張ってはもらえず、ほぼ自力で登らないといけません

ピッケルがなかなか良い感じに刺さらなかったり、逆に刺さり過ぎて抜けなかったりと難しかったです。無意識のうちに握力をフル使用していたようで、降りて来ると何も握れなくなっていました

季節によっては、ワイナポトシ頂上を目指す途中でガチの壁登りをやるそうですが、今は垂直の壁を登るような事は無いとの事。良かった、これ登山の途中でやってたら一気に体力を持って行かれて大変だと思います。

隣では別のツアー会社が壁登り練習の準備をしている所でしたが、ガイドさんが命綱も無く壁を登って行っててプロっぽかったです。

 

山小屋に戻ると16時。思いのほか疲れました。

 

夕食までヒマなので山小屋周囲をうろうろ。

周囲に似たような山小屋が何軒かあり、それぞれ別のツアー会社が使っているようでした。

リャマが放牧されていたので、近くに普通の民家もあるんでしょうね。

 

ワイナポトシの登山マップ。

ボクらは明日の日中③Rock Campに行き、翌未明に⑤Normal Routeから①Summitを目指す予定です。

夕食までかなりヒマでしたが、この山小屋には普通に電気が引かれていたので、みんなスマホで映画見るなり音楽聞くなりして過ごしていました。キリマンジャロと比べると天国のような環境です。

19時に夕食。スープと、

 

パスタ&くずくずの肉じゃがみたいな。

他の方のブログで見たのよりショボいような。ツアー費用の安さはここに出てるのかな。

カタルーニャ氏が何かと「スペインじゃない!カタルーニャだ!」と訂正するので、イギリス人が「スペインはくそったれかい?」と尋ねると、「そう言うわけじゃないんだけど。父親はスペイン人だし。でもスペインとカタルーニャは違うんだ」と言っていました。

まさに最近カタルーニャの独立が再燃していますが、なるほど、1人1人がここまで「スペインじゃない」と主張するなら、あの混乱も納得できます。て言うか、正しいかどうかはともかく、もうカタルーニャの独立は避けられないんじゃないかな。

 

雪山練習が思ったより疲れたし、何よりやる事が無いので、20時半くらいには寝てしまいました

標高が4,800メートルある割には体感では全然そんな感じはせず、なんだか普通に過ごせています。もう2週間以上3千メートルより高い場所で過ごしていますからね。壁登りはさすがに息切れしましたけど。これならキリマンジャロよりも楽そうです

 

明日はハイキャンプ(ロックキャンプ)に移動します。では今回はこれにて(=’ω’)ノ

コメント

  1. JUN より:

    高山病に気を付けて、楽しんで下さい

  2. wolt より:

    >>JUNさん
    高地の経験を重ねるごとにマシにはなってますけど、完全回避は難しいですねぇ・・・。